自然とアートが融合するリゾート【art biotop(アートビオトープ)】
自然と融合するリゾートという二期倶楽部の思想を受け継ぎ、二期倶楽部の創業20周年を記念した文化事業として、2007年にオープンした 国内外のアーティストの滞在制作を支援する「アートビオトープ レジデンス」同じ敷地内に、2020年秋には、建築家 坂茂氏による「アートビオトープ スイートヴィラ」(14棟15室)、レストランμ(ミュー)があります。
【水庭(みずにわ)】
2018年の初夏に完成した世界的に活躍する建築家 石上純也氏が手がけた自然と融合した庭園です。
元々は雑木が生い茂る里山を水田にし、その後は牧草地として長く利用されてきた土地でした。
森林~水田~牧草地という土地の記憶や環境を、”木”と”水”と”苔”というこの場所に元々存在した自然が再び自然に還っていくというプロセスを人間のスケール(尺度) に合わせ再デザインされていく様がこの【水庭】で表現されています。
318本の樹木と大小160個もの池が創り出す神秘的な空間
水庭の木は同敷地内の開発によって伐採される予定であった樹木をそのまま移植したもの。1日4本のみしか移植作業ができず、完成には4年の歳月がかかりました。場所はもちろん高さなども緻密に計算されて植樹されています。全て落葉樹でコナラとイヌシデ、ブナが大半を占め、その所々にヤマザクラやカエデが混ざっています。
自然と身体と対話するための特別なメディテーション空間
敷地内に置かれた飛び石に沿っていくとだんだんと植えられている木々が大きくなり、それに比例して池の大きさも大きくなっていきます。これは、徐々に開放的な気持ちになっていくことをイメージして配置されているのだそう。
蝉の声や鳥のさえずり、近くを流れる川のせせらぎをBGMに、石の椅子に座ったりとゆっくり敷地内を散歩。日頃の緊張感が解け、心身のあるべき姿を取り戻せる癒やしの時間が過ごせました。
みどころ満載!
エントランスの脇にある「せせらぎの小径(こみち)」を進むと「水庭」の池を循環している川があります。裏庭には併設するカフェ「CAFE KANTAN」で使っているハーブ園もあります。
中庭には、散策前後に休憩用に野草茶やクッキーなどのサービスもあります。
「CAFE KANTAN」で絶品カレーランチ
「CAFE KANTAN」ではカレーやワッフルなどいただくことができます。
人気の【那須牛の特製カレー(サラダ・スープ付) 1,870円(税込)】をいただきました。
黒毛和牛の牛すじを使用し、じっくり煮込んだルーは、辛すぎずスパイシー。
付け合せの福神漬けやピクルス、エディブルフラワーなど、おしゃれなスタンドで供されます。
人工的な庭とは到底思えない【水庭】は事前予約制です。
那須にいかれた際にはぜひ立ち寄ってみてくださいね。