10月11日、北欧パビリオンにて「Nordic Arctic Day 北極圏のビジネスデー」が開催されました。北極圏をめぐる地政学・気候変動・デジタル化といったテーマでの議論がかわされました。イベントの終わりには、ルーフトップレストランにて北欧らしいフードがふるまわれ、参加者の交流の場となりました。
大阪・関西万博の閉幕が迫った10月11日に、北欧パビリオンカンファレンスルームにて「Nordic Arctic Day 北極圏のビジネスデー」が開催されました。開会にはヴィクトリア皇太子殿下とダニエル王子殿下がご臨席されました。
日本の閣僚、研究者、企業代表の方が登壇し、北極圏をめぐる地政学・気候変動をテーマに議論されました。
北欧・関西ビジネスアライアンス 発表セレモニー
北欧5か国(デンマーク、フィンランド、アイスランド、ノルウェー、スウェーデン)の在日商工会議所、関西商工会議所連合会の方々が北欧パビリオンの展示エリアに集結。「北欧・関西ビジネスアライアンス(Nordic Kansai Business Alliance/NKBA)」の発足を正式発表しました。大阪・関西万博を通じてネットワークがより強まったことを強調。これからも関係性を深めていくとのことでした。
午後のセッションではデジタル化について議論が交わされました。国や専門分野によって異なる意見を聞くことができました。参加者の質疑応答に答える場面もありました。
イベントの最後には、北欧パビリオンのルーフトップレストランにて、ネットワーキングがおこなわれました。北欧らしいミートボールやサーモンを使ったフィンガフードと、ドリンクがふるまわれました。
北欧パビリオンにて開催された企業イベントは、200件を超えたそうです。北欧パビリオンは、単なる展示空間にとどまらず、日本と北欧をつなぐ架け橋とのしての役割を果たしてきたとのことでした。わたしも何度かイベントを取材させていただきましたが、各分野の専門家による議論は、毎回とても興味深いものでした。北欧5カ国のパビリオンということで、5カ国それぞれの考えを知ることができるというのが、北欧パビリオンの最大の特徴であったと考えます。
イベントの際には、毎回、北欧パビリオンのレストランでも提供されているフグレンのコーヒーや、北欧パビリオンオリジナルパッケージのお水、そしてクッキーやグミなどおやつのおもてなしがありました。心温まる北欧風のおもてなしが嬉しかったです。