ホテル雅叙園東京 PATISSERIE「栞杏1928」
今回ご紹介するのは、日本美のミュージアムホテルとしても名高い、ホテル雅叙園東京。「訪れる人が本物の芸術に酔いしれ、夢見心地になるような空間をつくりたい」という創業者の心そのままに、天井や壁に施された絢爛豪華な装飾は、一度見たら忘れられない感動を呼び起こす空間です。
そんな、昭和初期から今もなお受け継がれる美術品の数々に心を打たれたのが、ペストリー料理長・生野剛哉さん。ホテルのパティスリーPATISSERIE「栞杏1928」では、毎年、まるで美術工芸品のような繊細で美しいクリスマスケーキを贈り出し、大人気になっています。
そんな生野さんが繰り出す今年のクリスマスケーキ発表会に、伺ってきました。
物語が始まりそう…一番の注目はこちら!
まず目を引くのは、美しい模様が刻まれた赤白2段のお重に、繊細な手毬…いかにもおとぎ話のように幻想的な「玉手箱」。
細やかな箱はチョコレートでできていて、ホテル装飾にも使われる組子細工をモチーフにしているそう。蓋を開けるとさらに驚きのため息が…!上の段には、生野さんのシグネチャー「シシリアン」をはじめとする3種のプティガトー、手毬チョコに結晶ボンボン、オレンジショコラにステッキチョコ、さらには2種のパウンドケーキまでが、まるで宝石のように美しく詰め込まれています。この一段でPATISSERIE「栞杏1928」の人気商品を堪能できそう!
下の段は、クリスマスケーキの人気No.1、「嘉山農園の苺ショートケーキ」が。限定10台というプレミアムな一品ですが、これはクリスマスの主役になること間違いありません。
繊細なモチーフにうっとり…新作ケーキ4品も
さらに、今年は新作ケーキが4品並びます。鮮やかなグリーンに淡い紫の手毬チョコが印象的な抹茶かのこは、抹茶だけでなく、酒粕や栗羊羹など、和の味わいをふんだんに用いたケーキ。
爽やかな抹茶の香りの後から、酒粕のやわらかな風味が追いかけてきて、そこに栗のしっとりした甘みが重なり、見た目以上に和の味わい!クリスマスの締めくくりに、ほっこりとした気分になれそうです♬
クリスマスの食卓をそっと覗くようなトナカイがとっても可愛らしいのは、オレンジ・ノワゼット。切り絵細工のような立体的なデザインに惚れ惚れします。
こちらはヴァローナのチョコレートをたっぷり使った濃厚な味わいに、3~4時間に詰めてコンフィにしたオレンジピールの爽やかな苦味がアクセント。チョコレート好きさんには堪らない一品です。
ホワイトクリスマスを彷彿とさせる美しい白のケーキは、フロマージュ・フィグ。そう、女子が大好きないちじくとチーズのマリアージュです♡
濃厚なクリームチーズのスフレに、食感の残るいちじくのコンフィ、そしていちじくのクリームが合わさり、コーティングしたメープルシロップが甘く華やかに香ります。
華やかなポインセチアはホワイトチョコレート。お上品な女子が集まるクリスマスパーティーでいただきたいケーキです♬
真っ赤な色合いがクリスマスらしいフレーズ・柚子は、爽やかな苺のムースの中に、濃厚な白餡と羊羹が隠れる驚きの一品。土台には柚子のピールが混ぜ込まれており、苺×白餡×柚子という新感覚のハーモニーを楽しめます。
定番ケーキとシュトーレン、パーティーBOXもお忘れなく
毎年大人気の嘉山農園の苺ショートケーキは、計算し尽された生地のくちどけやクリームの甘みが、苺の甘みを絶妙に引き立てる銘品。シンプルに、でも一番美味しく苺をいただける、誰もが喜ぶショートケーキです。
クリスマスを待つ間、少しずついただきたいのが、ホテル特製のシュトーレン。レーズンやチェリー、オレンジピールにアーモンドがゴロゴロと入り、スパイスの香りがしっかり効いているオトナの味わいで、ワインと一緒にも楽しめそうです♬
ケーキだけでなく、聖夜を美味しく彩るお料理が詰まったクリスマスパーティーBOXも登場。キャビアや鮑、白レバーといった豪華食材のオードブルだけでなく、ローストビーフや骨付き鶏もも肉の赤ワイン煮込みなどのメイン、そしてブイヤベースまで入って、これだけでクリスマスのディナーが完成するBOX。これさえあれば、お料理の時間を省いて、美味しいものをゆっくりいただけそうです♡
ホテル雅叙園東京の美しすぎるクリスマスケーキと、パーティーBOX。今年は早めに予約して、クリスマスを待つ時間も楽しみですね♬予約は10月1日から。是非チェックしてください!
【店舗】PATISSERIE「栞杏1928」
【予約期間】2023年10月1日(日)~12月17日(日)
【引渡し期間】2023年12月22日(金)~12月25日(月)
【予約方法】店頭、公式サイト、お電話にて承ります