ビタミンDの効果効能
・【腸内フローラバランス】消化器の不調の改善、太りにくい身体づくりに貢献
・【脳でのセロトニン代謝】気分の安定化、睡眠の質に 改善に寄与
・【感染症】免疫系が活性化・調整され、インフルエンザなどの感染症罹患リスクを軽減
・【骨】骨折リスクを低減。カルシウムやマグネシウムの吸収を制御し、
骨の維持や成長に影響を与え、骨粗しょう症、骨軟化症、くる病などの疾患も予防に貢献
・【肌】免疫系が活性化・調整され、皮膚の乾燥や炎症の増加を抑制する傾向
(日本機能性医学研究所所長・斎藤糧三先生より)
丈夫な骨作りや免疫力アップに欠かせないビタミンDは食事から摂取する他、日光浴で生成されます。しかし、日焼け止めを塗るなどの紫外線対策をしていると、日光を浴びても、ビタミンDの生成を阻害してしまいます。 紫外線対策する人ほど「紫外線は身体にいい」と認識する一方、誤認識でビタミンD不足の可能性が高まります。
“ちょうどよい”日光浴の目安時間を提案するデバイスとアプリ『LNES® SL-04』を期間数量限定で提供している日本ゼオン株式会社は、今年の関東の梅雨入りを受け、20〜60代の男女993名を対象にした日光浴や紫外線に関するアンケート調査を行いました。
梅雨時期に不調を感じる人は半数以上。ビタミンD不足によって症状を感じている可能性がある人は約4割。
日焼け止めが体内のビタミンD生成を抑制することを知らなかった人は7割以上
現代人がビタミンD不足であることが知っている人はおよそ半数(48.7%)に上り、また日光浴からビタミンDが得られることを知っていたのはおよそ半数という結果に。
一方で、日焼け止めは体内のビタミンDの生成を抑制することを知らなかった人は、7割以上(73.0%)にのぼりました。
専門家「昨今、感染症の罹患や骨折が増加」「ビタミンD不足で今後益々リスクが高まる可能性」を指摘。調査の結果、5人に1人は3ヶ月に1回以上風邪や感染症にかかっていることが判明。
斎藤先生によると、感染症の罹患が増えたり、骨折なども増えている中で、これらの一連の結果は、「ビタミンD不足の国民的リスクが益々高まっていく可能性がある」と警鐘を鳴らしています。実際に、風邪や感染症にかかる頻度について問うと、中央値は「1年に1回」。一方で、5人に1人は3ヶ月に1回以上風邪や感染症にかかると回答。
梅雨時期こそ日光浴?体内でビタミンDを生成する方法とは?
ビタミンD不足の改善について、ビタミンDに詳しい機能性医学の専門家斎藤糧三先生にお話を伺いました。斎藤先生及び中島先生は本調査結果について、「身体によいと信じて外出している人たちの大半がビタミンD不足または欠乏ということが推察され、現代人の行動結果からも、2023年に慈恵医大から発表された“98%がビタミンD不足”という診断結果について、行動面からも裏付ける結果となった」と見解を述べています。
〜ビタミンDに詳しい機能性医学の専門家斎藤糧三先生、国立環境研究所の中島先生よりコメント〜
①紫外線対策が過剰になり、様々な世代で骨や筋肉への悪い影響が考えられる
全身日焼け止めを塗っている人は、日光を浴びていても現実的にはビタミンDは生成されません。現代では、くる病、骨粗しょう症だけではなく、骨軟化症も問題視され、あらゆる世代において骨や筋肉の低下が危惧されています。これらは過剰な紫外線対策や太陽を浴びないライフスタイルが起因している可能性も出ています。
②日光浴不足は、インフルエンザなどの感染症罹患リスクも
免疫応答を調節し、感染症やあれグリーなどに対する免疫機能を改善することが期待できます。例えば、インフルエンザなどの感染症において、ビタミンDの摂取が十分であることは、感染症の発症リスクを軽減する効果があると報告もあります。ビタミンDは免疫細胞の活性化や病原体の増殖を抑制する働きを持つと考えられています。
③ただでさえ、日本人の98%はビタミンD不足と言われている。梅雨時期は日光浴不足によるビタミンD不足に要注意。
