ジーユーでは、全国の20〜59歳男女500名に対して、ファッショントレンドに関する意識調査を実施しました。
4月から新しい環境への変化がある人の9割以上(93.4%)が、新しい環境で出会う人たちに対して第一印象を「好印象に思われたい」と回答
4月から新生活シーズンが始まるなか、全国の20〜59歳の男女に対して、自身に入社や転勤、引っ越しなど、新しい環境や場所への変化の予定があるか聞くと、全体の5人にひとり以上となる21.2%が「新しい環境や場所へ変化する」と回答しました。また、そのうちの9割以上となる93.4%が、新しい環境で出会う人たちに対して、第一印象を「好印象に思われたいと感じる」と回答するなど、新しい環境に対する自身の第一印象を重要視していることがわかりました。
8割以上(85.8%)が、新生活を機に何かを新しく始めてみたいと回答。「新しいファッション、美容に挑戦したい」(51.6%)人が半数以上と、印象づくりへの意識も
新しい環境や場所への変化がある人のうち、実に8割以上となる85.8%が、新生活を機に何か新しいことを始めてみたい、または取り組んでみたいと感じていると回答しました。具体的にどのようなことを始めてみたいか聞くと、1位の「新しい趣味」(52.7%)、2位の「新しいファッション、美容」(51.6%)に挑戦したいという回答が半数を超える結果となりました。第一印象を重視する人が多いなか、ファッションや美容が、新しい自分の印象を形作るきっかけになると考えている人が多いことがうかがえます。
ファッショントレンドをコーディネートに取り入れている年齢の境界線は、女性32歳、男性33歳と、男女ともに32〜33歳前後が境に
ファッションの流行や、毎年のトレンドアイテムを自身のコーディネートに取り入れているか聞くと、「取り入れている」人が41.8%、「取り入れていない」人が58.2%となりました。ファッショントレンドを取り入れていない人のうち「以前は取り入れていたが、現在は取り入れていない」(19.0%)人に対して、何歳ごろから取り入れなくなったか聞くと、平均年齢が女性32.0歳、男性33.3歳、全体32.5歳という結果に。男女ともに30歳を過ぎた32〜33歳前後が、トレンドファッションを取り入れている年齢の“境界線”となり、徐々に世の中のファッショントレンドを取り入れなくなっていることがわかりました。
流行やトレンドアイテムを取り入れない理由1位は「トレンドがわからないから」(41.2%)。トレンドに限らず、自分に似合うファッションがわからない人が6割を超える(67.8%)なか、およそ2人にひとり(48.4%)は、似合うものは着てみたいと回答
ファッションの流行や、毎年のトレンドアイテムを自身のコーディネートに取り入れていない人に対して、その理由を聞くと、「トレンドがわからないから」(41.2%)が1位となり、次いで「流行が過ぎていくのが早いから」(28.9%)、「自分の好きなファッションスタイルがあるから」(28.9%)が続く結果となりました。ファッショントレンドを取り入れなくなる要因は、“トレンドについていけなくなること”と、“自分のファッションスタイルが確立されていくこと”の大きく2つとなっていることがうかがえます。また、全体の6割以上となる67.8%が、トレンドアイテムに限らず自分に似合うファッションのスタイルがわからないと回答するなど、自分の骨格や体型に合う形やデザインのファッションアイテムがどういったものなのか自分ではわからない人が多いことが見受けられます。
一方で、「トレンドがわからないから」と回答した人のおよそ2人にひとり(48.4%)は、自身に似合うトレンドファッションは着てみたい、身につけたいと感じると回答するなど、「自分ではわからないが似合うなら着てみたい」という意見が一定数あることがわかります。
6割以上(61.0%)が、年齢によってファッションのスタイルが変化したと回答。成人以降ファッションが最も変化した年齢は、男女ともに29歳と、“30歳前後”がファッションにおける変化の年齢に
成人以降、年齢の変化に応じて自身のファッションのスタイルが変化したか聞くと、全体の6割以上となる61.0%が「変化した」と回答しました。さらに、成人以降最もファッションのスタイルが変化した年齢を聞くと、平均年齢が女性29.0歳、男性29.5歳、全体29.2歳と、男女ともに29歳がファッションのスタイルが変わる境界線となっていることがわかりました。トレンドファッションを取り入れる境界線である“32〜33歳”も含め、男女問わず“30歳前後”が、ファッションにおける変化の年齢であることがうかがえます。
