5年に1度開催される「全国和牛能力共進会」(「和牛のオリンピック」とも呼ばれる)において、第11回大会(2017年)の肉質部門では「鳥取和牛」が日本一に、第12回大会(2022年)の同部門では「しまね和牛」が日本一に評価されました。ここ10年間は山陰地方の和牛が肉質部門で日本一獲り続けており、和牛の名産地として山陰地方が注目を集めています。この特別な味わいを体験できるウィークリーフェアが、2月1日(土)~2月14日(金)まで、東京・大阪の4つのひらまつレストランで開催されます。和牛好きにはたまらないこの機会をお見逃しなく!

“肉質日本一”に輝いた「鳥取和牛」と「しまね和牛」

山陰地方に位置する鳥取県と島根県は、古くから“和牛の名産地”として知られています。“和牛のオリンピック”とも称され、5年一度、全国各地の和牛の改良の成果やその優秀性を競う和牛の品評会「全国和牛能力共進会」では、肉質部門において第11回大会(2017年)に「鳥取和牛」が、続く第12回大会(2022年)では「しまね和牛」が“肉質日本一”の評価を獲得し、「和牛のふるさと山陰」を強く印象付けました。また、近年のインバウンド需要の拡大により、和牛は日本食を楽しみたい訪日旅行者に人気を博しています。

フェアに先駆けメディア発表会及び試食会も開催

2月1日より東京・大阪の4つのひらまつレストランでは、鳥取和牛を使った特別メニューを提供する「鳥取和牛ウィークリーフェア」を開催します。

フェアに先駆け1月21日には、東京丸の内「サンス・エ・サヴール」で「【和牛のふるさと山陰】旅する鳥取テロワール」と題したメディア発表会及び試食会が開催されました。

フランス料理は、その背景にある気候風土や歴史文化などを感じながら、味わいだけでなく五感でその土地を丸ごと味わうもの。「テロワール」という食の哲学により、料理にはその土地の食材を使い、ワインやチーズも同じ地方で生まれたものを合わせるのが一番美味しい、という考え方が基本にあります。

当日は、同じ鳥取県で育まれた食材と掛け合わせることで生まれる一皿ごとの”鳥取テロワール”が楽しめました。

「サンス・エ・サヴール」で開催されたメディア発表会では、料理長 鈴木孝徳が鳥取県の生産者を訪れ、厳選した食材で、この日のために考案した特別な"鳥取和牛尽くし"のフルコースがふるまわれました。

鳥取県知事 平井伸治氏も登壇し、鳥取和牛の魅力について料理長と対談も。見事にフレンチにアレンジされた鳥取和牛をほおばりながら「わぎゅわぎゅしますね(ワクワク)」と会場の笑いを誘いました。

特筆すべきは、今回の同店でのフェアでも供されるメイン料理。上質な鳥取和牛の中でも最高峰といわれ、2011年にブランド化された「鳥取和牛オレイン55」のフィレ肉を使用。牛肉にオリーブオイルの主成分でもある「オレイン酸」を55%以上含むため、口に入れた瞬間に滑らかでとろけるような口溶けを感じることができます。

全国各地のブランド和牛のルーツは鳥取和牛にあります。さまざまな料理法、野菜といっしょにおいしくいただきました。

鳥取和牛のクロケット
鳥取和牛のクリスティアン
鳥取県産モサエビと焼パプリカのタルトレット

鳥取和牛ランプと鳥取県産松葉がにのタルタル
根セロリとリンゴのエスプーマ

鳥取和牛イチボのカルパッチョ
鳥取県産あんぽ柿のクーリとキャラメルバルサミコ レフォールの香り

鳥取和牛のコンソメ
真鯛の蒸焼きと鳥取県産原木しいたげ”とっとり115”と白ネギ"伯州美人”のフリカッセ

鳥取和牛オレイン55フィレ肉のロティ
鳥取県産大山ブロッコリーのコンポテ
ソース・ポワブラード

鳥取県産いちご”とっておき”と大山乳業クリームチーズのクレームダンジュ
発酵いちごのソルベ ロザス仕立て

鳥取の美食で贅沢な時間を

「和牛のふるさと山陰」の美味しさを広めるために、2月1日(土)から14日(金)まで東京・大阪のフランス料理店4店舗で鳥取和牛ウィークリーフェアを開催します。

サンス・エ・サヴール(丸の内)
鳥取和牛オレイン55フィレ肉のロティ 
鳥取県産大山ブロッコリーのコンポテ ソース・ポワブラード

オーベルジュ・ド・リル トーキョー(六本木)
鳥取和牛イチボのロティ 牛テールとジャガイモ コンテのドフィノワ
縮緬キャベツのエチュベ シェリー風味のソース・コニャック

フィリップ・ミル 東京(六本木)
鳥取和牛 メークインとアーティチョーク トリュフソース

ラ・フェットひらまつ(中之島)
鳥取和牛ロース肉のロースト 赤ワインソース  
季節野菜とトリュフ風味の海老芋のピューレ

日本屈指のブランド和牛をと鳥取の豊かな食材を使ってひらまつの料理人が織りなす至高の期間限定メニューです。心も舌も満たされる「鳥取和牛ウィークリーフェア」、ぜひこの機会に体験してみてください!