東京湾から印旛沼までの約30キロにわたり、ゆるやかに流れる花見川と新川。海と里山の生活文化を川が繋ぐ。それが《千葉うみさとライン》です。

《千葉うみさとライン》について

《千葉うみさとライン》ロゴ
河川の流れと素敵な暮らしが緩やかに繋がるイメージを込めて流線形の書体を採用し、白を基調としたシンプルで展開しやすいロゴを開発。

花見川・新川流域一帯には、サイクリングやランニング、カヤック、フィッシング、グランピングなどの水辺のアクティビティをはじめ、グラウンドや道の駅、大きな公園など、子供から大人までが気軽に楽しめる空間がたくさんあります。

「自然と暮らしが融合する大きな遊び場」と見立て、周辺住民の皆さんにとって愛される身近な遊び場であってほしい‥そんな想いを込めて、コンセプトは「ちばの、ちかばの、あそびば」とし、海と里山の生活文化を川が繋ぐ《千葉うみさとライン》プロジェクトが発足しました。民間と行政が協働し、四季を感じる魅力的な取り組みを発信していくブランディング活動です。

【プロジェクトメンバー】

(左より)UR都市機構 東京東・千葉地域本部長 酒井 弘氏、千葉市長 神谷 俊一氏、佐倉市長 西田 三十五氏、八千代市長 服部 友則氏、株式会社みなも 代表取締役社長 岩﨑 肇氏

株式会社みなも・UR都市機構・千葉市・佐倉市・八千代市 等

わざわざ遠くに出かけないとできなかった遊びが、実は近場で体験できちゃう!全長30キロにわたる一帯に、身近に、魅力たっぷりなスポットがいっぱいあるんです♡先日、《千葉うみさとライン》周辺エリアを巡ってきましたので、早速ご紹介していきたいと思います!

道の駅やちよ

「道の駅やちよ」は、新川に架かる国道16号の八千代橋のたもとに位置し、新川を挟んだ2つの施設「八千代ふるさとステーション」と「やちよ農業交流センター」からなる、農業と市民をつなぐ総合体感スポットです。

●八千代ふるさとステーション

こちらが、千葉県で3番目にできた道の駅である「八千代ふるさとステーション」。

地元農家さんの作る朝どれの旬の新鮮野菜や果物や豊富な品種の米等を販売する、農産物直売所「クラフト」。コンテナのまま販売されているのがとても珍しいですよね!農家さんが畑から直接運んでくださっている感じがよく伝わってくる、直売所の空気感が印象に残っています。旬を知り、手に取って選ぶ楽しみは直売所ならではですよね。なんといってもお安くてお財布に優しい値段設定も魅力的です‥!

市内の酪農家さんが集まってできたアイスクリーム工房「プチシャンテリー」では、毎日生産される搾りたての牛乳で作るアイスクリームが販売されています。

牛乳、バニラ、クリームチーズ、チョコチップ、モカなどの定番商品をはじめ、季節のアイス(この日はさくらといちごでしたが、時期によりメニューは変動します。)も大人気だそうですよ♩

「やちよ道の駅食堂」は、貝殻亭リゾート初の和食店です。

開放的な店内では、こだわり抜いて開発された麺類や定食などを楽しむことができます。

のどごし、コシ、香り、こだわり抜いて開発された麺をはじめ、驚くほど大きなアジフライや、肉厚さに二度見必至!な太刀魚など、どれも絶品なんですよ♡是非味わっていただきたいメニューがズラリと並んでいます。

●やちよ農業交流センター

農産物の収穫体験や、バーベキュー・料理教室などたくさんのアクティビティが楽しめる「やちよ農業交流センター」。

年間を通し、野菜・果物の農業/収穫体験をすることができます。秋のさつまいも収穫体験はお子様に大人気ですよ。土のぬくもりや太陽の暖かさを感じられる貴重な体験ができそう。

また、そば打ちや菓子作りなどバラエティ豊かな料理教室が開催されています。

テントや機材が現地でレンタルでき、芝生広場でバーベキューを楽しんだり、レンタサイクルで近隣施設に足を伸ばしてみたりもおすすめです◎

季節によって、時間によって、さむざまな表情を見せてくれる新川を挟んだ2つの施設からなる「道の駅やちよ」。楽しく学べて、楽しく遊べて体験できる!美味しいものを食べる、購入できる!1日いても時間が足りないのでは?というほど、魅力いっぱいの五感にひびく道の駅になっています。

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https://yachiyo-agri.org/

佐倉ふるさと広場

本格オランダ風車「リーフデ」がシンボルの「佐倉ふるさと広場」は、春はチューリップ、夏はひまわり、秋はコスモスなど四季折々の花が一面に広がります。

〜2024年4月21日(日)まで、“佐倉チューリップフェスタ2024”が開催中で、関東最大級となる約100種70万球のチューリップが彩り豊かに咲き誇っていました。特に今年は“香る”“移り色”“斑入り”など珍しい品種も♡必見ですよ!