ファッションを検討する際に参考にするもの1位「ブランド公式HP、公式SNS」に次いで「第三者の意見やおすすめ」(24.6%)。1ヶ月でファッションにかけている平均金額は「9,131円」という結果に
自身に似合うファッションアイテムをどのように探しているのかについて、購入するファッションアイテムを検討する際に参考にするものを聞くと、1位は「ブランド公式HP、公式SNS」(27.2%)、次いで「第三者の意見やおすすめ(家族、友人、先輩、アパレル店員 等)」(24.6%)、「ファッション雑誌」(19.2%)という結果になりました。ブランドの公式サイトやSNSに加え、第三者からの意見が自身に似合うアイテムを見つけるために重要なソースとなっていることがわかりました。
また、ファッションにかける1ヶ月あたりのだいたいの金額を聞くと、お金を一切かけない(0円)の方を含め、平均9,131円という結果となりました。総務省による2023年1月度の家計調査でも「被服及び履物」にかける月間の支出は10,203円(※1)と、世帯規模によって異なるものの、月間1万円前後がファッションアイテムにかける費用の平均値であることがうかがえます。
-- ※1:https://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/tsuki/pdf/fies_mr.pdf--
まとめ
全国の20〜59歳の男女500名を対象とした新生活およびファッションに関する意識調査により、自身の印象づくりやファッションへの考え方に関する最新の実態が見えてきました。新生活を機に何かを新しく始めてみたい人の半数以上(51.6%)が「新しいファッション、美容」を挙げるなど、印象づくりへの意識の高さがうかがえる回答もあり、新生活に向けて新しい環境への挑戦を控えている人にとって、第一印象が一つの重要なコミュニケーション手段となっていることが見受けられました。
そのなかで、ファッションの流行やトレンドアイテムをコーディネートに取り入れている人は41.8%となり、女性は32歳、男性は33歳を“境界線”に、トレンドを取り入れることが少しずつ減っていく現状も明らかに。しかし、その理由の多くは、「トレンドがわからないから」(41.2%)、「流行が過ぎていくのが早いから」(28.9%)など、「わからない、ついていけない」ことが要因として大きいことも判明。さらに、「トレンドがわからないから」と回答した人のおよそ2人にひとり(48.4%)は、自身に似合うトレンドファッションは着てみたい、身につけたいと感じると回答するなど、「自分ではわからないが似合うなら着てみたい」という意見が一定数あることがわかりました。普段ファッションアイテムを検討する際に参考にしているものでは「ブランド公式サイト、公式SNS」(27.2%)に次いで「第三者の意見やおすすめ」(24.6%)となり、第三者からの目線や感想が自身に似合うアイテムを見つけるための重要なソースとなっていることがうかがえます。
ファッションアドバイザー「おしゃリスタ」
ジーユーでは、ファッションアドバイザー「おしゃリスタ」が、店舗でお客様ひとり一人に似合うファッションスタイルやトレンドアイテムの着こなし提案を行っています。今のファッションの流行やトレンドアイテムを知りたい方や、着こなし方がわからないと感じている方に対して、似合うスタイルの提案や、どのようにトレンドアイテムを取り入れるか、長く着回していくコーディネートのコツなどを、お客様一人ひとりに寄り添い提案を行っています。一部店舗ではパーソナルカラー診断・骨格診断などの専門知識を身に着けた「おしゃリスタ」による接客サービスも体験できます。「おしゃリスタ」は本調査で浮かび上がってきた新生活で新しいファッションに挑戦したい方、「トレンドファッションの“境界線”」を突破したい方の第一歩をお手伝いします。この機会に「おしゃリスタ」のサービスを試してみてはいかがですか?
【調査概要】
調査期間:2023年3月8日~3月15日
調査テーマ:ファッショントレンドに関する意識調査
調査対象者:20〜59歳の男女500名
調査方法:インターネット調査