全国から注目される挑戦の町
茨城県の南端に位置し、埼玉県や千葉県とも隣接している境町。東京から車で約1時間!都心から近いながらも、のんびりとした田舎の雰囲気が楽しめます。町の名前の通り、県境に位置しており、利根川が流れる水辺の豊かな自然環境に恵まれています。
境町は、地方自治体の中でも積極的な取り組みで話題です。特に注目されるのが、ドローン配送の実施や、移住者支援制度など、最先端技術や人に優しい政策を積極的に導入している点です。最近は若者や子育て世代に向けた充実した補助制度で、移住希望者が増加中!ふるさと納税は7年連続関東1位、全国では11位と特産の干し芋や常陸牛など返礼品も大人気。特に地元が誇るブランド豚”梅山豚”や”お米”が好評で、10年前は破綻寸前の自治体だったとは思えない飛躍ぶりです。
話題のプロジェクトが次々と!
2024年11月25日、茨城県境町は、株式会社ユナイテッドアローズと包括連携パートナーシップを締結しました。これにより、12月7日より、隈研吾氏設計の道の駅さかい(茨城県猿島郡境町1341−1)に、 “町の観光案内所” 「ユナイテッドアローズ スタンド」の設置を皮切りに、ユナイテッドアローズによるふるさと納税返礼品や、町立小中学校の体操服のプロデュースなど、様々な取り組みを開始いたします。
町の魅力をUAの視点で発信「ユナイテッドアローズ スタンド」
隈研吾氏設計による「道の駅さかい」に、隈研吾建築都市設計事務所とのコラボレーションによる、道の駅さかい「UA スタンド」を設置。ころんとかわいらしいフォルムの椅子はユナイテッドアローズの”U”を模したものだそう。
ふるさと納税返礼品を含むオリジナルフード・ドリンクやスーベニールグッズの販売のほか、「モノを売る」だけではなく、町の魅力を伝える観光案内所のような役割の場として、UA編集による町の広報誌「SAKAIMACHI GUIDE」の配布もスタートします。また、店舗は移動式のため、今後も境町の魅力発信に向けて全国を巡回する想定です。
「UA スタンド」
展開時期:12月7日(土) ~ 毎週末
営業時間 : 10:00 ~ 15:00
展開場所:道の駅さかい 茶蔵 1F テラス
運営:株式会社 さかいまちづくり公社
町の広報誌 「SAKAIMACHI GUIDE」Produced by UNITED ARROWS
境町在住の現代アーティスト 内海聖史氏によるアートをカバーデザインに使用した「買う、食べる」「暮らす」「体験する」の3項目構成で境町の魅力をまとめあげた広報誌です。町外の方に境町の魅力を伝えることはもちろん、町内の方にもまだまだ知らない地元の面白さをお伝えします。
ふるさと納税返礼品:ビール / 日本酒
UAが国内外からクラフトビールや日本酒を中心にセレクト、販売を行っている事業「UNITED ARROWS BOTTLE SHOP」が、境町の地元ブルワリーである「さかい河岸ブルワリー」、老舗酒造である「萩原酒造」とコラボレーション。境町の特産品を使用した、スタイリッシュかつ他にはない味わいのお酒が誕生しました。境町のふるさと納税返礼品としての提供のほか、「UA スタンド」での販売も行います。
さかい河岸ブルワリー×UNITED ARROWS BOTTLE SHOP
「干し芋ブリュレスタウト」
330ml 瓶:627 円 (税込) ※メーカー希望価格
萩原酒造×UNITED ARROWS BOTTLE SHOP
「TOKUMASAMUNE Lab. sweet /sour」
2 本詰めギフトボックス:6,600 円(税込)※メーカー希望価格
町立小学校・中学校の体操服 Produced by UNITED ARROWS
ユナイテッドアローズが、境町の町営小学校5校、中学校2校の体操着をデザイン。各学校の校歌の一文やシンボルをかたどった共通ロゴの刺繍が入っています。
こんなおしゃれな体操着なら、体育の授業も楽しみになりそう,、、そして、卒業後もずっと着られるデザインで嬉しいですね。
境町 軽井沢保養所 Produced by UNITED ARROWS
