藻場ってなに?──海の命を育む“海の森”
藻場調査イメージ
藻場とは、海藻が根付く岩礁や海底のこと。魚の産卵や稚魚の育成、海水の浄化など、海洋生態系の基盤となる“海の森”です。しかし近年、地球温暖化による海水温の上昇や植食性魚類の増加により、藻場の減少=磯焼けが深刻化。勝浦市でも、かつて豊かだった藻場が失われつつあります。
地域と企業が手を取り合い、“海の未来”を守る
東急不動産と東急リゾーツ&ステイは、勝浦市でホテルやゴルフ場、別荘地を含む「東急リゾートタウン勝浦」を運営。これまで“森”の保全に取り組んできた企業が、今回“海”の保全にも本格参画。地域の魅力を守りながら、持続可能な観光と暮らしのあり方を模索しています。
“食べて守る海”──勝浦の未利用魚を活かしたサステナブルバーガーが誕生!
海の未来を、ひと口から。東急不動産株式会社と東急リゾーツ&ステイ株式会社は、2025年10月1日(水)より、勝浦の植食性魚類(未利用魚)を活用した地産地消のサステナブルバーガー『勝浦ブルーバーガー』の提供を開始します。
場所は、勝浦東急ゴルフコース内レストラン。勝浦の海洋環境保全・藻場保全への貢献を目指す、食を通じた新たな取り組みです。
未利用魚が“美味しい選択肢”に
近年、地球温暖化による海水温の上昇に伴い、藻場を食い荒らす植食性魚類が増加。その駆除対象となる魚たちを、ただ廃棄するのではなく「美味しくいただく」ことで、海の生態系を守るという発想から生まれたのが『勝浦ブルーバーガー』です。
未利用魚とはいえ、鮮度も味も申し分なし。地元の漁業者と連携し、丁寧に調理されたフィッシュパティは、サステナブルでありながら満足度も高い一品です。
さんが焼きバーガー
ポテト、オニオンリング、ドリンクセット付き1650円税込
フィッシュ照り焼きバーガー
ポテト、オニオンリング、ドリンクセット付き1650円税込
どちらも絶品!それもそのはず、東京・日本橋のフランス料理店 Mezzanineでシェフを務める林修史シェフが監修。
“食べること”が、海を守ることにつながる──
勝浦ブルーバーガーは、地域の海と暮らしに寄り添う新しい選択肢。旅の途中に、週末のランチに、ぜひそのひと口を体験してみてください。
藻場保全を“食”で応援!イベント開催
藻場保全活動をもっと身近に感じてもらうため、勝浦東急サニーパークでイベントを開催。駆除対象となった植食性魚類を活用した「勝浦ブルーバーガー」を提供し、食を通じて藻場保全に貢献するユニークな試みも。
【開催日時】2025 年 9 月 20 日(土)
【開催場所】勝浦東急サニーパーク ふれあい広場(千葉県勝浦市鵜原 2210-64)
【コンテンツ】
・藻場保全活動のパネル展示
・勝浦ブルーバーガー(植食性魚類を活用したフィッシュバーガー)の提供
・ポリネシアン&ファイヤーパフォーマンス(同日開催:夕涼みシアターイベント)
・外房チアリーディングクラブによるパフォーマンスショー
(同日開催:夕涼みシアターイベント)
・キッズ向けプレーパーク(同日開催)
【参加方法】申し込み不要
勝浦の海と暮らしに触れる1日を、ぜひご家族で体験してみませんか?