首都圏から一番近い離島♡熱海港から高速船で30分の「初島」でレモンまみれ

初島ってどんなところ？

静岡県熱海市の沖合約 10km に位置する「初島」は、人口200人ほどの小さな島。首都圏から最も近 い離島です。島全体が自然に囲まれ、スローな時間が流れるこの島は、まるで別世界。

アクセスも良好で、熱海駅から熱海港までは徒歩約20分。（タクシーを利用すれば約5分で到着。）熱海港から高速船で30分、富士山や大島などを望む絶景の船旅が楽しめます。

2014年3月に就航した白いボディのイル ド バカンスプレミア（ 旅客定員 ／605名）。木目調で統一された船内でには、海向きのペアシートやグループ向けのボックスシートなどがあり、バリアフリーに対応し、船内にはエレベーターもついています。

11月中旬から3月中旬までシベリアからカモメがやってきます。カモメは船と餌をくれる人が大好き。熱海～初島間をどこまでもついてきます。餌はなんと”かっぱえびせん”。手から直接食べてくれるほど人に慣れています。かもめと遊んでいたら30分、あっという間。初島港に到着しました。

島内には、宿泊施設「アイランドヴィラエリア」をはじめ、アジアンガーデン「R-Asia」、海泉浴「島の湯」、海水をくみ上げた「海のプール」(夏季限定)、初島アドベンチャー「SARUTOBI」、アドベンチャーアイランドの「VOTAN」が楽しめる複合アウトドアリゾート「PICA 初島」があります。思い思いの過ごし方で島時間を堪能することができます。

ビビットなレモンフォトスポットが島内に点在

アジアンガーデン「R-Asia」で非日常体験

初島港から徒歩15分ほどのところに、「PICA 初島」はあります。その玄関口となるのが「アジアンガーデン R-Asia」です。亜熱帯の植物が生い茂り、都会では味わえない青く広い空と緑の芝生に包まれたアジアンリゾートです。ブランコやフォトスポットもたくさん！アジアングルメ＆トロピカルドリンクを楽しむなど思い思いの島時間を過ごすことができます。

熱海は「レモン栽培国内発祥の地」

「日本のレモン発祥の地は熱海であった」。レモンの日本伝来について、明治６年、ある外国人が熱海市に湯治に訪れた際、食膳に供されたレモンの種を庭にまいたとの説が残っています。このレモンの木は、戦後まもなく某外資製薬会社の社長が熱海の別荘に植えたレモンの古木と言われており、樹齢 60 年以上の珍しいレモンの木です。持ち主様より寄贈され、2023年11月にアジアンガーデン R-Asia に移植されました。

Terrace Restaurant ENAK（エナ）で”レモンまみれ”

お昼は、アジアンガーデン R-Asia 内【Terrace Restaurant ENAK（エナ）】で、レモンメニューを堪能しました。インドネシア語で、「おいしい」という意味を持つ「ENAK（エナ）」は2020年10月17日に誕生しました。外観や内装、家具に木や竹などアジアンテイストの自然素材を多用し、南国のリゾート地のような空間を演出しています。テラスデッキで楽しめる新鮮なシーフードバーベキューをはじめ、タイ料理やシンガポール料理などのアジアンフード、見た目も華やかなトロピカルデザートなど、多彩なラインナップのメニューを展開しています。

「スパイスレモンカレー」や、 バタフライピーシロップを注ぐと色が変わる「初島檸檬スカッシュ」、熱海レモンの魅力の PR 活動をおこなう静岡県立熱海高校の生徒との“熱海高校共同プロジェクト”で生まれた、鯖のから揚げとレモンをサンドした「初島バーガー」など、“酸っぱおいしい”レモンメニューが多数楽しめます。

はちみつ漬けのレモンの輪切りが、カレーやスイーツにも合うことを今回の旅で発見しました。

海鮮好き必見の「島丼」

島の食堂で味わえるのは、初島ならではの海鮮丼。その名も「島丼」！採れたての魚介が贅沢に盛り付けられた一杯は、美食家にもおすすめです。

初島で心も体もリフレッシュ！

都会の近くにこんな素敵な離島があるなんて驚きですよね。非日常を感じられる初島は、忙しい日々を忘れてリフレッシュするのにぴったり。次の週末は、ちょっとだけ遠出して「初島」で癒しのひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか？