Food HEROes U-30 COMMUNITYとは
飲食業界で働く30歳以下(U-30)の若者が集まるオンラインコミュニティです。街のレストランやホテル勤務やフリーランスだけでなく、専門学校生やフードクリエイター飲食関連の企業に勤める社会人も参加できます。参加費:3,300円/月(税込)、サロンメンバーは毎月募集中(毎月27日締切)メンバー35名(2024年1月9日現在)https://community.foodheroes.jp/about
開催の背景
30歳以下限定のオンラインサロン「Food HEROes U-30 COMMUNITY」では、サロン内限定イベントとして毎月茨城県内の産地をめぐるイベントを実施しています。
11月には、原木シイタケや菌床シイタケ、幻のキノコといわれる「ハナビラタケ」を栽培する生産者のもとをたずねました。
また12月には霞ヶ浦を訪れ、大量発生している特定外来生物のチャネルキャットフィッシュ(通称:アメリカナマズ)を食材として活用することを目指す生産者を訪問したほか、シラウオの生産者にも会うことができました。
今回のイベントでは、産地訪問で出会った食材を使ったタコスを提供しています。忙しい時間を割いて受け入れてくれた生産者への感謝を表すほか、実際に使う前提で訪問することで真剣な学びの時間になります。メニュー開発することでさらに食材への理解が深まるとともに、料理を提供することで学んできたことを伝えることもできます。産地訪問を産地訪問で終えず、体験をまわりに伝えることでさらに理解が深まると考えています。
タコスセッション vol.01
会場は神田にある「Social Dialogue Stand & Kitchen JITA 東京神田」席につくと、大きなしいたけとハナビラダケが目の前に。茨城県産のキノコで人気で現在入手困難になっているとのこと!
【前菜】麦藁村長の天然アメリカナマズのたたき 和の3種の薬味
メニュー考案者/岸本 健志氏
3種のオリジナル薬味【八朔味噌(柚子胡椒のイメージで)大根(みょうが、大葉)ピーナツ味噌】をお好みで。
村長からご伝授いただいたというアメリカナマズの生臭さを完全撤去する調理法は、血抜きと皮目のヌメリをしっかりとることだったそう。鶏のささ身をもっと柔らかくしたような食感でたんぱくで食べやすくさまざまな料理につかえそう。
【スープ】霞ケ浦のアメリカナマズと手長エビのエスニック風団子
メニュー考案者/ミョン ジフン氏
ほわっほわで見た目以上にやわらかい団子がエスニック風スープによく合います。韓国や台湾の調味料を使っていて酸味とスパイシーさが絶妙に絡み合ったスープです。
【タコス】田村きのこ園の福王しいたけを使った発酵タコス
メニュー考案者/丸山 千里 氏
肉厚しいたけのおいしさをそのままダイレクトに楽しめるタコス。
【タコス】2種の白魚を使った韓国風タコス 江戸前ハーブをアクセントに
メニュー考案者/鄭 大羽 氏
白魚をキムチとゆずと異なる2フレーバーをそれぞれ楽しめます。揚げたハナビラダケのサクサクとした歯ごたえがアクセントになっていておいしい。
【タコス】なかのきのこ園の原木シイタケのタコス ロッシーニ風
メニュー考案者/為房 拓真 氏
原木しいたけにフォアグラとサルシッチャを詰めてロッシーニ風に。カトラリーを使っていただく1品。
【土のカクテル】 牛蒡/柚子/コーヒー/ローズマリー
【木のカクテル】 ラズベリー/林檎/柘榴/カモミール
メニュー考案者/成澤亨太氏 (Food HEROes U-30 COMMUNITY コミュニティマネージャー、Restaurant TOYO Tokyoエグゼクティブソムリエ)
今回の料理に合わせたペアリングカクテルは、キノコが菌で成長することから土と木をイメージして成澤氏が考案したもの。
主な参加メンバー
左から)
江六前一郎氏 Food HEROes U-30 COMMUNITY主宰
ミョン ジフン氏 都内中国料理店に勤務
岸本健志氏 都内日本料理店に勤務
鄭 大羽氏 モダンコリアン料理人、CHEF-1グランプリ2022 ファイナリスト(リードシェフ)
丸山千里氏 フードクリエイター、CHEF-1グランプリ2023 準優勝
為房拓真氏 出張料理人、インスタグラマー(この日は不在)
他、メンバー多数参加予定
VOL.2も企画する予定だそうで、今から楽しみです。料理が好きな方は、ぜひ公式ホームページをチェックしてみてくださいね。