現代人の「ビタミンD不足」については、2023年6月に東京慈恵会医科大学から「98%の日本人がビタミンD不足に該当」したと発表され話題となりました。梅雨時期は紫外線量も減ることが多いため一層ビタミンD不足に注意する必要があります。
私たちの研究では、健康維持に好ましい日光浴条件と日焼けリスクが生じる紅斑紫外線時間にはギャップがあり、自己判断のもとで効果的な日光浴ができるようになることを推定できるようにしました。過ぎたるは及ばざるがごとし…。そのバランスに着目した日光浴は私たちが健康を維持する原則になると期待しています。
一般的に言われているような梅雨時期の紫外線のデータからは夏の快晴時の30%ほどになるといわれていますが、実は晴れや曇り、雨の日の平均のデータになっていると考えています。雲は様々な種類や厚さがあり、特に、雷を伴うような厚い雲の時には、昼間でも薄暗くなることからも判る通り、紫外線も相当わずかしか透過していないことが推定されます。
『梅雨時期のビタミンD生成』は、天気予報を意識しながら、晴れ間がみれる時間帯や日に、15分~20分程度、比較的明るめの薄い曇りの日は、少し多めに太陽を浴びることがよいでしょう。また昼間でも薄暗くなるような天気のケースでは、ビタミンDが生成できるような環境ではないが、生体リズムを整えたり、睡眠の質を上げることも期待できるので、無理をしない範囲での外出をしましょう。
また、どんなに快晴の日で外出しても、日焼け止めなど日焼け対策を徹底したり、直射光が当たらない服装だと、ビタミンDはほぼ生成されません。またどんなに快晴でも、家の中や窓を閉めている車などガラス越しでの日光浴ではビタミンD生成には意味がありません。適切な知識を理解して太陽を浴びることをお勧めします。
10〜14時の晴れ間に「15分~20分程度」の日光浴でビタミンD生成
〜梅雨時期の日光浴に関するまとめ〜
● 日光浴には、ビタミンDや睡眠の質を通じて様々な効果があるので太陽が出にくい
梅雨時期でも意識しておく
● 日焼けが気になる場合は、日焼け止めは顔と首のみに止め、
手足は一時的に露出した状態(半袖長ズボンなど)で、
10〜14時の間に「15〜20分程度」の日光浴を推奨
● 曇りや雨などでも比較的明るめの薄い曇りの日は、
無理をしない範囲で少し多めに太陽を浴びる
● 梅雨や雨の場合は、食事にもより気を配ろう。
サプリメントなども状況によってはおすすめなので専門家と相談のうえ摂取しよう。
紫外線を浴びすぎず健康を目指す!日光浴を数値で提案してくれるデバイス&アプリ『LNES® SL-04』
ゼオンでは「 SOLAR CARD® 」を用いて太陽光を数値化し、独自アルゴリズムで演算することで、紫外線を浴びすぎることなく健康を目指すちょうどよい目安時間を提案し、上手な日光浴へナビゲートする様々なサポート機能も充実させたモバイルデバイス『LNES® SL-04』※と、専用アプリ『LNES』を開発しました。
※このデバイスは、連動するアプリを通じて、上手な日光浴をサポートするために目安時間を提案しますが、日光浴の効果を保証するものではありません。
本商品の特徴(デバイス及びアプリの連動による)
■ちょうどよい日光浴の目安時間をその場で測定
■自分に合わせた日光浴体験レベルの設定
■3つの指標と総合スコア化で目安評価をログ化
■天気情報(ウェザーニュース)連動:お知らせ/アラート機能
■日光浴関連情報のお得な定期配信
ユーザーからは「日光浴が健康によさそうというイメージはあるが、どれだけ日光を浴びてよいかわからなかった」「日差しが気になるのでこれからの季節に活用して外出したい」「日中散歩の楽しみが増えた」など、ビタミンD生成と切り離せない紫外線対策に対してボジティブな意見があがっています。『LNES® SL-04』で“ちょうどよい”日光浴、はじめてみませんか?