3月14日、西武渋谷店 モヴィーダ館 7階で、「渋谷ファッションウィーク2025 春」のメディア向けラウンドテーブルが行われました。
イベントでは、渋谷の街全体を舞台に、ファッションとアートが融合した多彩なプログラムを展開する「渋谷ファッションウィーク2025春」のコンセプトなどが語られました。
渋谷ファッションウィークとは
渋谷ファッションウィークは、渋谷エリアの活性化とファッション文化の振興を目的に、毎年春と秋に開催される大型イベント。
渋谷の商業施設や文化施設、路面店などが連携し、最新のファッショントレンドやアート作品を紹介することで、国内外から多くの来訪者を魅了しています。
2025春のコンセプトはカルチャーと同じ語源を持つ「CULTIVATE」。今春は「渋谷ファッションウィーク」が街を舞台に進化する第一歩と位置付け、開催以降“初”の試みとなる、渋谷の街全体を舞台としたカルチャーフェスとして以下の7つのコンテンツを展開します。
- 大型商業施設や路面店など約100店舗が参加する「THE SHOPPING」
- 渋谷各所のスポットにQRコードを設置し、スタンプを集めると限定コラボグッズをプレゼントする「THE STAMP RALLY」
- 90年代カルチャーをテーマに多くのクリエイターが参加する「THE POP UP “ARIGATO SHIBUYA”」
- ナイジェルグラフ氏による、渋谷ファッションウィークのために描き下ろしたアートが 渋谷の街のいたるところで楽しめる「THE CITY DRESSING」
- 休館中(オーチャードホールを除く)のBunkamuraなど渋谷各所でアートが楽しめる「THE EXHIBITION」
- ファッション、音楽、環境などをテーマに、渋谷各所で開催される「THE LIVE」
- 「渋谷ファッションウィーク 2025 春」の開催を祝し 一般参加可能なナイトパーティーを1日間限定で開催する「THE PARTY」
渋谷ファッションウィークには、デザイナー、アーティスト、商業施設の運営者、地域の店舗オーナー、そして一般市民など、多様な人々が関わっています。
デザイナーやアーティストは新作の発表や展示を行い、商業施設や店舗は特別なプロモーションやイベントを企画。
また、来訪者はこれらのプログラムを通じて渋谷の魅力を再発見し、地域全体の盛り上げに貢献しています。
『世界を代表する新しいFESを、渋谷から』
渋谷ファッションウィーク実行委員長 大西賢治氏は冒頭で「渋谷のコンセプトである“違いを力に変える”にちなみ、様々な方に色んな楽しみ方をしてほしい。ファッションウィークを機にたくさんの方に渋谷に来て欲しい」とあいさつ。
クリエイティブディレクター 田中ヒロ氏は、「今年から世界的なイベントにしていきたいという思いで3rdフェーズとして街そのものを舞台にし、『世界を代表する新しいFESを、渋谷から』」と宣言。渋谷から世界トレンドを発信していきたいと語りました。
トークセッションで、株式会社れもんらいふ代表 アートディレクターの千原徹也氏は「渋谷・原宿は憧れの場所でした。90 年代に、ギャラリーやブティック、レコード屋、カフェを夢中になって回りました。それから 30 年、今、そのカルチャーを発信できる立場になって、あの頃の僕が夢中になれる渋谷・原宿になっているか?
カルティベイトというコンセプトをきいて、そんな事を考えさせられます。これからも、夢中になれる街でいたいという思いから今回の企画を考えました。ぜひ、僕が夢中になったカルチャーを体感しに来てくださいね。」と話しました。
渋谷ファッションウィーク2025春は、3月13日から3月23日まで開催されています。
ファッションとアートが織りなす多彩なプログラムを通じて、渋谷の新たな魅力を発信し続けます。この期間中、渋谷の街を訪れることで、最新のカルチャートレンドやアート体験を楽しむことができるので、ぜひ参加してみてください。