WEBコンテンツ「お雑煮という奇跡」
”茅乃舎だし”をはじめ、化学調味料・保存料無添加を基本とする食品・調味料ブランド【茅乃舎(かやのや)】福岡の里山にある「御料理 茅乃舎」を原点とし全国30の店舗と通信販売・WEBで展開しています。日本の食文化を深く掘り下げるという理念のもと、地域ごとの食の多様性や、現代の食の豊かさを大事にしてきました。今回、特に日本食にふれる機会が多くなる年末年始を前に「和食の日」でもある11月24日(イイニホンショク)に、「お雑煮」に焦点をあてた特設WEBコンテンツを公開するに至りました。
全国津々浦々、味わいいろいろ”お雑煮の世界”
サイト内では、餅の形やだし、具材の違いや特徴などを地域ごとに分布した「全国のお雑煮」や、京都や江戸から広まり、各土地固有の食材や食文化が反映され独自に進化していく「京都、江戸から全国へ」など、大きく5つのコンテンツで構成されています。
和食を象徴する、お雑煮のすばらしさは、まさに“奇跡の料理”と呼ぶのに相応しいと考え、「お雑煮という奇跡」と題して公開しています。
試食会へ
茅乃舎だしを使った試食会で5地域(博多、島根、関西、関東、新潟)のお雑煮を試食させていただきました。
古今東西、こんなにもお雑煮に地域性があることを知り、驚きました。
関東風雜煮
江戸時代の武士の縁起担ぎに由来して「勝負に味噌をつけない」ことから、すまし汁を使った関東の雑煮です。鶏肉、小松菜に、華やかな海老を加えたバージョンでご提供します。だしは「東京限定 茅乃舎かつおだし」です。
関西風雑煮
関西地方では、お雑煮に甘い白味噌を使います。肉類は入れず、金時人参、里芋が白味噌にぴったり。鮪節や昆布を使った「京都限定茅乃舎おだし」を使い、やさしい味わいに仕上げました。
博多雜煮
今や全国区となったあごだしですが、博多では元々お雑煮のだしに欠かせないものでした。鰤(ブリ)とかつお菜と干し椎茸が入った豊かな味わいで、食べごたえもあります。「博多限定 茅乃舎あごだし」を使って仕上げました。
出雲雑煮(島根)
餅の上にのせられた十六島(うっぷるい)海苔が主役の、出雲のお雑煮。島根県出雲市の十六島周辺でとれる岩海苔は、奈良・平安時代より献納品でもあった希少なもの。岩海苔のやわらかな食感と、磯の香りがとけあうおいしさです。鰹と昆布の合わせだしを使用します。
鮭雑煮(新潟)
西日本の鰤に対し、東日本では鮭。煮干しだしの素朴な味わいに、かんぴょうが入った、体の芯からあたたまるお雑煮です。鮭とイクラの両方がのせられ、見た目も大変華やかです。
博多雑煮のデモンストレーション
博多雑煮の特徴は具だくさん!炭火で焼いたやきあごお出汁が美味しい秘訣だそう。1時間15分ぐらい出汁をじっくり、あごとしいたけは雑味がでるので途中で一度出すなど、丁寧に教えていただきました。
鰤は生臭さをとるために前夜から塩をまぶしておき、ゆがいて、ふきんでふく。かつおなは茎の部分から先に茹で1分、冷水でいろどめ。まる餅を茹でて出汁を入れて完成!お正月から野菜もたくさんいただけるお雑煮です。
年末年始は全国15店舗の茅乃舎へGO! 試食会実施!
本サイトの公開に際し、全国の茅乃舎15店舗にて、お正月の営業に合わせてお雑煮の試食会を実施いたします。茅乃舎だしにも使われている焼きあごが特徴の「博多雑煮」や、「関東風雑煮」「関西風雑煮」など、店舗ごとに各地域のお雑煮を振る舞います。(詳細は添付のWEBページご参照)
年末年始限定商品
●お雑煮のだしとつゆ
茅乃舎だしを煮出して専用のつゆを加えるだけ。だしを味わうすまし汁タイプのお雑煮で、お好みの具材を準備するだけで簡単にお雑煮をお作りいただけます。
■発売日:2023年12月2日(水)
■価 格:702円(税込)
■内容量:大椀1人前×2回分(つゆ13g×2袋、だし5g×2袋)
●茅乃舎だし御年賀贈答箱2024
人気の「茅乃舎だし」が、おめでたい干支(辰年)の絵柄が入った、「御年賀贈答箱」として限定発売。みんなで楽しめる「福笑い」の付録が付いてきます。江戸時代から伝わる正月遊びで、新年から福を呼び込みましょう。
■発売日:2023年12月2日(水)
■価 格:1,782円(税込)
■内容量:茅乃舎だし(8g×22袋入)
●めで鯛だし
豊かな香りと力強いうまみの鯛煮干しと、脂肪分が少ない鯛を厳選し、特別な製法で仕上げた鯛節を使用。北海道産ほたて貝柱と利尻昆布を合わせ、上品に仕上げました。
■発売日:2023年12月2日(水)※店舗限定販売
■価 格:896円(税込)
■内容量:(8g×5袋入)
今年は関東風ではなく地方のお雑煮に挑戦してみようかな。茅乃舎だしがあれば、出汁をとる手間がなくおいしいお雑煮ができそうです。みなさまもぜひお手にとってみてくださいね。