長崎の魅力を五感で味わう♡「長崎さるくツアー 居留地路地裏さんぽ」

「さるく」って何？

「さるく」とは長崎の方言で「ぶらぶら歩く」という意味。その名の通り、このツアーではガイドと一緒に長崎の居留地エリアを歩きながら、地元ならではの視点で街を楽しむことができます。観光地では見落としがちな細部まで味わえるのが、このツアーの醍醐味です。

居留地エリアの隠れた魅力を発見

居留地路地裏さんぽ(南山手)

外国人居留地時代の面影が残る南山手地区にある、⻑崎の代表的な観光スポットであるグラバー園や大浦天主堂周辺の隠れスポットへ。洋館、赤レンガや石畳等、居留地時代の残り香を感じつつ、当時そこに暮らした人々のストーリーを紹介しま す。坂の街ならではの風景も楽しみながら、実際に坂道を歩くことで斜面地の暮らしをリアルに体験できるコース。

石橋電停→グラバースカイロード→南山手レストハウス(入館)→祈念坂→レンガの道→楠の並→旧レスナー邸→旧マリア園→どんどん坂→ロシアコンスイ坂→南山手地区町並み保存センター(入館)→大浦天主堂前

＊フジテレビの月曜日９時のドラマ「君が心をくれたから」にもよく登場した東山手甲十三番館（月曜日は休館日のため外観のみ）も訪れます。

ツアーでは、異国情緒あふれる建築や歴史的スポットだけでなく、普段は通らないような路地裏も訪れます。ノスタルジックな雰囲気漂う小道や、思わず写真を撮りたくなるような風景に出会えます。

地元のガイドがその場で語る、歴史や文化の話に耳を傾けながら散策する時間は、ただの観光とは一味違う深い体験。居留地エリアがどのように現在の姿を形作ってきたのかを、リアルな視点で学べます。

出島さんぽ ～文化とスタイルの発信基地DEJIMA～

江戸時代の鎖国期間中、海外との窓口となり、貿易や交流を続けていた長崎。その舞台の一つである出島にクローズアップし、その魅力を深掘りする出島史跡体験ツアーもおすすめです。

出島表門橋公園→出島表門橋（入場）→ミニ出島→旧石倉（考古館）→銅蔵／組頭部屋→乙名詰所→筆者蘭人部屋→カピタン部屋／乙名部屋→ヘトル部屋／料理部屋／水門→一番船船頭部屋→一番蔵／二番蔵／三番蔵→拝礼筆者蘭人部屋（※現在入室不可）　※出島内で解散

長崎市出島のレンタル着物専門店『出島ホッペン』で着物体験もしました。カラフルな着物を中心に約100枚(男性用は50枚)の中から選べます。手際よく15分ほどで着付け完了。帯結びがとってもかわいくて脱ぐのがもったいないと思うほどでした。手ぶらでOK！ヘアは基本、自分でアレンジします。

日本酒どぶろく「でじま芳扇堂」

日本伝統の國酒「どぶろく」醸造を主軸に、日本の食文化の根幹をなす「酒」「食」「器」を総合的に提案・体験できる醸造所ギャラリーとして、2023年3月にオープンした【でじま芳扇堂】。

『でじま芳扇堂』では、日本酒蔵で培った技術の粋を結集して、全ての工程を醸造家ただ一人で手仕事による本物の吟醸造りを行っています。だから、造れる数量は1仕込みあたりわずか300本ほど。一つ一つ真心を込めて醸しあげ、食中酒でも楽しめる最高品質のどぶろくを追求しています。

友（スタンダード）、波（辛口）、雲（濃醇甘口）、紫雲（限定・濃醇甘口）とあり、どれも発酵由来の自然な発泡感があり、冷酒〜お燗まで幅広い温度帯で楽しめます。

「美味しいのに少しキズがある」、「無農薬だから小ぶりでかたちがよくない」「木熟が進んで日持ちがしない」など、さまざまな理由で”規格外“とされた野菜や果物を主役に、米や麹と発酵させたニュースタイルの季節どぶろく『たすき』。毎年各月ごとに新作を発表、『たすき』を体験するだけでその年その時の季節の味覚を味わうことできる一期一会のどぶろくです。

特別に試飲させていただきました。すっきりした後味で単独でいただいてもおいしく、どぶろくの概念が変わる一本。オンラインでも購入できるので気になる方はぜひチェックしてみてください。

特別な旅の思い出を「さるく」で作ろう

観光地だけでは物足りないという方や、地元ならではの文化に触れたい方にぴったり。長崎ならではの思い出を作ってみてください！

予約や詳細は公式サイトで確認を。長崎の新しい魅力がきっとあなたを待っています。