にぎりすしとしての加工が難しい部位をご家庭へ
今回のコラボレーションプロジェクトでは、世界中の海から食材を厳選し、貴重な水産資源である魚を大切に使用し、うまくて安いすしを提供するスシローと、「これからの食卓、これからの畑」を理念に掲げ、持続可能な食をご家庭にお届けしているOisixがタッグを組むことで、より多くのお客さまに「食材を余すことなくおいしく食べる体験」や「これまで知られていなかった食材まるごとの魅力」を楽しんでいただくことを目指しています。
Oisixはこれまで「フードロス削減」に注力し、畑や食品加工の現場で未活用となっていた食材を100商品以上アップサイクルして開発・販売してきました。一方スシローは、すしとして扱う“背や腹”の部分とアラや骨などのおいしさの価値は同等であるという日本料理の考え方を創業以来受け継ぎ、ラーメンにアラを活用するなどグループ企業内で食材を使い切るスキームを構築しています。
今回、企業の垣根を飛び越え、ご家庭向けの定期宅配サービスを展開するOisixが、にぎりすしとしての加工が難しいまぐろ部位を商品化することで、厳選された食材の目利き力&食材を余すことなく使うスシローの精神と、ご家庭で手軽に召し上がれるアップサイクル商品の企画力を活用し、両社のフードロス削減の取り組みを加速させてまいります。
目利き食材を余さず食べ切るプロジェクト第1弾
おおばちまぐろの「わかれ身」をやわらかコンフィに!
第1弾商品として、スシローが仕入れた「おおばちまぐろ(厳選めばち鮪など)」加工時に発生する「わかれ身(大筋・ちから身を含む)※」という部位に注目しました。
「わかれ身」は仕入れたまぐろの約10%を占める部位でありながら、筋が多いなどその食感から、店舗では一部を切り落としや細切れで「細巻」「軍艦」に、また衣をつけて「まぐろカツ」に活用しているものの、にぎりすしにするのが難しい部位です。※おおばちまぐろの部位の名称は事業者によって異なる場合があります
Oisixではこの「わかれ身」を低温のオイルでじっくり旨みを余さず加熱する「コンフィ」とすることで、Kit Oisixメニューのメイン食材にアップサイクルしています。
今後も第2弾商品「まぐろコンフィとたっぷり野菜の和風ビビンバ」も登場!
Kit Oisix「まぐろコンフィと夏野菜のシチリア風パスタ」
スシローなどのブランドを展開するFOOD & LIFE COMPANIES でまぐろの仕入れを担当する山上さんが目利きした「おおばちまぐろ(厳選めばち鮪など)」。その中でも「わかれ身」は一部を除きその食感から火入れしないと固くて食べづらく、スシローでも新たな活用方法を検討していました。
そんな「わかれ身」を、Oisixが「柔らかなコンフィ」に仕立て、彩りある旬野菜と合わせて、シチリア風パスタのミールキットに。何も買い足さなくともそのまま作れるのが魅力です。
にんにく・パセリ・レーズンの味が楽しいサクサクパン粉が味の決め手!コンフィのエキスを旬野菜とパスタにたっぷり吸わせたうま味が溢れる一皿、家族にも大好評でした。7月18日までの販売(なくなり次第終了)なので、気になる方はオンラインでオーダーしてみてくださいね。