暖かい日が増え、薄着で過ごすことが多くなってくる春、気になるのは体型のこと。脂肪燃焼を促し痩せ体質になるには代謝UPが欠かせません。
そんな中、手っ取り早く代謝を上げてくれると話題なのが「MCTオイル」。しかしどんなものなのか?どう使えばよいのか?いまいちわからないという人は多いのではないでしょうか。
先日、ダイエットやカラダづくりの様々なノウハウを紹介するウェブメディア「FYTTE」が主催する「MCTオイル体験会」が開かれ、MCTオイルの健康価値に関するレクチャーと、忙しい朝でも手軽にとり入れられる方法を実際に試食を通して体験してきました!
脂肪燃焼体質になるためにすべきこと
まず管理栄養士であり料理研究家でもある金丸絵里加先生からダイエットの本質とMCTオイルとはどんなものなのか?に関する講演が行われました。
金丸先生によると、太ると極端な食事制限や無理な運動をしがちで、それによって疲労や体力・免疫・気力が低下し、結果として失敗してしまうなど、多くの人が間違えたダイエットをしていて、その負のループに陥るとなかなか抜け出せなくなってしまい、さらに怖いことに太りやすくなってしまうこともあるといいます。
ダイエットのポイントは食事制限や運動にあり、最近注目の糖質制限ダイエットの本質には「ケトン体」という物質があるといいます。ケトン体を出せるカラダになれば、痩せやすくなるということが知られてきているそうです!
ケトン体は脂質からつくられるエネルギー源。私たちのカラダには糖燃焼回路と脂肪燃焼回路の2つがあり、この両方を使えるようになると代謝がアップし痩せやすいカラダになるそう。また、
ダイエットを健康的に続けるには、食べる量を極端に減らすことより、食べるものを賢く選ぶことが必要で、特にカラダづくりの三大栄養素、P(たんぱく質)F(脂質)C(炭水化物)バランスのうちの脂質の質にこだわった、上手な摂り方が大切だそうです。
痩せながら太りにくい体質へ!最強の油「MCTオイル」はここがスゴい!
脂質に代表されるのものに食用油がありますが、オリーブオイルやごま油、えごま油、アマニ油などはLCT(長鎖脂肪酸)と呼ばれ、こちらしか摂れていない人が多く、さらに脂質の質を上げるためにはココナッツやパームなどのヤシ科植物の種実に含まれる成分であるMCT(中鎖脂肪酸)100%のオイルを摂ることがおすすめだと金丸先生。
しかもMCTオイルは
・一般的な食用油よりもケトン体を産生しやすい
・素早く肝臓に入ることでエネルギーになりやすくカラダに蓄積されにくい
・蓄積された体脂肪を燃やすことをサポートしてくれるなど
3つの特徴があることから最強の油と呼ばれているんだとか!
実際にMCTオイル小さじ一杯を2週間継続摂取したところ、平均でウエストサイズが-1.8cmサイズダウンしたという調査結果も!
また太りやすい人と太りにくい人の差を調べてみたところ、太りにくい人にはケトン体が多く増加しやすい傾向があることが確認されたそうです。また、BMI23以上の太りやすい人を対象に2ヶ月MCTオイルを継続摂取してもらったところ、ケトン体が増加したという結果もあるので、太りやすいと感じている人も安心です。
いつもの食事にMCTオイルを“かけるだけ”!「脂肪燃焼タイパ朝活」のススメ
「脂肪燃焼タイパ朝活」とは、MCTオイルを使うことで効率よく脂肪燃焼しながら朝の時間を有効活用すること。MCTオイルは“かけるだけ”で脂肪燃焼体質を目指すことができるので、手軽に始められます。
そこで、実際にMCTオイルを試食!代謝を上げてくれることから朝に摂取するのがおすすめだそうで、定番の朝食メニューにMCTオイルを小さじ一杯かけたものとかけていないものを食べて比較してみました。
まずヨーグルト。MCTオイルを入れることで酸味が消え、まろやかな味わいに。
次にオートミール。食べにくいイメージのあったオートミールですが、ボソボソとせず、とっても食べやすくなり味わいに深みを感じました。個人的には一番好きだった組み合わせです。
納豆もタレの風味がマイルドに。今回はからしが入っていませんが、からしの風味もマイルドになるかも?
最後の生姜スープは旨味がアップし、生姜の辛味が緩和され飲みやすくなりました。
MCTオイルの調理の使い方に関して、加熱はNGで、あたたかいものには後からかけることに注意してほしいそう。それさえ気を付けてまえば無味無臭なので、どんな料理にも合いやすいのではないかなと感じました。
また食用油には美味しさや満足感を持続させる効果があり、これによって食べ過ぎを防ぐことができ、ダイエットに必要不可欠なものなんだそうです。
忙しい朝でも朝食にMCTオイルを小さじ一杯かけるだけで、痩せながら太りにくい「脂肪燃焼体質」になれるタイムパフォーマンスの良い朝活に!無理なく継続できる方法、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。