命に感謝!キッチンで里海の幸を知る。
築150年以上の里山に佇む古民家【せとうち母家(SetouchiOMOYA)】。 年間を通して穏やかな瀬戸内気候、素晴らしい田園風景が広がるラグジュアリーな古民家民泊です。凜とした風格ある出で立ちと、和モダンのスタイルに、ここでしかできない里山体験、定評あるプライベートウッドデッキ、日頃の生活を忘れさせてくれる半露天風呂、卓越したサービスを融合させた他にないサービスが受けられる1日1組(12人まで)1棟貸切りの古民家ステイの宿です。
うまい魚は瀬戸内海にあり!
せとうち母家 のキッチンで調理の腕で世界に挑戦し続けるさすらいの料理人zono氏(原園和也さん)に瀬戸内さかなを使った魚の捌き方を教えていただきました。
瀬戸内さかなとは、”瀬戸内海で獲れる多様な魚介類を表す総称”です。広島県の海は、瀬戸内海の中でも比較的浅く干潟や藻場も多いため、いろいろな魚が産卵に来る場所となっており、多くの魚を育む「ゆりかご」と言われています。また、季節によって水温が大きく変わるため、一年を通して四季折々の旬の美味しい魚が豊富に存在します。
⇒瀬戸内さかな日和 (hiroshima-setouchi-sakana.jp)
備後圏域の沿岸4市(広島県福山市、尾道市、三原市、岡山県笠岡市)で水揚げされた新鮮な水産物で、1000人の漁師がおすすめするとっておきの27種のさかなたちは「備後フィッシュ」と呼ばれています。
鯛の三枚おろしに挑戦しました。鱗をとるところからはじまり、切り方から洗い方まで丁寧に指導いただけます。こうやってイチからおろすと、命を頂いているなと体感できますね。
自分たちがさばいた鯛のお刺身、炙り、テンジクダイ(ネブト)、ネズッポ(メゴチ)、鱧、サルエビ(ブトエビ)、カワハギ、ベイカ(チイチイイカ) などあらかじめご用意いただいていた”瀬戸内さかな”を堪能しました。ごはんもおいしく、命に感謝しながら海の幸をいただきました。(宿泊者限定のお魚三枚おろし体験は6500円~ *詳細・価格はせとうち母家に直接お問い合わせしてみてください)
Les Dix-Sept Bateaux 島を感じながら、ガレット体験
2023年夏に尾道市向島町の立花海岸にオープンした【Les Dix-Sept Bateaux( レ ディセット バトー
)】フランス ブルターニュ地方の焼き立ての本格ガレットとクレープがいただけるお店です。
尾道からは車も自転車もそのまま乗船できる地元の方も生活に利用している船で、向島まで移動します。(船の後ろに見える緑の島が向島)到着後は、車で移動し、数分で到着。
海辺に位置し、中に入らなくともすでにかわいさが溢れている!!!
インテリアはフレンチカントリー調で、非日常空間とはこのこと!2階の窓際からは最高の景観がのぞめます。
メニューは、アラカルトはもちろん、スープ、シードル、シーズンガレットのセットもあります。
テイクアウトは200円オフでサイクリストが片手で食べられるようにと形状にもやさしさが、、、尾道まで行ったら、わざわざでも行くべきなオススメのお店です。潮の満干期で営業時間も変わるそうなので、予約が確実です!
