預かり資産・運用者数 国内No.1ロボアドバイザー(※1)「WealthNavi(ウェルスナビ)」では、2024年から始まった新NISAに関する意識調査を実施しました。
調査結果の概要
調査は、「今後投資の意向がある」全国の20代~50代を対象に行いました。調査対象者約4,000人のうち、約3,000人が投資初心者でした(※2)。
新NISAをきっかけに25%超の方が積立投資を設定
「新NISA開始に伴い『投資』に関する行動を変えましたか、あるいは概ね今後1カ月以内に変える予定がありますか」と質問したところ、最も多かったのは「資産運用やNISAに関して情報収集をした」で42.5%となりました。一方で「積立投資を設定した」が25.1%、「資産運用をする金額を増やした」が20.8%と回答しており、投資経験のある方は、新NISAの利用に向けて具体的な行動を起こしている様子が見て取れます(※3)。
投資初心者は商品選びや投資額の決め方に難しさを感じている
「新NISA制度について、利用するうえで難しいと感じる点はありますか」という質問には、「投資する商品の選び方」という回答が45.2%で最も多い結果となり、続いて「投資する額の決め方」が27.2%となりました。自分が投資すべき商品、投資すべき額などをどのように決めたらいいのか、悩んでいる方が多いようです。さらに、「NISA制度そのもの」との回答も26.0%となっており、投資経験者でも新NISA制度自体に難しさを感じている様子が伺えました(※4)。
投資初心者は新NISAで将来の備えを意識
「新NISAをどのように使いたいですか」という質問への最も多い回答は「将来のためにコツコツ運用したい」で67.3%と、長期投資を前提とした運用をしていることが分かりました。次いで、「自分のライフプランにあった形で運用したい」が56.7%となっており、ライフプランと資産運用を結びつけている方も多く見られました(※5)。
■調査の概要
実施期間:2024年1月12日~1月13日
調査対象:全国の20代~50代。今後の投資意向がある人。投資初心者あるいは投資未経験者(自己認識によって投資上級者を除外)
調査方法:インターネットによるアンケート
有効回答数:4,120人
※一般社団法人日本投資顧問業協会「契約資産状況(最新版)(2023年9月末現在)『ラップ業務』『投資一任業』」を基にネット専業業者を比較 ウエルスアドバイザー社調べ(2023年12月時点)
※2 「あなたはこれまでに、『投資』をしたことがありますか」への回答。投資とは、株式や投資信託、債券(国債、社債、仕組債、外貨建て債券など)、外国為替証拠金取引(FX)、暗号資産などリスク性のある資産を持つこと。iDeCoやNISAの活用も含む。投資初心者は「現在、投資をしている」と回答した人。自己認識によって投資上級者を除外。(単一回答、回答者数:2,992人、小数点第2位を四捨五入)
※3 「2024年から『新しいNISA』が始まりました。それにより、あなたは『投資』に関する行動を変えましたか。 変わった行動としてあてはまるもの、あるいは概ね今後1ヶ月以内に実施予定のものをすべてお選びください。」への回答(複数回答、回答者数:2,992人、小数点第2位を四捨五入)
※4 「新しいNISA制度について、あなたにとって利用するうえで難しいと感じる点はありますか。 あてはまるものをすべてお選びください。」への回答(複数回答、回答者数:2,992人、小数点第2位を四捨五入)
※5 「あなたが新しいNISAを使う場合、どのように使えたらいいと思いますか。 あてはまるものをすべてお選びください。」への回答(複数回答、回答者数:2,992人、小数点第2位を四捨五入)