春に差し掛かり気温も少しずつ上昇してきて、なんだかどこかへ旅行に行きたい!そんな気分になっている方も多いのではないでしょうか。
女子旅といったら、なんといってもはずせないのはそこでしか食べられないご当地グルメ!今回は温暖な気候に育まれ様々な食資源が豊富な“九州の南国リゾート 宮崎県”のご当地グルメをたっぷり堪能できるプレスツアーに参加してきました。
日本最高峰ともいわれている「宮崎牛」の魅力や、南国リゾート宮崎だからこそ楽しめるフルーツたっぷりのパフェまで、幅広いラインナップでご紹介します!
史上初!4大会連続内閣総理大臣賞を受賞した宮崎牛の魅力とは?
「日本のひなた」と言われる温暖な気候の宮崎県は、日本最高峰の黒毛和牛の産地としても有名です。極上な肉質ときめ細やかなサシが特徴で、実質20年間日本一を誇る和牛として親しまれています。
では「宮崎牛」とは一体どんな定義なのでしょうか。
宮崎牛の定義は、
・宮崎県内で生まれ、最長飼育地が宮崎県の黒毛和牛であること
・(公社)日本食肉格付協会が定める肉質等級が4、5等級(A4、A5)であること
・宮崎県内もしくは指定された種雄牛が父牛であること
といった厳しい条件をクリアした牛肉のみが与えられる厳選されたブランド牛なのです。
唯一無二の繊細な味わいを楽しめる宮崎牛を堪能できる2店をご紹介!
A5ランクの宮崎牛を心ゆくまで堪能「焼肉みひろ広原店」
宮崎県で焼肉を食べるといったらこちらのお店ははずせません!A5ランクの宮崎牛を一頭買いしている焼肉店「焼肉みひろ広原店」は、希少部位の盛り合わせやランチメニューなども人気。今回豪華な焼肉ランチをいただきました。
希少な“リブ芯”から、宮崎牛本来の濃い旨みを感じることができる“クリミ”などを楽しめる焼肉セット。お肉が美味しすぎて、塩のみでもぺろりと食べられてしまいます。
じゅわりとあふれ出る肉汁が凄い!宮崎牛ハンバーグも人気です♡
焼き肉みひろ 広原店
住所: 〒885-0036 宮崎県都城市広原町10−8−1
電話番号:0986-26-4129
https://yakiniku-mihiro.com/hirohara/
宮崎牛や宮崎ブランドポークが勢ぞろい「とんかつ・しゃぶしゃぶ ミヤチク」
次に紹介するのが、宮崎牛を加工・販売している「株式会社ミヤチク」が運営する、宮崎牛や宮崎ブランドポークの最高級のとんかつ&しゃぶしゃぶがいただけるお店「とんかつ・しゃぶしゃぶ ミヤチク」。開放的な店内には、家族連れなどのお客さんで賑わいをみせています。
宮崎牛を薄くスライスしたしゃぶしゃぶ肉は、口の中で甘みと旨みを残しながらとろけるような味わい。それでいて後味はすっきりしているので、いくらでも食べられてしまいそうな気分に♡
サラダバーもついていたので、野菜もたっぷりといただくことができました。
とんかつ ・しゃぶしゃぶ ミヤチク
住所:〒880-0833 宮崎県宮崎市昭栄町173−5
電話番号:0985-89-2989
https://rest.miyachiku.jp/tonshabu/
生産者が語る、宮崎牛の魅力とは
きめ細かなサシが入り、香り高い肉質を誇る「宮崎牛」。そんな宮崎牛の素牛(もとうし)を飼育する畜産農家の飯盛農場に伺い、宮崎牛の魅力や生産者の働き方などお話を伺ってきました。
飯盛農場は、家族4人と研修生(1人)で約120頭の母牛を飼育しています。豊かな自然環境の中で、子牛から親牛まで毎日一頭一頭の体調管理などきめ細かなケアを心がけています。そのような整った環境にいるからこそ、飯盛農場の牛さんは比較的穏やかで私たち取材班がカメラを向けても興奮することなく落ち着いた様子でした。
子牛専用の牛舎(ハッチ)もありました。
小さくてかわいい!ミルクを元気に飲んでいます。
特に母牛が育児放棄をする子牛や風邪などの病気になってしまった子牛の管理は徹底的に丁寧な飼養管理をします。
牛舎に備え付けの温湿度管理計も見せていただきました。
人と同じで、ストレスを感じない環境作りをすることで、牛が健康的にすくすく育つそうです。
今回お話を伺った飯盛農場の長男・将太さん。将太さんは飯盛農場で働いたのち、独立して別の場所で新規就農しながら、現在は地域の畜産農家さんのお手伝いをする和牛定休型ヘルパーを派遣する事業を立ち上げて運営をしているそう。
「畜産農家は高齢化により減少している一方で、新規就農者は少ないです。理由はいくつかあって、ひとつは新規就農しようとすると、牛舎の建築や農業機械の購入など数千万円規模の莫大な初期費用がかかってしまうこと、そして生き物相手の仕事なので休みがとれないこと。そういった理由から新規就農したくてもハードルが高すぎてあきらめてしまう方も多くいます」と将太さんは語りました。
