コーヒーの香りが爽やかに広がる猛暑にぴったりのアレンジドリンク【コーヒーソーダ】をコーヒーのプロが解説!おいしく作るコツや爽快なアレンジドリンクを先取り

夏になると、シュワッと爽やかな炭酸飲料が飲みたくなりますよね!
炭酸とアイスコーヒーを掛け合わせた「コーヒーソーダ」はご存じでしょうか?作るのも簡単で一度口にすると"コーヒー×炭酸”の爽快感がクセになります。UCCコーヒーアカデミー専任講師・ジャパンハンドドリップチャンピオン2014土井 克朗氏から家でおいしく作るコツ、アレンジレシピをご伝授いただきました!

コーヒーソーダとは

「コーヒーソーダ」は、コーヒーに炭酸水を加えたアレンジドリンクで、「炭酸コーヒー」「スパークリングコーヒー」などとも言われ、海外ではエスプレッソにトニックウォーターを加えた「エスプレッソトニック」などがあり、暑い夏にぴったりなドリンクとして広く一般的に楽しまれています。

1950年頃に日本で最初の「炭酸コーヒー」が販売されたものの日本では広く定着するまでには至りませんでした。その理由として、一説では、苦味の強い(焙煎の深い)コーヒーが一般的であったため、味わいが強すぎたのではないかともいわれています。

コーヒーソーダに再注目!アルコール代わりにも

近年『糖分は取り過ぎたくないけど、爽快感や刺激は欲しい』という健康志向の高まりにより無糖炭酸水がブームになっており、自宅でお酒の代替として炭酸水を愛飲するという人も増えてきています。

ノンアルコールで罪悪感なく爽快感が味わえ、後味もスッキリした夏にぴったりの清涼感があるドリンクとして「コーヒーソーダ」は一部のファンから根強い支持を得、UCCグループが展開する上島珈琲店からは毎年夏の風物詩としてスパークリングコーヒー『冷珈(レイコー)ソーダ』が販売されるなど各社より「コーヒーソーダ」が続々登場しているそうです。

コーヒー豆本来の特徴を引き出した「最高の一杯」を

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いつでもボタンひとつで味わえるUCCのカプセル式ドリップコーヒーシステム「ドリップポッド」

こちらを使って、濃く抽出したエスプレッソ、ドリップ式のコーヒーや、水出しコーヒーなどを抽出し、ソーダと合わせるだけで爽やかな「コーヒーソーダ」が自宅でも簡単に作れます!

コーヒーや炭酸の選び方

●産地(コーヒーのフレーバー)
・ハワイ、エチオピアなどフルーティな味わいのものはあっさりと
・コロンビア、グァテマラなどコクのあるものは味のコントラストを楽しめる
●コーヒーの特徴
・焙煎が深い(焙煎香が強い)ものはよりコーヒーらしい苦味が際立つ
・スペシャルティなど甘い香りをもつものは、よりフレーバーを感じる

炭酸の気泡がはじけることにより、コーヒーの苦味・酸味などの味わいと香りをより味わうことができます。

オススメの炭酸水は天然のもの、強炭酸だと強めの刺激が味わえます。

「つなぎ」としておすすめの甘み(ガムシロップ、黒糖、はちみつ、アガベシロップ)。試飲会では黒蜜をいれたものをいただきましたが味に深みと濃くがでて美味しかったです。

UCC直伝!初めてでも飲みやすい「コーヒーソーダ 」レシピ

試飲会では2種類のオリジナルコーヒーソーダをお試しさせていただきました!

左)アイスコーヒー  右)コーヒーソーダ

基本の「コーヒーソーダ」
DRIP POD 鑑定士の誇りアイスコーヒー 1個(70ml)
・炭酸 100ml
・ガムシロップ 大さじ1
・かち割り氷 適量

炭酸が抜けないように、炭酸水を注ぐときに氷に当てないようにゆっくり注ぐのがコツだそう!

「大人のビター柑橘ソーダ」
DRIP PODモカ&キリマンジァロ 1個(70ml)
・トニックウォーター 100ml
・輪切りレモン 4切れ

先にトニックウォーターを入れてからコーヒーを注ぐときれいな二層になります。

7月新作「サマーブレンド」
夏のまぶしい日差しの中でも楽しめる、ジューシーで果実味溢れる味わい。
フレーバー:ストロベリー、ピーチ、マスカット、グリーンアップル

drip-pod.jp

”コーヒー✕炭酸” はじめての体験でしたが、喉越しよく、後味すっきりで蒸し暑い日本の酷暑を乗り切るのにぴったりのドリンクでした。みなさまもぜひお試しあれ!