日光浴ナビゲートデバイス・アプリ『LNES® SL-04』(以下、ルネス)を提供している日本ゼオン株式会社が、20〜60代の男女993名を対象に梅雨の体調不良についてアンケート調査を実施しました。
その結果、毎年梅雨時期に不調を感じる人は全体の54%(約2人に1人)人にものぼりました。その症状について、22.9%(約5人に1人)が睡眠の質の低下と答えています。
そこで睡眠負債に詳しい白川修一郎先生が研究データから推察した「雨の日に、質のい
い睡眠を取る条件」を踏まえて、梅雨でもすこやかに過ごすための方法についてご紹介いたします。
対象梅雨の体調不良についてアンケート調査
20〜60代の男女993名を対象に行った梅雨の体調不良についてアンケート調査結果をみてみると・・
毎年、梅雨時期に不調を感じる人は54.0%。なんと半分以上の方が梅雨時期に不調を感じています。
不調の症状については、1位「やる気の低下」、2位「気分の落ち込み」、3位「頭痛・頭が重い」。そして5人に1人以上(22.9%)は睡眠の質の低下を感じる結果となりました。
「ルネス」を監修した睡眠負債の専門家である白川修一郎先生は、これらの不調は、雨天時の日光浴不足による生体リズムの乱れが原因の一つだと指摘しています。
整った生体リズム・良い睡眠ってなに?日中のライフスタイルが精神的不調を改善するカギ
白川先生によると、“良い睡眠“とは睡眠中に成長ホルモンがしっかり分泌され、脳の老廃物が取り除かれること。生体リズムが整い、メラトニン分泌が活発になることが重要とされています。
“良い睡眠”を実現するポイントは、覚醒時の行動(太陽を浴びる、食事をする、運動をするなど)。その基点となる生体リズムは、眼の網膜で光を感知し、朝の光を浴びることでリセットされます。
生体リズムが整うと、自律神経の安定化(リフレッシュ感の向上)、肉体の疲労軽減(お肌や細胞の修復)、脳の疲労回復(認知症の予防にも効果あり)、肥満予防(食欲抑制効果・脂肪代謝の促進)などが期待できます。
雨の日でも日光浴を取り入れることで睡眠・生体リズムを改善!専門家がおしえる“梅雨の睡眠の質向上”の必要条件とNG行動
外出しづらい梅雨でも睡眠の質を向上させるには、主に以下の4つの行動がポイントです。
①朝9時前に、20〜40分太陽を浴びる
②1日を通じて1〜2時間程度日光を浴びること
③梅雨時期でも毎日外出する
④朝ごはんを食べる
反対に睡眠の質を下げるNG行動は
①飲酒や食事を就寝直前まで採ること
②スマホ・PCを就寝直前まで触ること
飲酒や食事は就寝2時間前までに、スマホ・PCのチェックは30分前までに終わらせましょう!
健康維持に必要な日光浴の目安が一目でわかる日本初の日光浴ナビゲートデバイス・アプリ「ルネス」
1日あたりの適切な日光浴時間は、厳密にいうと、その日の天気や光量、紫外線量、服装などによっても変化してしまいます。
そこで、日本ゼオンは「SOLAR CARD® 」を用いてその場の太陽光を数値化し、独自アルゴリズムで演算することで、健康維持に必要なちょうど良い日光浴をナビゲートするモバイルデバイス『LNES® SL-04』と、専用アプリ『LNES』を開発しました。