東京・JR 水道橋駅から徒歩4分に位置する「庭のホテル 東京」。
『美しいモダンな和』をモチーフにしたホテルでは、時間がゆっくりと流れるような感覚を味わうことができます。
そんな「庭のホテル 東京」でのホテルステイを徹底レポ!
ホテルのecoな取り組みについてもご紹介します。

「庭のホテル 東京」に宿泊

1935年創業の日本旅館から発展してきたという歴史を持つ「庭のホテル 東京」。
館内は細部までこだわり抜かれており、どこにいても癒しを感じることができます。

そんな「庭のホテル 東京」にて、1泊2日のホテルステイを体験。
あまりにも最高の2日間を過ごすことができたので、詳しくレポしていきたいと思います。

和のコンセプトに浸れる客室でゆったり

今回筆者が滞在したのは「シグネチャーツイン」というタイプの客室。
畳や檜風呂、障子など和を感じさせるアイテムに囲まれ、ゆったりとした時間を過ごすことができます。

ふかふかのベッドがとにかく最高。
硬すぎず柔らかすぎないマットレスは安定性があり、自然と眠りに落ちることができます。
朝、障子から差し込むやわらかな光に包まれながら目覚めたのがとても心地よく、今でも忘れることができない体験です。

水回りも清潔感があり、気持ちよく過ごせます。
洗面台は2つあるので、朝や夜の支度で譲り合いが起こらないのもちょっとしたポイント!

お風呂はなんと檜風呂!
木の香りに包まれながら、癒しの時間を過ごすことができます。
とても居心地がよく、思わず長風呂してしまいました…。

フロントで希望すると『OSAJI』のスキンケアセットをいただけます。
室内に設置されているハンドソープやシャンプー類もすべて『OSAJI』のもの。
ホテルのシャンプーを使うと髪がギシギシになることもあるのですが、今回のホテルステイではむしろサラサラになって帰れたのは嬉しかったです!

バーカウンターにはティーバッグや日本茶、コーヒーマシンなどワクワクするようなラインアップがずらり。

ホテルステイの間に仕事もしたいなと思っていたので、さまざまなドリンクを楽しみながらワーケーションができて作業が捗りました!

癒しスポット溢れる館内に注目

館内にはくつろげるスポットが多数あり、どこで過ごすか悩んでしまうほど。
中でも筆者が癒しをたっぷり感じられたスポットをピックアップしてご紹介します。

3階の「リフレッシュラウンジ」は客室と同じく和を感じられる空間。
心を落ち着かせたいときや、自分と向き合う時間をとりたいときにおすすめです。

ラウンジでは16:00〜20:00の時間限定で、ウェルカムドリンクのサービスも。
ドリンクは、サイフォンで淹れた庭のホテルオリジナル深煎りブレンド、静岡県産の薫り高い庭のホテルのオリジナルブレンド煎茶の2種から選べます。

同じく3階にはマッサージチェアが3台設置されているリラクゼーションルームも。
24時間無料開放されているので、朝や夜中など、誰もいない時間を狙って訪れるのもおすすめです。

“庭”のホテルとだけあり、館内にある4つの庭は見逃せません。
庭ごとにコンセプトが異なり、見比べてみるのも過ごし方の1つ。
どの庭にも都内とは思えないほど自然がたっぷりで驚きました。

4つの庭をすべて巡った筆者のお気に入りは「石庭(いしにわ)」。
枯山水を思わせる日本庭園は、ちょっとした旅行気分を楽しむこともできます。
そのほか「中庭」「ラウンジテラス」「ルーフトップテラス」があるため、ぜひ制覇してみてください。

朝食ブッフェに大興奮!

朝食付きプランを選択すると、館内にある「ダイニング 流(りゅう)」にて豪華な朝食ブッフェを楽しめます。
朝食にぴったりなヘルシーフードが並んでおり、目で見て楽しい、食べて美味しい朝時間に大興奮でした。

どれにしようか悩んでしまうほどどれも美味しそうなパンや、

フレッシュなフルーツたちはピックアップ必須!

