日本で最も使われている恋活・婚活マッチングアプリ「Pairs」(ペアーズ)を運営するエウレカが、2022年11月に三重県桑名市と締結した「独身男女の出逢いの機会創出等に向けた連携協定」に基づく連携事業を今年5月に開始。
エウレカでは未婚化・少子化課題の解決に向け、これまでの活動で得られた知見を実効力のある取り組みへと躍進させるべく、こうした事業を行っています。
(恋愛)活動人口を増やす各種施策がスタート
事業の開始に伴い、5月24日(水)、桑名市長・エウレカCEOの山本氏・Pairsコンシェルジュ2名が登壇し、連携事業に寄せられた市民からの意見・コメントや、 今後の連携施策の予定について語るトークセッションも行われました。
ペアーズ(エウレカ)と桑名氏は、連携協定を結び、今の子ども・若者の考えや気持ちに寄り添った施策を実施し将来の「生産年齢人口」を獲得・確保するべく「ペアーズ×桑名市」協定週間イベントを実施。
5月22日(月)〜5月27日(土)がその協定週間にあたり、桑名市内のイオンモールでの恋愛お悩み相談会やオンラインセミナーなどの企画を行いました。
市民向けのオンラインセミナーやPairsコンシェルジュ相談会では、Pairsをうまく使うための知識を提供するほか、参加者へPairsが利用できるクーポンを配布。
都心に住む人や若い人の間では徐々に広まりつつあるマッチングアプリですが、興味はあってもまだどんなものかわからず不安だという人たちに理解を進めてもらう機会を作りました。
Pairsと桑名市がタックを組んで(恋愛)活動人口を増やす
Pairsが行った調査から見えた課題の中に、地方では日常生活で出会いがない、お相手探し活動をする人が少ない、というものがありました。一方、桑名市側の課題には、人口の減少、将来の生産年齢人口の獲得があります。
そこで、Pairsは「恋愛を促進させる機会」を提供し、桑名市は市民からの認知と信頼(市としてのバックアップ)を提供。二つがタックを組むことで、(恋愛)活動人口が増えていくことを目指します。
そんな今回の取り組みのキーとなったのは、実は桑名市長の伊藤さんの熱意だったのだとか。
結婚する人が減り、激減している出生率。もちろん「結婚は個人の価値観で行われるものではあるが、子供減っていく要因は出会いたい時に機会がないからということもある、そういう時にその(出会いたいという)希望が叶う社会にしたい」と語った桑名市長。
エウレカのような企業と地方が連携していく取り組みは、今後の日本の課題を解決する大きな一歩だと言えるのではないでしょうか。
このような取り組みが広がり、出会いたいと思ったときに出会える、子どもが欲しいと思った時にきちんとその準備ができる、そんな世の中になっていっていくといいですね。