前回の記事では、歯科衛生士の資格利用者の少なさや歯科衛生士≒女性の働き方として大きなインパクトがあるというということをお伝えしました。第2弾では、歯科衛生士のキャリアネックを打開するためにこれまでの常識を覆す“新しいキャリア形成”についてお話ししていきたいと思います。
▼【歯科衛生士キャリア特集Vol.1】予防歯科の重要性と歯科衛生士のリアル
歯科衛生士から新しいキャリアへ
実際にクリニックで歯科衛生士として勤務している割合は91%という事実から、「そもそもキャリアの選択肢なんてあるの…?」と思う方も多いかもしれません。しかし、近年ではこの歯科衛生士の資格や経験、スキルを活かしながら異業種で活躍している方も多数存在しています。
このように、これまで盲点であった(ほんの一部の人にしか叶わなかった)仕事に就くことも可能です。今までの常識を覆す形に見えますが、ここで注目したいのは『歯科衛生士フリーランス』という働き方です。時間を自由に使うことができて、職場に依存することなく“なりたい!” を叶えられる働き方を実現している方は2023年5月時点で全体の3.6%存在しています。現代の多様な働き方から今後益々拡大していくことが見込まれています。
参照:https://harmonic-net.co.jp/column/285#
実際にフリーランスとして活躍するには…?
『フリーランスとして独立することなんて、今の私にできるかな…』と思った方も多いかと思います。たしかにフリーランスという働き方をした場合、時給ではなく裁量重視での仕事となるために各々の価値が試されることが多いです。実際に、市場価値が高く成功しているフリーランスは、『ビジネススキル』と『ビジネスマインド』この2軸が根底に備わっています。例えばコミュニケーション力や営業力、論理的思考、経営志向など、歯科衛生士以外の職種でも養うべき、ビジネスマンとしてのスキルを高めることが重要です。これらの能力を底上げすることで、市場価値(自身の需要)が高まり、働き方や環境、家族の収入に依存することなく自由度の高いキャリアを手に入れることができます。
DHIT歯科衛生士のキャリアコーチング
歯科衛生士の資格保有者に多様な働き方やキャリアパスの可能性を広げる為につくられた株式会社D.HITが運営する「歯科衛生士のキャリアコーチングサービス」では、3〜6ヶ月のカリキュラムの中で、独立するためのノウハウや本人の適正に合わせたスキルアップ、収益化に至るまでを伴走してくれます。在籍しているカウンセラーやトレーナーは、実際に歯科衛生士の資格を保有しフリーランスとして活躍するメンバーで構成されているので、当事者目線をもった講習で0ベースからスキルアップすることが可能です。
受講生の声
Yさん (30代・東京都在住)
フルタイムクリニック勤務→クリニック勤務パート+在宅ワーク
子供との時間、収入も上げる為にフリーランスになることを決意し、どこでも仕事ができるスキルを身につけて、今では憧れだったカフェでパソコン開いて仕事をすることも日常です(笑)Yさん (30代・沖縄県在住)
クリニック勤務→フリーランスDH +広報担当
審美のクリニックで接客や接遇の学びを深め、沖縄観光親善大使就任をきっかけにSNSでの情報発信や広報活動を行い、現在は企業で広報担当として働きながら歯科衛生士として働いています。Uさん (30代・静岡県在住)
クリニック勤務→フリーランスDH+サロン経営
フリーランスとしてやっていくための、ノウハウ、マインドを学びました。あの時の決断は子育てしているわたしにはとても大きな覚悟でしたが、結果的に挑戦して良かったと思っています。
選択肢が増えれば、“なりたい自分”を手に入れられる!
このように、女性のライフキャリアにも大きく影響する歯科衛生士のビジネス教育。スキルを活かしてフリーランスへ挑戦することで家族との時間を増やしたり、場所にとらわれずに働くことができたり、旦那さんの給与に依存することなく趣味を謳歌したり、美容に時間をかけたり。各々のライフステージに合わせたキャリア形成をする方が増えています。
次回は、現在4,000名を超える歯科衛生士コミュニティと進行中のプロジェクトについてお伝えします!次回もお楽しみに〜!
<株式会社D.HITについて>
日本初の歯科衛生士プロダクションとして歯科衛生士向けキャリアコーチングスクールを軸に、市場価値の高いタレントを育成・輩出。健康経営セミナーや商品開発、メディア向けキャスティング、クリニック向けの採用コンサルティング、予防経営コンサルティングなど多岐に渡って事業展開しております。今後も『歯科衛生士のビジネストランスフォーメーション』をビジョンに、予防歯科業界の在り方を大きく変化させていきます。