７年連続ミシュラン一つ星獲得の「乃木坂しん」監修【鰻の刻】1日10食限定で鰻会席ランチスタート

【乃木坂しん】の リニューアルコンセプトは「出会い」

乃木坂しんは、出身地である徳島県の料亭で料理修業をスタートし、銀座やパリの星付き日本料理店で経験を積んだ料理人の石田伸二氏とフランス料理や日本料理の名店の数々の経験を積んできたソムリエの飛田泰秀氏が出会い、2016年に開業しました。

故郷の徳島県を中心に厳選した食材を使用し、丁寧な仕事をほどこすとともに、思いがけない食材の組み合わせで食べ手を驚かせる石田の料理に、ヨーロッパだけでなく世界各国のワインや日本酒を飛田が合わせる――。当時まだ珍しかった日本料理のおまかせコースにワインをペアリングさせるスタイルは、すぐさま食通や飲食業界で注目を集めます。

「乃木坂しん」の魅力は、繊細な味わいの会食料理とワインや日本酒とのペアリングのレベルの高さ。店主である石田氏の紡ぎだす一皿と、ソムリエとして業界内で高い評価を得てきた飛田氏とのコンビだからこそなしうる唯一無二の美食体験を提供し続けてきました。

開業わずか半年で世界的グルメガイド「ミシュランガイド東京」で一つ星を獲得。翌年12月に発表された「ゴ・エ・ミヨ 2018年版」でも３トックの高評価で掲載されました。

7 年の時を経てのリニューアルコンセプトは「出会い」

改装を通じて感じた人・モノ・コトとの「出会い」。世界中から人・モノ・コトが集まり、出会うのが東京です。お皿の上で、食材と食材の出会いはもちろん、レストランに関わるすべての人・モノ・コトとの出会いを多くのお客様にお楽しみいただけるように、日々精進してまいります。（乃木坂しん 支配人兼シェフソムリエ 飛田氏談）

会食料理のある風景の中に、ワインボトルがあっても違和感のないような自然な融合を体現した現代における数奇屋造りを目指し、リニューアルし、店舗そのものも、まさに、日本とフランスとのフュージョンを見事に表現しています。

【鰻の刻（うのとき）】

9 月 20 日グランドオープンした「乃木坂しん」が監修した【鰻の刻】

同じ空間で、ランチタイムのみ1日10食限定で【鰻の刻】をオープンしました。

この時間は若手にまかせて、裏手に回ってサポートに従じるようにすることで育成していく試みもありますと石田氏。若手育成にも積極的な姿勢、その話を嬉しそうに聞いている河村氏、師弟のとてもいい関係性が垣間見れました。

通常、淡水で育てられる鰻を海水で育てる珍しい熊本県産天草藍うなぎをふんだんに使用した鰻会席で、〆の食事はもちろんのこと、鰻を様々なお料理に仕立て、コース仕立てで提供されます。（価格：9,680 円（税サ込））

海水で育てることで、うなぎ特有の臭みが無く、色見も藍色に近く、天然うなぎに負けない肉厚で上質な脂身と、ふっくらと柔らかな食感が特徴です。

※メニュー一例
「平貝 アスパラ、ジュレ 山菜の摺り流し」
「うまき うざく ちまき」「鰻のお椀」
「金目鯛とアオリイカのお刺身」「南瓜、たこ、ゴボウの炊き合わせ」
「うな重」「酢橘と和三盆のジュースにわらび餅と宮崎マンゴー」
※お食事は鰻重もしくは蒲焼きと白ご飯からチョイス可能

※料理写真はプレス試食会で頂いたミニコース（実際のコース内容から抜粋頂いたショートコースです）

信楽焼　六鍋で炊き上げた熊本県産のヒノヒカリはさっぱりとした味わいで甘みと食感、鰻にもぴったり。雰囲気がいいオトナの空間で、極上のこだわりの鰻、この上ない贅沢ランチを味わえました。

ユニークな個室

カウンター脇にあるこちらのスペース、なんとワインセラーを通り抜けた先にたどり着けるユニークな個室です。

パリのエスプリも感じる和モダンなオトナ空間でいただく鰻のランチコース。エントランスはあえて一回暗くすることで視界が広がる人間工学まで取り入れ、食事だけでなく五感に楽しい仕掛けがなされています。ぜひおでかけください。