好きなものを好きなだけ詰め込んだ朝食は、とても幸せでした。
(この後2度おかわりしたことは内緒です…)

ecoな取り組みに触れる

「庭のホテル」では、人にも地球にも優しい環境を目指すさまざまな取り組みがなされています。

スーツケースを使った菜園づくり

ホテルでは、空のスーツケースを置き去りにされることも多いとのこと。
そんな置き去りにされたスーツケースを使って何かできないか…と考案されたのが、「スーツケース菜園」なんです。

もとはホテルの総支配人がホテルの庭の落ち葉から腐葉土を作ろうと考えたことがきっかけ。
麻袋で始めた野菜づくりでしたが、より保水性のある容器が欲しいと感じ、置き去りにされたスーツケースが目についたのだとか。

ホテルの屋上で育った野菜は、ホテル内のレストランで提供されることも。
日差しをたっぷり浴びて育った新鮮な野菜は、味がしっかりついているそうです。

スーツケースでの野菜栽培は家庭でも真似することができます。
旅の思い出が詰まったスーツケースを、壊れたら捨てるのではなく、家庭菜園として二次利用できるのは嬉しいですね。
YouTubeではスーツケースの加工の仕方も紹介されているので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。

- YouTube

www.youtube.com

筆者はスーツケースが置き去りにされているということも初めて知ったのですが、ホテルには変わった忘れ物が他にもあるとのこと。
Hotels.comが行った「Hotel Room Innsights(ホテルに関する国際調査)」 にはおもしろいデータが載っており、ホテルでよくある忘れ物トップ3は充電器、汚れた洗濯物、アダプターなんだそう。さらに、世界のホテルで今までにあった変わった忘れ物には、鳥やトカゲなどのペットや、約9億円もする時計があったそうです。

他にもHotels.comが選んだ「珍しいサービスを提供している世界のホテル」を紹介しているので、気になる方はぜひあわせてチェックしてみてください。

Hotels.comの調査をチェック

「庭のはちみつ」を提供開始

屋上では、菜園のほか、養蜂プロジェクトも開始されています。
屋上菜園の果菜類の受粉のために開始した養蜂ですが、ホテル周辺の街路樹や公園など、地域全体での生物多様性の向上にも貢献しているとのことです。

採取できたはちみつは、2024年10月4日より館内レストランでも提供を開始。
朝食やオリジナルドリンクで楽しめるほか、一部は瓶詰めにして特別販売もされているため、お土産にもおすすめです。

不要な衣服を回収する「PASSTO」を採用

ホテルのベッドにはこのようなカードが置いてあり、何かと思っていたのですが…
不要になった衣服の上にこのカードを乗せてチェックアウトすると、資源循環サービス「PASSTO」と連携してリユースやリサイクルに役立ててくれるんです。

旅行先に不要な衣服を着て行き、荷物を減らすため、そしてecoのためにホテルに置いて帰る。
そんな新たなルーティンが今度根付いていくかもしれませんね。

開業15周年を迎えた「庭のホテル 東京」に今後も期待!

「庭のホテル 東京」での幸せな1日をご紹介させていただきました。
都心にあるとは思えないほど自然豊かなホテルは、疲れた心を癒したいときにおすすめ。
館内にはさまざまなくつろぎスポットが用意されているため、1日中ホテルに滞在していても飽きずに過ごすことができます。

そんな「庭のホテル 東京」は今年で開業15周年とのこと。
2024年10月から「庭のはちみつ」の提供が始まるなど、これからも新しい取り組みがどんどん増えていくことが期待できます。

今回の宿泊はHotels.com(ホテルズドットコム)から招待いただいたもの。
ホテルズドットコムは世界中の数十万軒もの宿泊施設と提携している予約サイトで、2,500万件以上の宿泊者の口コミを参考にすることができます。

また、旅行や出張で10泊すると、1泊分が無料になる「ホテルズドットコム リワードプログラム」も好評。
家族や友人のホテル予約でも宿泊数が貯められて、お得にホテルステイが楽しめます。

ぜひホテルズドットコムを使って、「庭のホテル 東京」での贅沢時間を体験してみませんか?

<庭のホテル 東京>
住所:東京都千代田区神田三崎町1-1-16
アクセス:JR水道橋駅 徒歩4分
電話番号:03-3293-0028

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