日本最大級のアルバイト・パート求人情報サイト「バイトル」を運営するdip株式会社が、10月1日より新事業をスタート。日本初のボーナス支給型スポットバイトサービス「スポットバイトル」で、独自の評価システムなどを活用し、働き手と雇い主双方により良い新たな「スポットワーク」の形を提案します。
「ユーザーファースト」に基づいた新サービス
今回の新事業は、「夢とアイデアと情熱で社会を改善する存在となる」という企業理念に基づいた、社会を変えていくポテンシャルを持った新サービス。
dip株式会社のフィロソフィーの中心には、「ユーザファースト」と言う考え方があります。このフィロソフィーに基づいてdipは、これまでも様々な取り組みを行ってきました。
そんなdipによれば、「今までは残業をして稼ぐ人が多かったが、それがやりづらくなってきているのが現状」とのこと。そして、多くの人が物価上昇に苦しめられている中、高まっているのが「スポットワーク市場」という、空いた時間を使って稼ぎたいというニーズです。
しかし、「スポットワーク市場」の時給は最低時給並みであることが問題点となっています。経験値が分からない状態で働くので、経験がある人より時給が支払われません。スポットワークは掲載費はかからず、30%の手数料が一般的。ここでdipが考えたのが、時給を上げるうえで、その30%の手数料を時給に振り分けられないかということです。「Good Job」というボタンを作り、期待通りの仕事をした人には時給を10%上げる。期待に沿わない人の場合は時給はそのままで、掲載する会社が10%割引されるという仕組みです。
求職者、事業者双方にメリットのある「スポットバイトル」
「スポットバイトル」は、スポットで働きたい求職者とスポットで働いて欲しい企業をマッチングする、日本初のボーナス支給型スポットバイトサービスです。
求職者側のメリットには、スポットの仕事なので、自分のライフスタイルやスケジュールに合わせて好きな時間に好きな場所で働くことができ、柔軟な働き方を実現できること、50万件以上の求人の中から自分に合った仕事を選ぶことができること、Good評価を得れば「Good Jobボーナス」を受け取ることができることなどがあります。
仕事終了後には事業者からの評価が届き、Good評価の働きには毎回ボーナスがもらえるので、頑張った仕事がきちんと評価され、収入として反映されます。
一方事業者側のメリットは、シフト人員の不足や急な欠員があった際にも、求める時間や条件を設定するだけで必要な人材を簡単に見つけることができスピーディーに人手の確保ができること、ボーナス支給があることで働き手のモチベーションが高まり、仕事の質の向上が期待できること、圧倒的ユーザー数を誇るバイトルからスポットバイトルへ誘導し、長期で働きたい求職者にもアプローチできることが挙げられます。
ユーザーの声に応え今後もサービスをアップデート予定
上述したスポットバイトルの独自機能「Good Jobボーナス」は、現状10%の支給ですが、この割合については引き続き検討し、必要に応じてフレキシブルに変更していくと言います。また、今後はスポットバイトルのサービス内だけでなく、「バイトル」の短期カテゴリにもスポットバイトの求人が出ることになり、さらに利便性が上がることが見込まれます。
ユーザーの多様化に応え、求人が増えることでユーザーの選択肢を増やし、これまでの採用方法もどんどんアップデートしていきたいというdip株式会社。まずはエリア限定スタート(東京都23区)となりますが、2024年内に全国に展開する予定です。
dip株式会社の「人々の労働環境を改善したい」という強い思いで生まれた新たなサービス「スポットバイトル」。このサービスや「Good Jobボーナス」という概念が広がっていくことで、また新たな働き方や社会が広がっていきそうです。