5月15日は「ヨーグルトの日」ということをご存知でしたでしょうか?ヨーグルトはカラダにいいイメージがある、味が好き、気軽に食べられるからなど、ヨーグルト生活を続けている人も多いです。そこで、このヨーグルトの日を記念して今回、改めてヨーグルトの食べ方や魅力をご紹介します。

ヨーグルトが糖尿病のリスク軽減を手助けする

ヨーグルトは善玉菌を補うことにより、腸活など健康面のアプローチがあることは多くの人に知られている事実です。そして、今回、新たに米国食品医薬品局(FDA)がヨーグルトについて2型糖尿病リスクの軽減効果があるとして、限定的健康強調表示を認めると発表しました。これにより、乳製品メーカーなどはヨーグルト製品に「限られた科学的証拠によれば、ヨーグルトを少なくとも定期的に週2カップ(3食分)食べると、2型糖尿病のリスクを減らす可能性がある」といった表示を行うことが可能となります。もちろん砂糖や糖分たっぷりのヨーグルトは逆効果になる可能性もあるので注意。しかし、このことにより、これからはヨーグルトを糖尿病予防で取り入れる人も増えそうです。ナチュラルなヨーグルトは腸活にも糖尿病予防にもアプローチできるということで、昔から世界中で愛されているだけある、優れた食品だということが改めて認識できます。

日本人は普段どのようにヨーグルトを食べているの?

そんな健康や美容を考えて積極的に食べたいヨーグルトですが、実際、日本のヨーグルト事情として、日本人は普段、どのようにヨーグルトを食べているのでしょうか?アンケートによってヨーグルト事情をまとめた「ヨーグルト白書」をもとに、日本人のヨーグルトの食べ方などをご紹介します。このデータはリアルな「今」を切り取るため、SNSにてアンケートを実施。Twitterキャンペーンのリプライ(返信)で集めたデータ(1,957件)と、FacebookとTwitterのアンケートで集めたデータ(646件)を基本データとして活用しています。

◾️ヨーグルトを食べる頻度は?

「みんなでつくるヨーグルト白書」2023年版より

ほぼ毎日が35.6%、週3〜4回程度が15.8%と半数以上が週の半分以上、ヨーグルトを食べている結果に。筆者も毎日のようにヨーグルトを食べていますが、濃いものを食べた後、口の中をさっぱりさせたいという点でも、朝食だけでなく食後などにも、デザート感覚でついつい食べたくなる食品です。

◾️食べるタイミング

「みんなでつくるヨーグルト白書」2023年版より

食べるタイミングで多いのはやはり朝食。続いて、おやつや間食に食べている方も多数います。仕事の合間にコンビニなどで気軽に入手できるのも大きいかもしれないですね。

「みんなでつくるヨーグルト白書」2023年版より

◾️好きなヨーグルトの食べ方

1位 フルーツ (546票)
2位 はちみつ/シロップ(376票)
3位 そのまま(287票)

日本人はフルーツやはちみつ、そのままなどナチュラルな素材と合わせる傾向があるようですね。フルーツではバナナが人気で、ヨーグルトと一緒に食べることで腹持ちもよくなりそうです。1番よく購入するヨーグルトの種類について尋ねたところ。56.5%が「無糖・プレーン」と回答。「加糖・プレーン」(22.9%)と合計すると、およそ8割がプレーン派だということがわかりました。甘いヨーグルトも多い海外。その点は海外と日本は少し異なりそうな印象です。

◾️一工夫や少し変わったヨーグルトの食べ方

ドライフルーツをヨーグルトに漬け込んで戻して食べる、黒蜜ときな粉をかけた和スイーツ風やクッキーやグミなどのお菓子をトッピングするという人もいます。また。トマト鍋の〆にヨーグルトとご飯を入れてリゾット風にしたり、水餃子や肉団子にかける人もいます。インドでもラッシーなどのヨーグルトドリンクを食事中に飲むなどカレーや食事とのヨーグルトの組み合わせは鉄板。ヨーグルトは濃いめの料理のコクアップと味をまろやかにしてくれるので料理にも合うと思います。
筆者はプレーンのヨーグルトに少しハチミツを入れて、甘いショートブレッド(クッキー)につけて食べるのもお気に入りの食べ方です。

ヨーグルトの魅力とは

「みんなでつくるヨーグルト白書」2023年版より

健康を意識して食べているかと思いきや、アンケートの結果の1位は「おいしいから」でした。体に良いといわれているだけでなく、おいしいからこそ、続けられるし、習慣にもなりますよね。やはり発酵によって生まれるナチュラルなヨーグルトのおいしさが人気のポイントのようです。

最近ではいろいろなブランドからヨーグルトが出ていて、さらっとしたタイプやモチっとした高級感があるヨーグルトまで種類は本当にたくさんあります。スーパーで購入できるものから、ご当地ヨーグルトとして牧場などで販売されているものまでヨーグルトを販売しているスポットも幅広いです。そのためいろいろ試すことで、自分のお好みのタイプが見るかるのも魅力の一つでしょう。筆者もスーパーでさまざまな種類を試すだけでなく、牧場や道の駅でもヨーグルトをチェックして購入することもあります。その度に新たな美味しさに出会い驚かされます。

このようにおいしいだけでなく、美容や健康、そして糖尿病予防にもアプローチしてくれるヨーグルト。改めて見てみるとこれからも食べ続けたくなりますね。