9月16日、東京都にある池袋サンシャインシティにてこどもスマイルムーブメント スペシャルトークセッションが行われ、野口聡一、ハラミちゃん、村山輝星が登壇した。

こどもスマイルムーブメントとは?

こどもスマイルムーブメントとは「チルドレンファースト」の社会を作るために東京都が推進する取り組みのことです。社会全体で子どもを大切にすることで、安心して子育てができる社会の実現や社会気運の広がりを目指すことを狙いとしています。

NPOや企業、学校など様々な団体と連携し、今では立ち上げ1830を超える企業団体が参加。子どもの笑顔につながるさまざまな取り組みを展開しています。このほど開催されたイベントでは、子どもたちが主役となり、ワークショップを通して得た新たな発見を発表しました。

チルドレンファーストを掲げる東京都の取り組み

イベントの初めに、東京都知事の小池百合子氏がVTR上でメッセージを読み上げました。
「東京都はチルドレンファーストの実現に向けて様々な政策に取り組んでいます。その柱の一つが、このこどもスマイルムーブメントです。未来を願う子どもたちが、さまざまな体験を通じて夢を膨らませながら育つ。そんな社会を実現していくため、多くの皆様がサポートしてくださっていることに感謝申し上げます。こどもスマイルムーブメントの皆様一人一人が主役であり担い手です。一緒に子どもを大切にする東京を育てていきましょう」と、東京都の取り組みについて語りました。

子どもたちがアンバサダーと一緒にワークショップの成果を発表

続いて、こどもスマイルムーブメントのアンバサダーであるハラミちゃんが登場。ハラミちゃんはYouTubeでストリートピアノを演奏しており、動画総再生数は8億回以上、チャンネル登録者は約225万人を誇る大人気ピアニストです。

今回、ハラミちゃんが特別講師をつとめた7月27日のワークショップでの成果を子どもたちと発表。小学1年生から中学3年生までの23人の子どもたちが、グループに分かれて課題曲「ミッキーマウスマーチ」の楽器の演奏を行いました。

その後アンバサダーであり宇宙飛行士の野口聡一氏が登場。7月28日に行われたワークショップで、子どもたちはロケットのペーパークラフト作りを通して宇宙やロケットの仕組みを学びました。

子どもたちはグループに分かれてH3ロケットのペーパークラフト作りやそれにまつわるクイズに挑戦し、最後にそれぞれのグループでアイデアを出し合います。今回はワークショップに参加した2名が、代表者としてそれぞれの斬新なアイデアを発表しました。

最後にこどもアンバサダーの村山輝星さんを交えたトークセッションが行われました。3名が活動を通した感想や、それぞれの世代から見た子どもたち・社会に向けたメッセージを語り合い、今後広がっていくチルドレンファーストへの社会に対する期待を強めました。