また、お気に入りのチューリップを球根ごと掘り取りができる「チューリップの掘り取り販売(10本600円)」も。咲き終えた球根は翌年も植えて育てることができるので、嬉しいお土産になりますよね♡♡

【佐倉チューリップフェスタ2024】
●期間:2024年3月27日(水)〜2024年4月21日(日)
●場所:佐倉ふるさと広場
●時間:9時〜16時

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オランダの植物を通年で楽しめるオランダ庭園や、シェアガーデンなど、印旛沼や美しい田園風景とともに1年中自然を楽しめる風致公園です。「リーフデ」内部も見学できますよ。

休憩所、売店、トイレを備えたオランダ風建物「佐蘭花」や隣接する農産物直売所「マルシェかしま」でも休憩できます。

▼今後のフェア予定

【風車のひまわりガーデン】

日時:2024年7月6日(土)~2024年7月21日(日)※予定
場所:佐倉ふるさと広場
概要:夏の佐倉ふるさと広場には、オランダの画家「ゴッホ」にちなんで命名されたひまわり約1万5千本が咲きそろいます。
夏の青空と風車、そしてひまわりがとても美しい風景を見せてくれます。
おすすめ:地元産の牛乳を使用したソフトクリーム、レンタサイクル、摘み取り体験、印旛沼観光遊覧船

【佐倉コスモスフェスタ】

日時:2024年10月5日(土)~2024年10月20日(日)※予定
場所:佐倉ふるさと広場
概要:オランダ風車を背景に約50万本の色とりどりのコスモスが一面に広がります。
おすすめ:地元産の牛乳を使用したソフトクリーム、レンタサイクル、摘み取り体験、印旛沼観光遊覧船

佐倉草ぶえの丘

「佐倉草ぶえの丘」は、緑豊かな自然の中で農業体験や生き物とのふれあいを通じて、子どもたちに豊かな人間性を育んでほしいと願い、昭和54年に設立されました。

線路の長さが国内最大級(全長1.1キロメートル)を誇る緑の中を爽快に駆け抜けるミニ鉄道や、「森のアスレチック」や「ターザン渡り」で思いっきり遊んだり、野菜の収穫体験や陶芸などの体験教室に参加したり、キャンプ場(団体のみ)やログハウス、宿泊施設(最大200人収容)の利用が可能です。

ヤギのエサやり体験ができる「森の動物たち」ゾーンには、2020年飼い主のところから逃げ出し、一時期電車の線路そばの崖の上に住みついて、「崖の上のヤギ、ポニョ」として有名になったヤギも暮らしています。その他、かわいいポニーやウサギもいます。

世界的にも貴重なバラの原種やオールドローズを中心に約1,250種類2,500株が植えられた「佐倉草ぶえの丘バラ園」は、世界的にも高い評価を受けている回遊式のバラ園です。

見頃の5月中旬〜6月上旬には、園内がバラの香りに包まれます。

オシャレなメニューがたくさんの、園内のローズテラスでは、バラ園を眺めながら優雅なひとときを過ごせますよ。(4月中は休業)

ローズテラスの営業日は、下記「草ぶえの丘」公式ホームページにアクセスの上ご確認ください。

入り口の直売所では、地元の農家さんが作った季節の野菜の販売もしています。

印旛沼サンセットヒルズ

「印旛沼サンセットヒルズ」は、家族そろって楽しむことができるオートキャンプ場です。

印旛沼を一望できる絶好の立地に恵まれ、天気の良い日には富士山や東京スカイツリーが見えるんです。

なんといっても、ちば眺望100景にも選ばれた、開放的な空を茜色に染めながら沈んでいく夕日は絶景なんです‥!!周辺の灯りが水面に映る夜景もおすすめですよ◎

メインのオートキャンプ場のほか、地元の方に親しまれているテニスコート、豊かな里山の中で鳥の声を楽しむ野鳥の森など、この地域ならではの自然を満喫できます。

ここまで前編としてお送りいたしました。まだまだ《千葉うみさとライン》周辺のエリアの魅力をお伝えしていきますよー!後編につづきます。