「映え」の次は「地味」がトレンド?
今回の調査では、SNSでの「映え」や「盛り」に疲れや飽きを感じている人は全体で7割以上となり、さらに10~20代女性の約55%が「映え」や「盛り」に対して魅力を感じていないということも明らかとなりました。さらにコロナ禍後は、食品や衣料品など身近なものを購入する際、コロナ禍前に比べて「話題・トレンドのもの」「華やかなもの」より「長く使えるもの」「暮らしに欠かせないもの」という要素を重視する傾向が増加したという結果も出ています。コロナ禍を経て、華やかさや派手さよりも、本質的な価値を有する堅実で地味なものを志向する人の割合が増えていることがうかがえます。
「話題・トレンドのもの」「華やかなもの」より「暮らしに欠かせないもの」「長く使えるもの」を重視する傾向
食品や衣服などの身近な日用品を購入する際に重要視していることとして、コロナ禍前に多かった「長く使えるもの」(44.3%)「暮らしに欠かせないもの」(38.4%)という回答が、コロナ禍後では「長く使えるもの」(55.7%)「暮らしに欠かせないもの」(49.0%)とさらに増加していました。一方、「話題・トレンドのもの」「華やかなもの」はコロナ禍前から後では減少していました。
「地味」という言葉のイメージとして「堅実、地に足がついている」などポジティブな印象の回答
「地味」という言葉に対して抱く印象について調査したところ、既存のイメージである「目立たない、控えめ」が71.1%とトップでしたが、「堅実、地に足がついている」(23.2%)「影の主役、周り(他者)を活かす 引き立てる」(11.2%)と回答する人も一定数おり、「退屈」というネガティブなイメージの回答は9.9%と1割以下でした。「地味」という言葉がポジティブに捉えられていることがうかがえます。
地味調味料とは?
しょうゆやマヨネーズのように味の主役になるわけじゃないけど、味のベースとなって素材の味を引き立てる縁の下の力持ち!目立たないけど、なくてはならない影の主役、それが「地味調味料」「ほんだし」「丸鶏がらスープ」「コンソメ」を代表とした風味調味料のことを指す味の素(株)の造語です。
汎用性が高く味の主役になるしょうゆやマヨネーズとは異なり、味の主張は少ないのが「風味調味料」。その存在は一見地味ではありますが、料理のジャンルを問わず活用でき、味のベースとなって、味を安定してくれたり、時短になったり、素材の味を引き立てる、なくてはならない存在です。
味の素「地味調味料格付けチャレンジ」にゆうちゃみが登壇!
イベントでは同社の調味料「ほんだし」「丸鶏がらスープ」を使用した料理と不使用の料理を食べ比べして当てる格付けチャレンジを行い、ラクラク全問正解をした料理とゆうちゃみは“地味調味料マスター”の称号が与えられ大喜びをする場面も!
調味料一式がプレゼントされると「赤ちゃんの頃から家にあってマブダチ!とっても嬉しい」と満面の笑みでコメント。
今回の格付けチャレンジは、昨年行った官能評価を実体験できるものでした。
【調査概要】
調査期間:2023年11月28日~2023年12月12日
調査方法:株式会社味香り戦略研究所検査員による官能評価
調査内容:「ほんだし」、「コンソメ」、「丸鶏がらスープ」の特性を調査
1.「ほんだし」で作った小松菜のお浸しは、「和風液体だし」で作ったものより
素材のうま味、香りが強い
2.「ほんだし」、「コンソメ」、「丸鶏がらスープ」は多量に入れても
味のバランスや統一感が適正量とほぼ変わらず、目分量や感覚で使用しても
味付けに失敗しにくい
3.「ほんだし」、「コンソメ」、「丸鶏がらスープ」で作った野菜炒めは「和風液体だし」で
作ったものより食感や素材の香りが強く、水っぽくならずに料理に馴染みやすい
4.「ほんだし」の有無で素うどんを比較した場合、「ほんだし」を入れた方が
ホッと落ち着くことができる
この調査結果は、料理の中で目立つことのない、和風顆粒だし、コンソメ、鶏がらスープの素などの一見地味な調味料(地味調味料)が、素材の味、香り、食感を引き出すほか、汎用性が高く味のバランスもとりやすいという、使いやすさの観点からも料理の「影の主役」として機能していることが立証されました。
”ほんだし”は和食だけじゃない!カレーにも!
フォロワー数100万人超えの料理研究家・管理栄養士のもあいかすみ氏とともに“地味調味料”を使ったチキンキーマカレーを調理しました。手際よく調理
おいしいと、食べるのがとまらなくなるゆうちゃみ。圧倒的な明るさと、こてこての大阪弁で終始、場を盛り上げてくれていました。
早速、これまで使わなかった料理にも、いろいろ試して使いたくなりました。みなさまもぜひ、”ひとふり”ためしてみてくださいね。