着物から抽出した高濃度のシルクエキスを配合したこれまでにない固形シャンプー「KINUITO」/クラウドファンディング目標金額の870%を達成/11月には国内発売を予定

着物から抽出した再生シルクを配合したこれまでにない固形シャンプー「KINUITO(読み:きぬいと)」がクラウドファンディングサイト「Kickstarter」にて目標の資金調達に成功、本製品が2024年11月ごろに国内発売されます。

着物から生まれたシャンプー「KINUITO」は、着用することができない状態の着物からシルクを抽出し、主成分として配合したシャンプーバー(固形シャンプー)です。KINUITOには、シルクエキスなど髪を補修するための成分が配合されていて、通常のせっけんとは異なる製品です。また、固形シャンプーは成分が濃縮されているため液体シャンプーよりも長持ちする上、軽量でコンパクトなため旅行や出張に最適。一般的な液体シャンプーには50%以上の水分が含まれていますが、本製品の水分含有量はおよそ15%です。さらに紙製のパッケージを使用することで、水やプラスチックの消費量を削減しており、環境に与える負荷を軽減しながら、美しく健やかな髪を実感することができます。

「KINUITO」は、その名の通り「絹糸」から名付けられたものです。日本に着物を家宝として代々受け継ぐ文化があるように、「絹」でできた着物を、つながりを表す「糸」を通じて次の世代へと受け継ぐことを表現、絹糸のように美しく滑らかな髪になってほしいという思いが込められています。

製品の特長

着物から抽出したシルク成分を配合
国内には推定8億枚の着物が家庭に眠っているといわれており、その中には傷や摩耗、長期保管による汚れなどの理由から着用が難しい状態のものが多く存在しています。こうした着物が廃棄される現状を変えるために、着物をアップサイクルする方法を模索。着物が質の高いシルクでできていることに注目し、約1年半かけてさまざまな課題を克服しながら、着物から抽出したシルクエキスを配合したシャンプーバーの試作品の開発に成功しました(※1)。
毛髪補修効果・保湿効果のある「水溶性フィブロイン」を使用
シルクは衣服だけでなく、医療品や化粧品などにも広く使用される素材であり、シルクのアミノ酸組成は人間の髪の毛とほぼ同じです。多くのシルク由来の化粧品等には「加水分解シルク」が使用されていますが、製造過程でシルク本来の特性が低減する場合があります。一方「水溶性フィブロイン」は、シルクの組成を維持したまま水溶性にしたものであり、加水分解シルク以上の毛髪補修効果、保湿効果が認められています(※2)。
固形のシャンプー「シャンプーバー」
シャンプーバーとは固形シャンプーのことで、せっけんに似た形状をしていますが、髪のケアに特化した成分からなる製品です。シャンプーバーの大きな魅力は環境への負荷が少ないことです。一般的な液体シャンプーはプラスチックの容器を必要としますが、KINUITOは紙のパッケージであり、水分含有量が少なく軽量なため、輸送時のCO₂排出量も抑えられます。また成分が濃縮されているため、液体シャンプーより長持ちで、コストパフォーマンスにも優れています。
ホワイトティーの香り
爽やかでリラックスできるホワイトティーの香りが日々のストレスを軽減します。心身ともにリフレッシュできる香りと、日本の伝統的な絹が織りなす上品なムードが、バスタイムを特別なひとときに変えてくれます。
(※1)安全のため、汚れのある着物は使用せず、染色していない白地の着物を使用しております
(※2)シルクアレルギーの方はご使用をお控えください

▼プロジェクトページ

https://www.kickstarter.com/