東京随一のオフィス街、田町。そんな田町の駅からすぐなのに、ちょっと非日常を感じられる空間があるのをご存知ですか?それが、プレミアムライフスタイルホテル『プルマン東京田町』。今回はそのレストランでスタートした、夏のディナーコースをご紹介します!

ファインダイニング「KASA」

今回ご紹介するのは、『プルマン東京田町』の2階に位置する、ファインダイニング「KASA」。解放感溢れる明るい店内は、ライブ感たっぷりのオープンキッチンに、ゆったりできる座席、そしてさりげない和のデザインがおしゃれに光る空間です。

こちらでいただけるのは、地中華料理をベースに、日本の旬の食材や和のエッセンスを取り入れたオリジナルのフュージョン料理。エグゼクティブシェフの福田さんは、ニュージーランドやオーストラリアなど世界各地で経験を積んだ、一見ホテルシェフには見えない(?!)、ワイルド系イケメン♡そんな福田シェフが生み出すお料理は、ここでしか味わえない多様な食文化の融合が魅力です。

季節ごとにメニューが変わる「KASA」のメニュー。この度、6月1日からスタートした夏のメニューをいくつか試食させていただきました!

見た目にも味にも、サプライズの連続!

今回は、3種類あるディナーコースの真ん中、4プレートのコースをいただきました。

まず一皿目は、ピキージョのバカラオ詰め サルサブラバス ハモンセラーノ 夏野菜のラタトゥイユ。メニューを読んでいるだけでは、想像もつきません…!そして登場したのがこちら。
えー!見てもわからない!!!

スペインの家庭料理をアイデアに生まれたというこちらは、「バカラオ」と呼ばれる塩鱈のコンフィを、じっくり焼いた甘みのある赤ピーマン(=「ピキージョ」)に詰めた一品。

スペインの生ハム、ハモンセラーノで巻いた、なめらかなインカのめざめのコンフィと合わせていただきます。上に乗るのは、夏野菜のラタトゥイユ。口に含むと、インカのめざめの優しい味わいが、家庭料理を彷彿とさせるほっこり感♡そこに、夏野菜の爽やかさ、そしてパプリカ風味のソース「サスサブラバス」の軽やかな辛みが絶妙に合わさり、一気にホテルの味に昇華しています。

二皿目に登場したのがこちら!!何に見えますか?!

そう、スイカ!福田シェフの遊び心が光るこちらは、太刀魚の直火焼き 佐土原茄子のファルス ウォータメロンガスパッチョ。一皿をスイカに見立てた、魚料理です。直火で網焼きにした旬の太刀魚に、オリーブのタプナードを挟み、スイカのガスパッチョと合わせた一皿。太刀魚もまさか、こんな形でスイカと出会うとは思ってもみなかったはず…ですが、この出会いが感動的な美味しさ…!

ふわっと柔らかく香ばしい太刀魚に、ジューシーなスイカの甘み、そして、なすの最高品種と言われる宮崎県産「佐土原茄子」のとろけるような食感が不思議とマッチ。このスイカのガスパッチョが美味しくて、思わずスプーンをお願いしてしまいました…(恥♡)

お料理に合わせるドリンクも、セレクションが充実。特にワインは、季節ごとに変わるこだわりのラインアップだそう。今回いただいたワイン「KONO」は、ニュージーランドの先住民族マオリ族が運営するワイナリー「トフ」のワイン。

ニュージーランドらしい、とっても爽やかな味わいで、冷していただけば夏の夜にぴったりです!

メインのお肉料理は、鴨胸肉のロースト ズッキーニフリット ペコリーノポレンタ イチジクソース。鴨蕎麦の鴨くらいを想定していたら、この分厚さ!嬉しいサプライズです♡

皮はパリっと、身はしっとり柔らかく焼き上げられた、美しい赤身。聞けば、鉄板で2時間じっくり火を通しているのだそう。いちじくと鴨の骨からとったソースが、鴨のジューシーな旨味を引き立てます。

トウモロコシのポレンタに、フェタチーズがとろけ出すズッキーニのフリットを添えて、食感にも変化が。さすがメインの重厚感ある一皿で、大満足の味わいです。

“ラムバサダー”によるラム料理はオーダー必須!

ところで、エグゼクティブシェフの福田さんは、オーストラリア政府公認のラム肉アンバサダー「ラムバサダー」だそう!そんな福田シェフのおかげで、アラカルトにもラム肉メニューが数多く並びます。スパイシーラムケバブや、オーストラリア産ラムのタンドリーなど、気になるものが沢山…!
ディナーコースの中でも、5プレートのコースのメインには、オーストラリア産ラムチョップのローストが登場します。

美しい赤身はシズル感たっぷり!塊の状態で丁寧に焼き上げたお肉は、お肉らしさを存分に楽しめる味わいながら、独特の臭みは全く感じません。ラムのジューシーな脂を、付け合わせのキュウリとフェタチーズのムースがとっても爽やかに流してくれて、このループはいくらでも食べられそうな美味しさ…!!さすがラムバサダー、美味しいラムの食べ方をご存知です。

4プレートコースのデザートは、トロピカルフルーツとヨーグルトのデグリネゾン。こちらはパティシエが作る繊細な一皿で、フレッシュなマンゴー・パイン・パッションフルーツに、ベルガモットのジュレ、粉雪のように軽やかなヨーグルトのグラニテがひんやり♡

お腹がいっぱいだったはずなのに、やっぱりスイーツは別腹。最後まで夏気分を楽しみながら、すっきりといただけます♬

爽やかな夏の夜には、ノンアルコールの自家製レモネードもおすすめ。レモンや生姜を絞って煮詰め、エルダーフラワーのシロップと合わせた爽やかな味わいで、色合いも可愛らしく、食後の一杯にもおすすめです♡

そんなこんなで、あっという間に過ぎてしまったディナータイム。4プレートって、軽いかな?と思っていたのですが、すっかり満腹&大満足気分でした。
ホテルレストランながら、ディナーコースもサービス料なしでいただける優しさも嬉しい限り。天井が高く開放的なお店は、夏の女子会やデートにもぴったりです♡

プルマン東京田町のKASAでいただける夏のメニュー、今回はディナーを紹介しましたが、ランチコースもとっても人気の模様。是非チェックして、訪れてみてくださいね!

プルマン東京田町 KASA「夏の新メニュー」概要
期間:2023年6月1日~8月31日
時間:ランチ12:00~14:30 ディナー17:00~21:30
料金:ランチセット3,300円~、コースディナー4,400円~(税込み)