新宿区にある都立明治公園。国立競技場に隣接するこの公園は、「みんなでつくり続ける公園」をコンセプトに、2024年1月に全面開園しました。緑豊かな空間で、スポーツと自然を楽しめる新しい都市のオアシスとして注目を集めています。
そんな明治公園で、2024年9月14～15日の2日間「GREEN PLAY PARK」が開催されました。オープニングトークショーには豪華ゲストが勢揃い。公園の魅力とスポーツの楽しさを語り合い、会場を盛り上げました。
都市のオアシスが進化！明治公園の新しい姿
まずは、東京建物株式会社・Tokyo Legacy Parks株式会社の黒田さんが、明治公園の特徴と開発経緯を紹介。「単に建物を建てるだけでなく、社会課題の解決にも取り組むことで、次世代のデベロッパーを目指しています」と語る黒田さん。
公園には大路広場、希望の広場、インクルーシブ広場の3つのコア広場が設けられています。大路広場ではキッチンカーが並び、希望の広場は芝生エリアとして開放感あふれる空間を提供。インクルーシブ広場は、誰もが気軽に遊べる人工芝のエリアとなっています。
さらに、公園内には、サウナ施設や飲食スペースも設けられ、多様な楽しみ方ができるよう工夫されています。「気軽にふらっと立ち寄っていただける場所にしたい」という黒田さんの言葉通り、スポーツ、憩い、自然体験など、様々なニーズに応える公園として生まれ変わりました。
多様性を受け入れる、みんなの公園
イベントには、公益財団法人日本パラスポーツ協会常務理事でパラリンピック水泳金メダリストの河合純一さん、東京建物サステナビリティパートナーを務めるアーティストのAIさん、そして東京観光大使を務めるタレントのハリー杉山さんが登壇。
公園について、自らの体験を通して語ったAIさん。「公園という場所は心も体も元気になるし、外の空気も浴びれて良いことづくめ。うちの子どもたちも思いっきり遊べる公園が大好きだし、親としてもありがたい場所です」と、子どもたちや親子連れにとっての公園の価値を強調しました。
一方、明治公園は「マイホーム」だと告白したハリー杉山さん。「実は週3回くらい来ていて、走ったり、サウナに入ったりしています」と、日頃から頻繁に利用していることを明かしました。
ゆるスポーツで発見！公園の新しい楽しみ方
トークショー後半では「ふらっとチルスポ！by東京建物」と題したスポーツコンテンツが登場。ゲストたちが「くつしたまいれ」や「コツコツ点字ブロックリレー」に挑戦し、会場は大いに盛り上がりました。
「コツコツ点字ブロックリレー」では、AIさんが目隠しをして挑戦。この体験を通じて、河合さんは「私を含め、点字ブロックを頼りにされている方は非常に多いです。スマホを見ながら点字ブロックの上を歩いたり、自転車を置いたりせずに配慮してもらえたら嬉しいです」と、日常生活での配慮の重要性を訴えました。
週末は家族や友達を誘って、都市のオアシス・明治公園に足を運んでみては？ハリーさんおすすめのサウナや、AIさんが絶賛する緑豊かな空間で、きっと新しい発見や出会いが待っているはずです。