人気パティシエ<セバスチャン・ブイエ>が手掛ける[Goûter]も登場

023年11月20日(月)~21(火)の2日間、今回で2回目となるフランス高級食材・飲料の商談展示会Food Experience 2023 「フランス、美食の余韻」がフランス大使公邸で開催されました。
伝統あるスイーツやワイン、シャンパーニュブランドからサステナブルな最新食材まで、計16社・総勢23ブランドが勢ぞろい。

今回はそんなフランスの魅力をたっぷりと堪能できる「フランス、美食の余韻」にお邪魔してまいりましたので、各ブースの様子や、リヨン出身のパティシエ・ショコラティエのセバスチャン・ブイエ氏のプレゼンテーションなどをレポートいたします!

美食大国フランスが誇る美食&美酒の数々が勢ぞろい

フランスの歴史あるブランドから最新のサステナブルブランドまで、16社23ブランドのブースが出展していました。その中のいくつかをご紹介。

Sébastien Bouillet | セバスチャン・ブイエ

リヨンに本店を構えるパティシエ兼ショコラティエのセバスチャン・ブイエ。今回は、フランス・リヨンに3店舗そして11月17日(金)に学芸大学にオープンしたパン屋焼き菓子を中心に展開する新ブランド「グテ(おやつ)」を紹介。

味や食感だけではなく、色鮮やかでHAPPYな気分になれるかわいらしいビジュアルも特徴。

Hasnaa Chocolats Grands Crus | アスナ・ショコラ・グラン・クリュ

2014年創業、女性ショコラティエール、アスナ・フェレイラ氏によるアルティザンショコラ、地元ボルドーワインを使ったガナッシュを提案。ワイン同様にカカオの産地の畑にもこだわり、「より優れた」カカオを使った「グラン・クリュ」シリーズのボンボンショコラなども人気。

Maison Colibri | メゾン・コリブリ

1896年創業、なんと120年の歴史をもつ伝統製法のマドレーヌメーカー。伝統的な製法で作られるイル・ド・レの塩や、ヨーロッパ産のバター、卵を使用。原料は極力フランス産のものを使用し、人口着色料やパームオイルなどは使用しないなど素材のこだわりにも定評があります。

Brasserie Duyck | ブラッスリー・デュイック

「ビエール・ド・ギャルド」の代表銘柄ジャンランを手掛けるビールメーカー。北フランスのその名もジャンラン村で5世代にわたって醸造を続けているんだそう。花の蜜ような甘い香りと美しい黄金色が特徴のコクを感じる飲み口のビールです。

Champagne Fleury Gille | フルーリー・ジル

ヴァレ・ド・ラ・マルヌ、エペルネの西、トレル・シュル・マルヌ村で1842年より代々続く歴史ある蔵元です。香り高いこだわりのシャンパーニュの数々を生みだしています。

注目のパティシエ「セバスチャン・ブイエ 」のプレゼンテーション

今回の展示会ではいくつか関係者&プレス向けにプレゼンテーションが設けられていたのですが、その中でも筆者が今一番気になっているパティシエでありショコラティエ、セバスチャン・ブイエ氏のプレゼンテーションに参加。

セバスチャン・ブイエ氏自ら、試食用商品の仕上げをしてくれるという嬉しいサプライズも!

サクッとした食感とフランボワーズの甘酸っぱさがたまらない「クッサンルージュ」と、なめらかな口当たりの「ル・ジェニー」をいただきながらプレゼンテーションに聞き入ります。

セバスチャン・ブイエ氏は、「11月17日にオープンしたばかりのGoûter-グテ-は、1日中いつでも焼きたてのパンやお菓子を提供する、どこか懐かしいおやつをテーマに展開しています。クロワッサンやフィナンシェなど、シンプルでありながらも豊富なバリエーションで必ず好みの一品が見つかるので、その日の気分でお客様にいつでも最高の商品を選んでいただける…そんなお店だと思っています。」とコメント。美味しさや見た目の美しさだけではなく、原料へのこだわりについても語っていました。

遊び心あふれる、セバスチャン・ブイエ氏が手掛けるGoûter-グテ-のおやつ。今度は店舗にも足を運んでみようと思います。

今回本当に素敵なブランドばかりでフランスの美食のパワーに圧倒されっぱなし。食文化に関するこだわりや歴史の深さを学ぶとともに、最近フランスで新しいトレンドとして評価され始めている植物性食品などのサステナブルな一面にも触れることができ、1日を通してフランスの美食文化を堪能することができました。

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