魅力的な土佐酒を堪能
高知県は古くから酒好きの県として知られ家族や友だちとわいわいお酒を飲みかわす県民性があります。紀貫之の『土佐日記』には、土佐人が無類の酒好きであると記述されているほど。安土桃山時代には酒好きの多さから、長宗我部元親が禁酒令を出すほどでした。江戸時代には地酒が特産品となり、江戸にまで流通。明治時代には植木枝盛が酒税の増税に抗議するなど、酒に対する情熱が見られます。平成には高知独自の酵母が誕生し、地酒文化がさらに発展。2015年には地酒が海外にも広がり、現在も全米日本酒鑑評会で高評価を得るなど、高知県の酒文化は健在です。
本キャンペーンでは、高知県内で現在行われているデジタルスタンプラリー「口福の土佐 御朱飲めぐり」に参加する全18蔵の日本酒が勢揃い。中でも注目は、廃業の危機を乗り越え復活を遂げた文本酒造や、フランスでの日本酒コンクール「クラマスター2024」で最高賞を受賞した高木酒造、土佐の名門・司牡丹酒造です。
また、辛口が特徴の土佐酒の中でも「CEL-24酵母」を使った甘く柔らかな味わいの特別な日本酒もラインナップ。普段の土佐酒とは一味違う新しい発見ができるはず。
東西に広がる高知県は、地域によって気候が変わるため、町ごとに違った食文化が見られます。食文化の多様化にあわせて、高知県産日本酒のさらなる進化が期待されます。
「夏の土佐酒フェアキャンペーン」
開催場所:まるごと高知 B1F(中央区銀座1-3-13 オーブプレミア)
開催期間:8月26日(月)~9月6日(金)
内容:
・全18蔵18本の特別試飲販売(1蔵100円で試飲をご提供)
※高知の酒のプロが18蔵から知る人ぞ知る「どっぷり旨い」酒を18本セレクト
・キャンペーン対象日本酒購入者にポストカード配布
※日本酒をテーマに「カルタ」投稿をしてくれた方から抽選で
「どっぷり高知旅」宿泊券プレゼント
カルタ投稿先:https://x.gd/TAR61 *9月6日まで
試飲会とトークセッションも開催
8月19日(月)には、メディア限定の試飲会が実施され、日本酒業界に精通する酒サムライコーディネーター・平出淑恵さんと、文本酒造の十代目・幸栄さんが登壇。土佐酒の魅力や酒蔵の取り組み、未来の展望についてのトークセッションが行われました。
試飲会では「土佐皿鉢料理」とともに日本酒を楽しみ、土佐の文化とお酒の深い結びつきに触れることができる貴重な機会となりました。
夏の銀座で、高知の伝統と新しい挑戦に触れながら、日本酒の奥深さをぜひ体験してみてください。