「はくばく『雑』食堂プロジェクト」概要
創業からある「誰かのために」という考え方のもと、「ちょっとくらい『雑』でも、完璧でなくても良い。あなたの思いやりの『雑』を応援したい」という思いから、「雑」をポジティブにとらえた「雑っていいこと」という考え方を発信しています。その中で、雑穀と3色食品群の食材を使ったざっくりパーフェクトな栄養バランスの食事「雑な完全食」という、忙しい現代の人々に寄り添う食の切り口を提案しています。
昨今、特に共働き世帯において、お子さんの夏休み期間の食事準備の負担や栄養不足などが、社会的課題となっています。そこで、はくばくの雑穀を活用して、食事準備の負担軽減や栄養不足解消、忙しい日々で不足しがちな親子コミュニケーションを促進する働きかけを行いたいという想いから、夏休み期間にお子さんが集まる児童館や子ども食堂などの施設の協力のもと、「はくばく『雑』食堂プロジェクト」を立ち上げました。
3色食品群+αの栄養が補えて、火や包丁を使わずに手軽に作ることができ、一緒に作る過程でちょっとした親子の会話(雑談)が生まれる、そんな「雑な完全食おにぎり」レシピを考案しました。また、親子で雑談しながら楽しめる食育キットも開発し、親子コミュニケーションを促します。
プロジェクト第一弾として、八広児童館(東京都墨田区)、高輪子ども中高生プラザ(東京都港区)、鶏眞子ども食堂(東京都国分寺市)へ、8月中に計600食のおにぎりを提供し、親子で雑談しながら楽しめる食育ワークショップを開催します。また、学校の夏休みの課題にも使える自由研究シートなども参加者全員にプレゼントします。(サイトから無料ダウンロード可能です。)
「雑な完全食*1」とは
はくばくが提案する「雑な完全食」とは、1メニューあたり、3色食品群*2に基づく栄養素(赤・黄・緑)を1種類以上含み、食物繊維やビタミン、ミネラルを含む雑穀を使用するごはんのことを表します。雑穀には現代人の不足しがちなビタミン、ミネラル、食物繊維などの栄養素が含まれています。これらを手軽に食べられるように、はくばくでは蓄積された技術力で商品開発に挑み、豊かな風味で健康増進に貢献してきました。「雑な完全食」は、日々の料理にはくばくの雑穀を取り入れるだけで、おいしく、手軽に作れてざっくりパーフェクトな栄養バランスで、忙しい毎日に食卓での頼もしい一品ができあがります。
「子どもだけでも、簡単に作れる。親子一緒に作ると、雑談が生まれる。」
雑穀米と3色食品群の具材を選び、にぎるだけで作れる、おいしくて、ざっくりパーフェクトな栄養バランスがとれるおにぎりレシピです。
*1 「雑な完全食」は商標登録済みです。
*2 栄養素の働きから、3つの食品グループに分けたもの(赤:体をつくるもとになる食品、黄:エネルギーのもとになる食品、緑:体の調子を整えるもとになる食品)(農林水産省HPより抜粋)
飯島奈美さん考案「雑な完全食おにぎり」レシピ公開
「雑な完全食おにぎり」レシピは、2023年に「雑な完全食」レシピを監修いただいた人気フードスタイリストの飯島奈美さんに今回も監修していただきました。レシピは、雑穀や雑に関する情報サイト「雑っていいこと」にて公開します。子どもも大人もうれしいおいしさで、自分や家族、大切な人の健康を想う「はくばく『雑』食堂」を、皆様のご自宅でもお楽しみください。
【「雑な完全食おにぎり」レシピ】
【材料】 ※緑・赤の食材はおにぎり1個分の分量を記載
黄(エネルギーのもとになる)
・「おいしさ味わう十六穀ごはん」・「もち麦」・「もっちり美味しい発芽玄米」の
いずれかの雑穀ごはん
緑(体の調子を整えるもとになる)
・小ネギ(大さじ1)・青のり(少々または適宜)・枝豆(大さじ2)のいずれか一種
赤(体をつくるもとになる)
・コンビーフ(大さじ1)・ツナ缶(大さじ1)・鮭缶(大さじ1)のいずれか一種
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【作り方】
炊き上がった雑穀ごはんを100g(小さめの場合80g)取り、
緑・赤の食材から1種類ずつ加えて、おにぎりにする。
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【+α おすすめの味付け】
そのままでもおいしいですが、飯島さんおすすめの味付けでさらにおいしくなります。
※おにぎり1個分の分量を記載
コンビーフおにぎり
マヨネーズ、味噌を小さじ1/2ずつコンビーフに混ぜ、雑穀ごはんと緑の食材と合わせる。
ツナおにぎり
だし醤油小さじ1をツナ缶に混ぜ、雑穀ごはんと緑の食材と合わせる。
もしくは、だし醤油小さじ1をおにぎり全体にかける。
※だし醤油は商品によって塩分が異なるので、分量は目安として調整ください
※めんつゆでも代用可能
鮭おにぎり
塩ひとつまみを雑穀ごはん全体に混ぜる、または握る際に手に付けて握る。
試してみたくなる簡単レシピです。ぜひお子様と一緒に作ってみてくださいね!