総合プロデュース企業である八芳園は、"交流文化創造をリードする企業"として、あらゆる分野における"交流を創造"するため、「交流文化創造」という市場を創出し、観光産業に貢献すると発表。その事業構想を発表する記者発表会「交流文化ルネッサンスSHOWCASE」を開催しました。

交流文化創造をリードする企業へ

記者発表会「交流文化ルネッサンスSHOWCASE」で八芳園は、観光産業に貢献するべく、「交流文化創造」という市場を創出していくと発表。

創業80年の歴史の中で培ってきた"ワンストッププロデュース"を強みとし、文化や芸術、産業やビジネス、言語や教育、そしてすべての地域や国を超えて、あらゆる分野における"交流を創造"する取り組みを行います。

観光産業×交流文化創造

終戦を前に、創業メンバーにより掲げられた八芳園の存在意義「我々は、国民食生活の奉仕者である。我々は、日本観光の奉仕者である。」という考え方は、80年間変わることなく受け継がれてきたもの。
この存在意義と、時代に求められた様々な新しい挑戦を繰り返しながら培ったワンストッププロデュース力を結集し、八芳園は観光産業の中に創出する新たな市場、「交流文化創造」をリードしていきます。

八芳園が創出する「交流文化創造」という市場における"観光"とは、ただ地域へ人を促すだけに留まらず、人と人とが交流するひとつの文化としての"観光"です。東京都白金台というひとつの場に限らず、その土地の人を訪ね、文化を学び、地域の魅力を体験する場を創り上げる、交流人口と関係人口の創出に努めます。

地域を磨く交流文化

2020年8月には、東京・白金台にポップアップ型ショールーム「MuSuBu」をオープンし、全国各地の自治体や生産者、企業や学校関係者とともに100以上のポップアップイベントを週替わりで開催し、主に"人"や"食"を通じて各地の魅力をPR。

交流によって文化に触れ、新たな市場を創ることによって、世代を超えた交流を生み出し、地域の交流文化を磨いていきます。

一新したコーポレートロゴを発表

八芳園はさらに、創業80年の節目にコーポレートロゴを一新。新たなロゴは交流文化創造をリードする企業として新しい事業領域へとチャレンジしていく意味を込めた、"「新たな道」を開く"というコンセプトで作成。
歴史と継承を基盤に成長していきたいという想いから、現在のロゴのモチーフと、インフィニティ"無限の進化"というコンセプトも加えています。

茶室や創作料理の演出も

発表会では、プロジェクト庭園の入口である木戸門を受付とし、庭園の中央では福岡県大川市の職人と共同開発した組み立て式茶室「無常庵」で来場者に日本茶(鹿児島県産の新茶)を振舞ったほか、八芳園が歴史の中で培ってきたワンストッププロデュース力を活かし、これまで八芳園が手掛けてきた地域プロデュースと空間デザインが体感できる空間を演出。月のオブジェが照らす中、群馬県の銘酒「水芭蕉(永井酒造株式会社)」と、"樹・土・水"をテーマに群馬県産の食材を使用した料理が提供されました。

(左)群馬県「ハモンミナカミ寿司」(右)岩手県久慈市「クランブルケーキ」「山葡萄マカロン」

さらに、八芳園が連携する自治体の食材をはじめとする12地域の食材を使用し、ジャンルを超えた新たな価値を創造する料理も紹介。地域で育まれた素材本来の味わいを生かしながら、生産者の想いやその土地の魅力を伝える、まだ見ぬ新しい価値を引き出すフードデザインの力を魅せました。

参加型「交流文化創造」デモンストレーション『RHYTHM MIX WORLD』

また、八芳園が新たに提案する交流文化創造コンテンツのひとつとして、世界のリズム×日本のリズムを掛け合わせた参加型デモンストレーションも開催しました。

世界的なサルサバンド「オルケスタ・デ・ラ・ルス」のメインヴォーカル&作詞作曲家を務めるNORA氏による「NORA Special Latin Unit」のサルサと、「高円寺阿波おどり 朱雀連」による日本の三大盆踊りのひとつである「阿波踊り」を掛け合わせ、異なる文化的背景を持つ音楽のリズムの交わりを通して、多様な価値観・異なる文化間を超えて生まれる交流を演出。

総合プロデュース企業 八芳園としての新たなスタートを切るにふさわしい非常に勢いのあるイベントとなりました。

創業80年を迎えさらにパワーアップした八芳園。インバウンド需要なども増えていく中、「交流文化創造」をリードする企業として存在感がますます高まっていきそうです。

総合プロデュース企業 八芳園

創業80年、東京・白金台にて、400年以上の歴史を重ねる広大な日本庭園を有する八芳園は、これまで歴史ある東京の結婚式場として広く知られてきました。現在では、宴会・レストランの企画・運営、MICE事業の推進、社会貢献や地域活性化を目的とした協働・連携による商品企画やイベントプロデュースなどに取り組み、既存事業の枠組みにとらわれない「総合プロデュース企業」として展開しています。

創業80年をひとつの節目とし、八芳園は「交流文化創造」をリードする企業として、観光産業へと貢献していきます。
「日本のお客様には、心のふるさとを。海外のお客様には、日本の文化を。」を企業理念に掲げ、歴史や文化を守りながら日本の魅力を世界へと発信し続けてきた八芳園は、これまで培ってきた"ワンストッププロデュース力"と八芳園が抱える経営資源(リソース)を活かし、東京・白金台の地にとどまらない、交流文化を創造する企業として取り組みます。