インターネット総合ショッピングモール「Qoo10」では、全国の女性500名を対象に「働く女性の夏のコスメとファッションに関する調査」を実施しました。
この調査では、20~30代の働く女性たちの2024年夏のコスメ・ファッション事情について質問。6割以上が夏に向けて、コスメや服を新たに購入する予定であることや、その理由が明らかに。また、日々の身支度の際にメイクとコーディネートのどちらを先に決めているのか、仕事とプライベートでメイクやファッションは変えているのかなど、働く女性ならではの調査も行いました。この夏、コスメとファッションにかけたい予算や、充実させたいことについても聞き、働く女性たちの夏の予定が垣間見える調査結果となっています。
2024年の夏、20~30代の働く女性の6割以上がコスメや服を新たに購入予定!
理由「気分を変えたいから」。30代はコスメを購入する際「紫外線ケア」「汗・水への強さ」を重視
だんだんと気温が高くなり、夏のお出かけに向けて今のうちに準備を始める人も多いのではないでしょうか。働く女性たちに2024年の夏に向けたコスメや服の購入意向を聞いたところ、6割以上の女性がコスメまたは服のいずれか、およびその両方を購入する予定があることが分かりました。
コスメを購入する理由は20代・30代ともに「気分を変えたいから(20代:42.1%、30代:45.4%)」が1位に。「紫外線をケアできるものに変えたいから(20代:16.8%、30代:28.6%)」「汗や水に強いものに変えたいから(20代:15.0%、30代:26.1%)」といった、夏ならではの機能性は、20代より30代の方が求めている傾向が高いことも明らかになりました。服を購入する理由は、30代はコスメと同じく「気分を変えたいから(44.5%)」が1位に。20代では「出かける機会が増えるから(37.4%)」が1位となり、夏が始まることに対するワクワク感もうかがえます。
コスメも服も仕事用よりプライベート用を買う予定!コスメは仕事とプライベート兼用派も多数
2024年の新年度、職場環境に変化があった人ほど夏のコスメ・服の購入意欲が高い
コスメにかけたい予算は平均13,783円、服は平均23,814円
コスメや服は仕事用とプライベート用、どちらを購入予定かも聞きました。コスメ・服ともに、仕事用よりもプライベート用を買う人が多い結果となりました。服と比べてコスメは、仕事用とプライベート用を区別せず買う人が多いことも分かりました。
さらに、2024年の春(新年度)に異動や転職、新入社員の入社など、職場環境に変化があった人ほど、この夏、コスメや服の購入意欲が高い傾向も明らかになりました。環境が変わったことで新たなアイテムが必要になった人や、気持ちや収入に変化があり、夏の買い物に積極的な人がいると考えられます。
2024年の夏に向けて、コスメにかけたい予算の全体の平均は13,783円、服にかけたい予算の平均は23,814円でした。春に職場環境に変化があった人だけで見ると、コスメにかけたい予算は平均14,692円、服にかけたい予算は平均29,446円となり、買い物意欲の高さが金額からもうかがえました。
身支度は「メイクより服が先派」が約7割!「服が先の方が映える」「前日に決めないとバタバタする」
20代約5割、30代約4割が仕事とプライベートでメイクを変える
メイク・ファッションで気持ちをコントロールする人も
メイクや服、コーディネートに毎日悩む人も多いのではないでしょうか。身支度をするときにメイクと服(コーディネート)、どちらを先に決めるか聞いたところ、メイクを先に決める派が33.2%、服を先に決める派が66.8%という結果になりました。
【理由】
<メイクが先派>
・メイクを先にした方が服のイメージがつきやすいから(愛知県・26歳)
・服が決まらないからとりあえずメイクをしながら考える(宮崎県・28歳)
・服が先だと粉飛びなどで汚れてしまうかもしれないから(沖縄県・22歳)
・メイクをしないと目が覚めないから(大阪府・29歳)
・部屋着の方がメイクしやすいから(兵庫県・39歳)
<服が先派>
・服を着てからメイクをしたほうが映えるから(愛知県・24歳)
・服の色に合わせてメイクをした方が全身がまとまるから(東京都・29歳)
・起きてすぐに着替えるから(神奈川県・34歳)
・着たい服を決めないと気分が上がらないから(大阪府・38歳)
・前日から服を用意しておかないと、朝バタバタするから(神奈川県・38歳)
・服を着る時にメイクが服についてしまわないように(北海道・23歳)
仕事とプライベートでメイク・ファッションを変えているかどうかも調査。メイクは20代の50.8%、30代の44.0%が「変える」、ファッションは20代の69.2%、30代の63.6%が「変える」と回答しました。ファッションと比べると、メイクは仕事もプライベートも同じ(変えない)人の割合が多い結果となりました。
メイクやファッションを変えている人からは「仕事ではクールなメイクをすることで気持ちが引き締まる(神奈川県・31歳)」「お出かけするぞ!という気分になる(岡山県・34歳)」「仕事ではナチュラルにし、プライベートでは盛る(栃木県・35歳)」「職場ではマナーとしてメイクしている(埼玉県・29歳)」といった意見がありました。メイクやファッションで気持ちをコントロールしている人もいるようです。一方、メイクもファッションも変えない人からは「服装が自由な仕事だから(京都府・27歳)」「着心地を重視しているので変えない(神奈川県・38歳)」「自己流を変えない(京都府・36歳)」といった意見がありました。
約7割がコロナ5類移行前と比べてコスメや服の購入意向が高い!
