横浜発のクラフトチョコレート専門店VANILLABEANS(バニラビーンズ)を運営するチョコレートデザインは、世界初となるカカオハスクを原料としたお香『カカオハスクのお香』(2,200円:税込)を販売中です。
本商品は、モリリンのアップサイクル事業「Re LABO」プロジェクトにて商品化が実現、平安時代の香りを届けるお香ブランド「Bridge and Blend」と、横浜のチョコレート専門店VANILLABEANSのコラボレーション商品です。
カカオハスクと、VANILLABEANSのアップサイクル事業について
カカオハスクは、チョコレートの原料となる“カカオ豆”の外皮です。カカオ豆を焙煎・粉砕する時に外皮の”カカオハスク”と、中身の”カカオニブ”に分けられ、カカオハスクはチョコレートを作る過程で使うことがありません。
チョコレートデザインでは、チョコレート生産で年間およそ12トンのカカオハスクが排出されます。これらを廃棄することなく、アップサイクルする方法を模索するため弊社では2020年にカカオハスクプロジェクトを立ち上げ、2022年にカカオハスクを使ったタンブラーの商品化や、2023年には全国のブルワリーへとカカオハスクを提供し、ハスクを使ったクラフトビールのプロジェクトに参画するなどを行ってまいりました。そしてこの度、世界初(※)となる『カカオハスクのお香』の商品化が成功しました。
(※カカオハスクを使ったアップサイクル目的のお香事例は世界初。全世界を対象にカカオハスクが含まれる40商品を調査、2024年8月28日時点、ステラアソシエ調べ)
プロジェクト概要
『カカオハスクのお香』は、モリリンが運営する、業界の垣根を超えてサステナブルな社会の共創を目指すアップサイクル事業「Re LABO」プロジェクトにより、平安時代の香りを届けるお香ブランド「Bridge and Blend」と、クラフトチョコレート専門店「VANILLABEANS」のタッグが実現しました。
カカオハスクは、従来お香の原料として活用しない素材です。チョコレートの原料であるカカオ豆を使ったお香は多数存在しますが、チョコレート製造時に使用するカカオニブを除き、”カカオハスク(殻)”に着目したアップサイクルのお香の販売は、世界初となります。カカオハスクのロースト感を活かしつつ、カカオの香りを維持する香原料の調合にチャレンジし、開発を繰り返した唯一無二のサステナブル商品が完成いたしました。
商品概要
『カカオハスクのお香』
●価格:2,200円(税込)
ストレスを軽減しリラクゼーション効果を引き立てるテオブロミンを含むハスクのアップサイクル商品。サンダルウッド、シナモン、クローブを配合。チョコレートを思わせる甘く柔らかな香りに癒されるひと時をお過ごしください。
●内容:1箱15本入
●主な原料:サンダルウッド(白檀)・シナモン(桂皮)・クローブ(丁子)・かっこう・極上安息香・龍脳・バニリン・カカオハスク粉末・カカオオイル
●燃焼時間:約30分
●香りの持続時間:約30〜60 分 ※空間の広さや構造によります
●販売:バニラビーンズ みなとみらい本店 (※水曜定休)/バニラビーンズ 川崎店/バニラビーンズ ザ ロースタリー/バニラビーンズ ベイサイド/公式オンラインショップ(https://www.vanillabeans.yokohama/view/item/000000000450)
●発売日:オンライン 2024年9月18日(水)10:00〜/実店舗 2024年9月19日(木)
まるでチョコレートのような甘い香りの中に、ブレンドされたサンダルウッド、シナモン、クローブの香りがいいアクセントに。甘いだけでなくスパイシーさも感じられ、リラックスタイムにぴったりなんですよ。
通常破棄されてしまうカカオ豆の外皮「カカオハスク」をアップサイクルする方法として開発された『カカオハスクのお香』。プレゼントにもおすすめの一品です。