日本サッカーの“未来”につなぐ「青に出逢い、ひろがる」場所 JFAサッカー文化創造拠点【blue-ing!】12月23日オープン！

宮本専務理事、落合陽一氏、森保一監督、池田太監督ら豪華10名が登壇「blue ing ! オープニングセレモニー」

はじめに、公益財団法人日本サッカー協会専務理事 宮本恒靖より、主催挨拶、施設のコンセプトを説明。JFAや代表ユニフォームを象徴する”BLUE”に染まることに願いを込めて施設名がつけられたという想いを話しました。

次に施設全体の空間監修および、体験型コンテンツ・デジタル展示の制作に参画した筑波大学 デジタルネイチャー開発研究センター長 落合陽一氏によりDISCOVERYエリアを説明。「関係人口を増やしながら、日常の中にサッカーがある生活を皆さんに体験してほしい」と語り、デジタル技術を通じて、サッカーとの新しい発見と出会うエリアとしての魅力を伝えました。

後半では豪華ゲスト陣によるトークセッションを2部構成で開催。第1部では、先程登壇した宮本理事、落合氏に加え、SAMURAI BLUE　森保一監督、なでしこジャパン 池田太監督が登壇。落合氏から”スポーツ×デジタルの融合”に関しての話に対して、森保監督は「サッカーを知っている方も知らない方も両方楽しんでもらう場はなかなか作れない」と驚きの表情で頷いていました。また池田監督からもblue-ing!の今後について、「自分がやっている監督とはまた別の形で、サッカーの素晴らしさを発信する基地として期待したいです」と大きな期待を寄せるコメントがありました。

blue-ing!が秘める可能性

第2部では、日本代表OBの鈴木隆行さん、稲本潤一さん、槙野智章さん、そして日本女子代表OGの澤穂希さん、岩渕真奈さん、なでしこジャパンの長野風花選手の6名が登壇し、賑やかなステージとなりました。JFA　TVの大人気コンテンツである「Team Cam」の特別編を見て、自身の現役時代を振り返るトークでは、降壇して見ていた宮本理事も巻き込むなど、同年代だからこその盛り上がりが見られました。

　後半では、DISCOVERY エリアで事前に体験したコンテンツの感想や、オリジナルフードメニューの「SAMURAI BLUEバーガー」や「なでしこエビ勝つバーガー」、「ピッチ抹茶ケーキ」の試食を行うなど、blue-ing!のコンテンツをフル体験。

最後に「blue-ing!でやりたいことは？」と聞かれると、稲本さんや鈴木さんの「子どもと一緒に楽しめる場にしたい」という企画から、澤さんや岩渕さんの「大きいスクリーンを使ってPK戦がしたい/esportsがしたい」など、様々なアイディアが生まれ、blue-ing!が秘める可能性を示してくれました。

2つの魅力的なエリア

大きく分けて、カフェ＆バー、サッカーショップが並ぶ「PARKエリア」と生成AIなど最先端のデジタル体験ができる「DISCOVERYエリア」の２つのエリアがあります。

【PARK】大型ビジョンを兼ね備えた公園感のある人工芝生エリア

サッカーのピッチを模した人工芝生のフロアや、“青（blue）”をテーマカラーとしたサッカーのモチーフ、迫力の瞬間を切り取った壁面ビジュアル、大型ビジョンに映し出される日本代表戦など、さまざまな疑似体験を楽しむことができます。

サッカーの転換期ともいえる年代ごとのその当時を思い出せるユニフォームやボールなどが展示されています。なかでも宮本理事が感慨深いとおっしゃったのがＪリーグ開会宣言のときの実際のメモ。サッカーファンはもちろん、あまり詳しくない方がみても楽しめるコーナーです。

blue-ing!独自のメニューを堪能できるカフェ＆バーも併設されていて、宮本理事が監修されたメニューもあります。

奥にはSHOPもあり、オリジナルグッズや日本代表のグッズなどを販売しています。

【DISCOVERY】最新技術を駆使した体験エリア

落合氏が参画した「DISCOVERYエリア」では、日本サッカー史のデジタルアーカイブや資料の展示スペースとなる「ROAD TO 2050」、代表選手のリアルスケールの動きをさまざまな視点で体験できる「VIRTUAL FIELD」、ChatGPTを活用した生成AIの映像と音楽でサッカーの没入感を味わえる「DREAM THEATER」など、最新技術を駆使した想像を超えるサッカーの楽しみを得ることができます。

自身のスマホで展示物に関して質問すると的確に返答が返ってきます。

大型スクリーンにて、試合中の中にまるで自分がプレイしているかのような没入感が体験できます。

自分の顔を登録すると、選手の顔が全部自分に置き換わります。

観たいものを3Ｄで閲覧できるコーナーもあります。

こちらでは、試合中の視点の動きをみて、自身のサッカーランクがわかるというもの。登壇された稲垣さんはプロ選手級だったというのでなかなかSAMURAI BLUE級は難しいかもしれません。サッカー経験がない筆者はアマチュア選手級でした。

「AFCアジアカップカタール2023」パブリックビューイング開催決定！

blue-ing!初のパブリックビューイング開催として「AFC アジアカップカタール2023」グループステージを戦うSAMURAI BLUEの3試合のパブリックビューイングを開催することが決定しました。今回のイベントを行うPARKエリアは、大型ビジョンを兼ね備えた公園感のある人工芝生が特徴です。さらに、各日ともゲストに石川直宏さん、中田浩二さん、福西崇史さんら日本代表OBを迎えて、豪華なゲストの皆様と、海外の地で戦うSAMURAI BLUEを応援します。
各試合のチケットは12月22日よりblue-ing!公式HPにて応募を開始します。※試合の日程により、チケット募集期限が異なりますのでご注意ください。

本日OPENです

日本サッカーの“未来”につなぐ、“青に出逢い、ひろがる”場所JFA サッカー文化創造拠点「blue-ing!」サッカーのこと詳しくない方でも楽しめるコンテンツがもりだくさんです。