鎌倉の名刹として名高い「臨済宗大本山 円覚寺」の貸切特別拝観を、クレジットカードのダイナースクラブが、2023年11月19日(日)に会員向けイベントとして開催。
人気の秋の時期での特別貸し切りに加え、僧侶の方の特別法話や坐禅・写経体験、精進料理の提供など、ここでしか味わえない特別なイベントに参加してまいりました。

秋の少し紅葉が色付き始めた美しい円覚寺の景観や、特別体験の様子をレポートいたします!

臨済宗大本山 円覚寺

鎌倉時代中期、鎌倉幕府8代執権・北条時宗が建立を発願し、中国・宋から招聘された無学祖元禅師が開山した禅宗寺院の円覚寺。臨済宗円覚寺派の本山で、鎌倉五山の第二位。妙香池、白鷺池などの池があり、国の名勝に指定されています。

門をくぐり、いざ北鎌倉の古刹の魅力を探す旅へ

円覚寺は建長寺と並ぶ鎌倉四大寺の1つ。想像以上に大きな寺院で、総門を潜り抜けると広々とした敷地が広がります。

境内を少し進むと、三解脱(さんげだつ)=空(くう)・無相(むそう)・無願(むがん)を象徴するといわれ、諸々の煩悩を取り払って涅槃・解脱の世界である仏殿に至る門とされている山門に到着。現在は神奈川県指定重要文化財となっているんだそう。雑念を払いながらゆっくりと門をくぐります。

山門を過ぎたら次は仏殿へ

ご本尊の宝冠釈迦如来像や迫力満点の白龍図は一見の価値あり。この白龍図は、日本画家の前田青邨氏が監修して守屋多々志氏が描いたものだそう。

円覚寺の静寂を感じる美しい庭園や池も秋色に染まってなんとも味わい深い風景です。

こちらの妙香池は創建当初よりある境致で、江戸時代初期の絵図に基づき、平成12年、方丈裏庭園と合致した自然の姿に復元したのだそう。

円覚寺の国宝 舎利殿

鎌倉時代に中国から伝えられた様式を代表する、最も美しい建物として国宝に指定されている舎利殿も。舎利殿には、源実朝公が宋の能仁寺から請来した「佛牙舎利(ぶつげしゃり)」というお釈迦様の歯が祀られています。きらびやかではありませんが、荘厳さを感じる唯一無二の建築物です。

人生初の坐禅・写経に挑戦

広々とした境内を散策した後はいよいよ坐禅に挑戦。その前に、まずは僧侶の方の特別法話を伺います。

そのあとは坐禅体験へ。

坐禅の姿勢、座り方、呼吸方法を教えていただいたあとはゆっくりと心と身体を整え己の呼吸に集中・・・とはいえ、なかなか雑念が消えないのも事実。これを日課として続けていらっしゃる僧侶の方だからこそ見えてくるものがあるのだな、と思いに耽りました。

坐禅を体験したらお次は写経の時間。なかなか筆を持つことも少ないため上手く仕上げるのに苦戦しました。

一字一字丁寧に写経をしていくと、自然と心が整っていくような気がします。

彩り鮮やかな精進料理に舌鼓

心と身体を整えたあとはお待ちかねのお食事。今回は特別に円覚寺の精進料理をいただきました。精進料理というと、勝手にお粥に漬け物のみ…なんていうシンプルなものを想像していたのですが、運ばれてきたものを見てびっくり!

ご飯や汁物に加えて、ゴマ豆腐や酢の物、季節のお野菜料理やデザートまで。
※撮影の都合上、お椀の位置を一部変更しています。

見た目にも美しくヘルシーで身体も喜ぶお食事をお腹いっぱいいただくことができました。

帰りには今回のイベント限定の特別な御朱印までいただき、古刹「円覚寺」の魅力をたっぷりと堪能するとともに、精神と身体を整える特別な体験をすることができました。

人生を彩る様々なイベントが目白押し

ダイナースクラブでは、コンサートからスポーツイベントまで、趣向を凝らした数々のイベントを年間を通じて実施しているそう。詳しくは公式HP をチェックして、今後の情報をしっかり手に入れてくださいね!

https://www.diners.co.jp/ja/event.html

臨済宗大本山 円覚寺
拝観時間
◎ 3月~11月 午前8:30(※)~午後4:30
(境内からの退出時間 午後5:00)
◎ 12月~2月 午前8:30(※)~午後4:00
(境内からの退出時間 午後4:30)
※令和5年8月31日までは午前8:00 拝観開始
拝観料金
大人  500円(高校生以上)
小人  200円(小中学生)
住所
鎌倉市山ノ内409
電話番号
0467-22-0478
https://www.engakuji.or.jp/