4月15日(月)、東京・永田町に鰻専門店「北白川」がオープン。関東では珍しい自焼きスタイルの鰻が味わえると聞き、早速試食会に参加してきました!

自焼きスタイルとは?

関東では蒸しの工程を入れるのが一般的的。しかし、同店では蒸さず、鰻自体の味を凝縮させる「自焼き」スタイルを採用しているんだとか!

「自焼き」とは、バタバタと何度も折り曲げながら焼く、東京では珍しい焼き方。
何度も折り曲げることで、皮の下のゼラチン質を焼き、気になる骨まで柔らかく焼き切っています。
蒸さずに焼くことにより、表面は香ばしく、噛むほどに力強い旨みが広がる鰻になるんだそう!

鰻重自焼き (吸い物付き)

自焼きを目の前で見せていただいた後は、待望の試食タイム!事前に実演を見学してからの実食は格別です。

蓋を開けた瞬間、鰻の香ばしさがふわっと鼻を抜けていきました。
表面がカリッと香ばしいのは、タレを2度塗り、キャラメリゼのように焼き上げているからだそう。

鰻は肉厚でとってもふわふわ!さすが自焼き、じっくり火を入れることによって鰻の旨みがより凝縮されています。
優しい風味のお吸い物と、程よい塩気の漬物も添えてあるので、お口直しにもぴったりです。

せいろ蒸し(吸い物付き)

お店のイチオシメニューは、こちらのせいろ蒸し!
関東ではあまり馴染みがないですが、福岡では鰻重と同じくらい人気があるそうです。
タレをまぶしたご飯の上に蒲焼きと錦糸卵を乗せ、せいろで蒸したこちらのメニューは、保温性の高い木曽漆器の箱に入れて提供されるので、最後まで熱々で味わえるのが嬉しいポイント!

店内はオーナーセレクトのアンティーク家具が揃ったおしゃれな空間が広がります。
4〜8名が入れる個室も4部屋用意されているので、接待やプライベートな食事にもぴったりです。

目印は、お店の前に掲げられた鰻の暖簾!
ぜひみなさんも関東風とは一味違った同店特有の自焼きスタイルを味わってみてくださいね。

住所:東京都千代田区永田町1-11-28 合人社東京永田町ビル 1F
予約/お問合せ:03-6206-7476