原宿に本店を構える「南国酒家」は、1961年の創業以来、半世紀以上にわたり日本の中華料理界を牽引してきました。特に有名なのは、パイナップル入り酢豚を日本で初めて考案したこと。今では多くの人々に愛されるこのメニューは、「南国酒家原宿本店」が元祖とされています。レタスをチャーハンに使用するという斬新なアイデアも、この店が最初に導入したとされています。常に革新を追求し続ける南国酒家は、日本全国から選び抜いた食材を使用し、その独自の調理技法で中国料理に日本の味わいを加えた料理を提供しています。今回は、10月限定の特別ランチコース「金木犀」で楽しめる贅沢メニューをご紹介します。

「おいしいものにっぽん」プロジェクトでの輝かしい功績

南国酒家は、地域の食材を積極的に取り入れる「おいしいものにっぽん」プロジェクトを通じ、2010年には優良外食産業農林水産大臣賞を受賞しています。このプロジェクトは、地産国消の理念を掲げ、地元の食材を使って中国料理の技法と融合させた新たな味わいを生み出している点が高く評価されています。一皿に10を超える野菜が使われていることもあります。

10月限定「金木犀」ランチコース

今月だけの特別なランチコース「金木犀」は、全8品の本格的なコースで提供されます。

毎月テーマが設定され、その月ごとに旬の食材を活かした料理が楽しめるのが魅力です。価格は4,345円(税込)と、贅沢な内容ながらも手の届きやすい価格設定です。

特におすすめなのは、ブランド地鶏「熟成阿波尾鶏」を使用した徳島産 阿波尾鶏の広東式パリパリ焼き。日本の食材と中国料理の技法が見事に融合した一品です。

徳島県産 阿波尾鶏の広東式パリパリ焼き

「阿波尾鶏」はピンと伸びた特徴的な尾羽と、徳島の阿波踊りにちなんで「阿波尾鶏」と名付けられました。地鶏の中では日本一の生産量を誇っています。「熟成阿波尾鶏」は、特許取得の熟成工程を加えた鶏肉で、“熟成”によりうまみが増し、保水性が高まり、ドリップが少ないのが特徴です。普通の鶏肉よりも歯応え抜群ですが、柔らかいのが特徴。また淡白の中にも甘みやコクがあります。

香ばしい鶏肉とパリッとした食感が楽しめるこの料理は、南国酒家ならではの繊細な味わいが光ります。まず皮だけを茹で、 水あめを塗って乾燥させます。その後オーブンで焼き上げ、最後に油をかけてさらにパリパリに仕上げるという、手の込んだ逸品。なかなか東京では流通していない阿波尾鶏を楽しめるのは今回のランチコースのみなのでぜひオーダーしてみてくださいね。

伝統と革新が織りなす「南国酒家」の10月限定ランチコース「金木犀」。秋ならではの食材と洗練された中国料理の技が融合した贅沢なひとときを、ぜひこの機会にお楽しみください。

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「南国酒家原宿本店」

東京都渋谷区神宮前 6-35-3 コープオリンピア内

【営業時間】(平日)ランチ 11:30~15:30/17:00~21:30
(土日祝) 通し営業 11:30~21:3

【最寄り駅】
◆JR 山手線 原宿駅 徒歩 2 分
◆東京メトロ 明治神宮前駅 徒歩 1 分

ご予約・お問い合わせ
TEL:03-3400-0031
原宿本店フロントご予約電話受付 10:00~21:30
FAX:03-3407-3435