2023年3月13日以降、マスクの着用が個人判断となり、同年5月8日に新型コロナウイルスが5類感染症に移行してからおよそ1年が経ちました。2024年の夏は、2023年のコロナ5類移行前よりもコスメやファッションアイテムが欲しいと回答した人は、約7割でした。
具体的に欲しいアイテムの1位は「服(59.1%)」、2位は「アイメイク(51.3%)」、3位は「スキンケア(41.2%)」でした。今年欲しいアイテムについて、2023年のコロナ5類移行前の時期にも買ったかどうかを、あわせて聞いたところ、今年欲しい人の割合との差が特に大きいのは「アイメイク」「リップメイク」でした。ほとんどの場所でマスクの着用が自由化された今、昨年と比べてメイクアップ用品に力を入れたい人は多いのかもしれません。「靴」「バッグ」「アクセサリー」といったファッションアイテムも比較的差が大きく、2024年夏の、お出かけに前向きな雰囲気がうかがえます。
2024年の夏に欲しいアイテム(複数回答)
1位
服(59.1%)
2位
アイメイク(51.3%)
3位
スキンケア(41.2%)
4位
リップメイク(40.7%)
5位
ベースメイク(36.8%)
2024年夏に充実させたいことランキング1位「趣味」2位「貯蓄」3位「美容」
最後に、2024年の夏に充実させたいことを聞きました。1位は20代・30代ともに「趣味(20代:63.6%、30代:64.0%)」でした。「美容(20代:35.6%、30代:34.8%)」「ファッション(20代:31.2%、30代:30.8%)」は、年代にかかわらず約3割の人が充実させたいと回答。30代は20代と比べて「貯蓄(20代:48.8%、30代:53.6%)」「ダイエット(20代:21.6%、30代:25.2%)」「健康管理(20代:20.0%、30代:28.0%)」と回答した人の割合が多い結果となりました。幅広い選択肢に票が入り、この夏に向けた女性たちのモチベーションが垣間見えました。
【全体】2024年の夏に充実させたいこと(複数回答)
1位
趣味(63.8%)
2位
貯蓄(51.2%)
3位
美容(35.2%)
4位
ファッション(31.0%)
5位
仕事(26.4%)
6位
健康管理(24.0%)
7位
ダイエット(23.4%)
運動・トレーニング(23.4%)※同率
9位
勉強(16.4%)
10位
家事(13.2%)
【調査概要】
「働く女性の夏のコスメとファッションに関する調査」
調査期間:2024年5月2日~5月7日
調査対象:全国の20~30代働く女性 計500名
調査方法:インターネット調査
調査会社:株式会社ネオマーケティング
まとめ
今回の調査では、働く女性たちの2024年夏のコスメ・服の購入意欲や、日々のメイクとコーディネートの決め方などを調査しました。この夏、6割以上の女性がコスメもしくは服の購入を予定していることや、仕事用よりもプライベート用のアイテムを買う予定の人が多いことなど、お出かけへの前向きな意向がうかがえました。また、20代の約5割、30代の約4割が仕事とプライベートでメイクを変えており、状況に合わせてメイクやファッションを変えることで、気持ちを切り替えている人もいることが分かりました。本格的な夏が訪れる前の準備に、Qoo10も利用してみてはいかがでしょうか。