Les Dix-Sept Bateaux(@les17bateaux)
広島県尾道市向島町立花2982-6
0848-44-8221
広島の地酒と瀬戸内さかなが最高! 尾道『高原誠吉食堂』
京都で修行した大将のお料理が人気の県産食材を使用した京料理がいただける【高原誠吉食堂】。この日はおまかせコースをいただきました。
美味しいお料理だからお酒がすすむのか、お酒が美味しいからお料理がすすむのか、いずれにせよこの日はかなり箸もお酒もすすみ、楽しい夜を過ごしました。何を食べてもはずれなし。名物のだし巻き卵、タコ飯、瀬戸内さかなのお刺身盛り合わせなど、尾道のおいしいものがぎゅっとつまったコース内容で大満足でした。
高原誠吉食堂
広島県尾道市土堂2-2-19
0848-24-6880
火・水・木・金・土・日 17:00 - 22:00
月 定休日
世界の楽しさを伝える尾道のチョコレート【USHIO CHOCOLATL(ウシオチョコラトル)】
向島の中腹に位置するチョコレートメーカー【USHIO CHOCOLATL(ウシオチョコラトル)】チョコレートの原料であるカカオ豆の生産地へも足を運び、農園主と食事や会話をし、取り巻く環境のVIBESを『カカオ豆が持つ背景』を一枚に込めています。今現在この世に存在しない一枚を創りたいと未だ知らない世界を探訪し、沢山の人や物事と出会い、日本へ帰り、様々な食材と組み合わせ、様々なアーティストが創り出すジャケットで彩っています。
カカオをべースにしたイートイン、テイクアウトどちらも可能なドリンクメニューも人気です。
カカオソーダフロート 990円(税込)
カカオソーダに広島市にあるサゴタニ牧場の砂谷牛乳を使ったミルクジェラートをONした暖かい時期限定の冷たいドリンク。ほどよい甘さ、時間が経っても溶けづらいジェラートで食べごたえもあり、涼がとれました。
造船所跡地で造る“船出のワイン”【瀬戸内醸造所】
広島でワイン?そもそもぶどうが採れる?瀬戸内は古くから生食用ブドウの産地だということを今回の旅で知りました。
高齢化により歴史や文化の継承に危機感を感じた代表の太田氏が、生まれ故郷であるこの地域を元気にするために、耕作放棄地の整備、傷や色味が原因で市場価値の落ちた生産物の買い上げ、食品ロスの観点による予約優先のレストラン営業、瀬戸内地域メインとなる食材の仕入れを徹底するなど、シナジー効果を生み出すためにできることに積極的に取り組み、2019年に立上げたワイナリー【瀬戸内醸造所】 です。
瀬戸内醸造所|広島県三原市のワイナリー・レストラン (setouchijozojo.jp)
大小異なる船が行き交う瀬戸内海と緑が生い茂る山々に囲まれる【瀬戸内醸造所】。併設のレストラン「レストラン mio」では「ひろしまシェフ・コンクール」でも成績優秀者に選出されている寿浦シェフが腕を振る瀬戸内産の食材を合わせたペアリングが楽しめます。
レストラン|広島県三原市のワインを愉しむ料理は瀬戸内醸造所 (setouchijozojo.jp)
瀬戸内醸造所ワインのフラッグシップ“三原ニューベリーA”を試飲しました。三原市高坂町は瀬戸内地域の雨が少ない温暖な気候・海抜240mと、ワイナリーが建つ海沿いに比べると朝晩の寒暖差がある生産地。傾斜地に立地し、日照時間が長く水はけが良いぶどう栽培の適地で、穏やかな酸で豊かな果実味のぶどうが栽培されています。2021年以来2年ぶりの仕込み。樹齢60年の古木のぶどうの割合を多めに仕込んでいます。前ヴィンテージで好評だったピュアな果実味はそのままに、後味には複雑味が重なります。飲み始めは少し冷やして、最後は常温で。時間の経過とともに、様々な表情を魅せてくれるワインです。
醸造棟見学ご案内料金 30分程度
・おひとり様500円
・グラスワイン一杯の試飲付/おひとり様1,500円
オンラインでもお取り寄せが可能です。
どこもかしこもおしゃれで旅人を出迎えるおもてなしの心を感じるスポットばかり!旅行を計画中のみなさま、しまなみ街道のサイクリングを楽しむサイクリストの方々にも教えてあげたいおいしいスポットです。次の記事では、観光や体験のオススメスポットをお届けします。