「ただ、このままだと畜産業が衰退してしまうのでこのままじゃいけないと思い“和牛定休型ヘルパー”を立ち上げました。“和牛定休型ヘルパー”とは、なかなか休みが取れない畜産農家にヘルパーが赴き定期的に休みがとれる環境を整える制度。そしてもうひとつは、畜産就農希望者らを作業を行う中で技術を磨き研修の一環として就農に向けたサポートをすることにより将来の独立を後押しするということです。」
様々な壁に直面している畜産業界の今と、新しい“和牛定休型ヘルパー”を活用した今後の展望を伺うことができました。
宮崎はお肉だけじゃない!夜パフェや地鶏、辛麺などグルメの宝庫♡
今回は宮崎牛をメインにご紹介してきましたが、宮崎が誇るグルメはまだまだ数えきれないほどありますよ!今回のツアーでこれでもかというくらい宮崎グルメを食べ尽くしてきたのですが、その中でも筆者が感動した人気店をピックアップしてご紹介します♪
フルーツ王国宮崎で、映えまちがいなしの贅沢な夜パフェが楽しめるお店「フルーツ大野ANNEX」
昭和56年創業の老舗の果物店「フルーツ大野」の系列店となる「フルーツ大野ANNEX」。宮崎最大の歓楽街 “ニシタチ”の奥路地に佇むカフェです。こちらのお店、金曜~土曜の週末は23時過ぎまで開いているので、お酒を飲んだ後の〆として「夜パフェ」を楽しむ人も多いのだそう。さすが、フルーツ王国宮崎という感じ。実際、筆者が訪れたのも夜の22時過ぎでしたが、店内は男女問わずお客さんでいっぱい!
パフェやカクテル、フルーツサンドなど目移りしてしまうほど豊富なメニューなのですが、私たちがオーダーしたのはフルーツたっぷりのパフェ♡
見た目も華やかなフルーツパフェ。こんなにボリュームたっぷりに見えるのに、フレッシュなフルーツと軽い口当たりの生クリームがメインとなっているので重さを感じることなくぺろりと食べられてしまいました。
定番のフルーツから、その季節にしか食べられないフルーツまで見ているだけでもウキウキしてしまうようなスイーツたちでした。
フルーツ大野 ANNEX
住所:〒880-0001 宮崎県宮崎市橘通西2丁目7−2 K&Kマンション 2F
電話番号:0985-86-6288
https://www.instagram.com/fruitohno_official/
宮崎といったらコレ!宮崎名物“鶏の炭火焼”の人気店「丸万焼鳥 本店」へ
丸万焼鳥 本店宮崎といったらコレ!宮崎名物「鶏の炭火焼」の人気店へ。
宮崎の郷土料理といったらはずせないのがこちら、「鶏の炭火焼」。炭火焼にてじっくりと手焼きした地鶏は、ビールが止まらなくなる美味しさ!宮崎市には数多くの専門店がありますが、今回伺ったのはニシタチの中にある老舗の人気店「丸万焼鳥 本店」。今回は看板メニューの「もも焼き(バラシ)」をオーダーしてみました♪
ぱっと見はハードなビジュアルですが、ひと口食べたらクセになる香ばしさ♡しっかりと歯ごたえもあり、噛めば噛むほど旨みが溢れ出てきます。これは美味しい~~!
人気店ですが、予約不可のため気になる方は行列覚悟で行ってみてくださいね。
丸万焼鳥 本店
住所:〒880-0001 宮崎県宮崎市橘通西3丁目6−7
電話番号:0985-22-6068
辛い!けど旨い!やみつきになる辛麺は激辛好きさんにおすすめ!「辛麺屋桝元」
宮崎県延岡発祥の辛麺は宮崎ソウルフードのひとつ。「焼鳥丸万」でたっぷりお酒と地鶏を楽しんだ後の〆に伺ってみました。今回伺ったのは「辛麺屋桝元」。
なんと「辛麺屋桝元」は辛麺発祥のお店なんだそう。
ニンニク・ニラ・ひき肉・卵と桝元秘伝のスープが一体となり作り出す旨さに独特の辛さをプラスした「元祖辛麺」をオーダー。
辛さは1辛から好みに合わせて細かくオーダー可能!
少しだけ辛いモノに自信がある筆者はひとまず11辛をオーダーしてみました。
とっても辛そうなビジュアルですが、辛いだけではなくしっかりとスープや具材の旨みも感じます。もちもちのこんにゃく麺も独特な食感で美味しい♡韓国の冷麺の麺のような食感です。
辛いモノ好きでなくてもご安心を。豆乳×塩麹の旨みを感じるマイルドな「白い辛麺」なるメニューもありますので、宮崎に訪れた際には是非食べてみてくださいね!
辛麺屋桝元 中央通店
住所:宮崎市中央通8-29 池亀ビル1F
電話番号:0985-31-3428
https://www.karamenya-masumoto.com/
https://www.karamenya-masumoto.com/
いかがでしたでしょうか?宮崎は“てげうめー!”グルメの宝庫でした。今回紹介したグルメ以外にも海の幸から山の幸まで、まだまだ紹介しきれない美味しいものが盛りだくさん!美味しいものが食べたくなったらグルメ大国 宮崎県に是非足を運んでみてくださいね。