境町が町民用の保養施設として所有する軽井沢の別荘を、ユナイテッドアローズが内装/外装デザインの監修・プロデュース。町民の宿泊のほか、公立学校の林間学校や英語合宿等にも活用予定です。
UNITED ARROWS OUTLET 境町店 LIMITED STORE
「ユナイテッドアローズ アウトレット」が境町に出張。
境町のアクティビティ豊富な生活やホリデーシーズンにも楽しくなるアイテムを販売する、「UNITED ARROWS OUTLET 境町店 LIMITED STORE」を限定開催。
町内外を走る自動運転バス・高速バスのラッピング
境町を走る自動運転バス・境町~東京駅間を結ぶ高速バスも、ユナイテッドアローズオリジナルデザインが登場。境町をイメージしたブルーとユナイテッドアローズのオレンジをグラデーションにしたデザインで、町民の足として町内外を巡ります。2020年11月に自動運転バスを実用化し、高齢化が進む地方の交通弱者を救済するために有効な手段として、 郵便局や病院、役場など主要施設を結ぶ旧道を運行しています。この自動運転バスを実用化したことにより、路上駐車が減り、交通渋滞も9割減少したという驚くべき効果もでているのだそう。
その他、境町がはじめたユニークな取り組み
「画家のアトリエ(街並みに画家の制作風景を投げ入れる)」
2016年より茨城県境町のふるさと納税と共に発表した企画「納税と寄付と価値と美術」。境町出身のアーティスト内海聖史 さんのアトリエが出身校のそばに設けられており、制作をおこなっています。大きなガラス面のある施設なので、制作する様子は外から自由に見ることができます。「画家」が制作している風景を、通学路の途中で子どもたちが見ることができる環境を作ることで芸術作品や美術館はそれほど遠くにあるものではなく、みんなの日常の延長上にあるということを感じてほしいという内海さんの思いがあります。
隈研吾氏設計の建造物数日本一の境町!
町内には、世界的に有名な建築家 隈研吾氏の建築物が自治体最多となる8棟あり、カフェ、美術館、研究開発施設、レストラン、資料館など。どれも木のぬくもりが感じられる隈研吾さんらしい建築物です。
干し芋の製造工場食品研究所 S-Lab 3rd
さつまいもを保管して甘くする保管庫~梱包まですべてこの工場で製造しています。これまで廃棄していた部分を粉末にし、梅山豚といった家畜の飼料にしたり、蒸した部分はプリンなどお菓子などに活用し、干しいも未利用部分のリサイクル量としては県内トップクラスを誇ります。
日本初となる世界大会レベルの常設アーバンスポーツ会場「境町アーバンスポーツパーク」
東京五輪で注目された新競技、BMXやインラインスケート・スケートボード等が楽しめる日本初、フランス・HURRICANE社が設計と建築を行った常設パークです。360度どの方向からでも進入できるジャンプ台を始め、多数のセクションを設置。アメリカ・リッチライト社のSkatelite製サーフェースを使用しており、滑りがよく速乾性のため、雨天後でもすぐに競技が可能です。
天井も高い為、選手の方々が圧迫感なくのびのび練習しやすい施設だそうで、こちらの施設目当てに移住する選手の方もいるのだそう。インラインスケートの安床武士選手とBMXの安達浩樹選手にデモンストレーションを見せていただいたのですが、スピードも早くて撮影が追いつかないほどの大迫力!とってもかっこよくて痺れました!
ハワイをテーマにしたグランピング&キャンプ施設
2021年にハワイ・ホノルル市と姉妹都市協定締結しており、ハワイにいる気分を満喫できる施設など続々とオープン!こちらのグランピング施設【ALOHA GLAMPING RESORT SAKAI】の目の前には人工サーフィン施設もあります。
話題のプロジェクトが次々と!
茨城県境町は、訪れるだけでなく、住んでみたいと思わせる不思議な魅力が詰まった町です。全国的にも珍しい独自の取り組みを次々と展開しています。ユナイテッドアローズとの包括連携もその一環。ファッションと地域がどのように融合し、新しい価値を生み出すのか、今後の展開も楽しみですね!ぜひ一度足を運んでみて、あなた自身でその魅力を感じてみてください!