2025年10月14日、ジェイトモール(上十条)にて「ファンと共に『きたいを超える』北区シティブランディング戦略発表会」が開催されました。会場には、北区長・やまだ加奈子さんをはじめ、クリエイティブディレクターの後智仁さん、タレントのせきぐちりささん、そして渋沢栄一をモチーフにしたキャラクター「しぶさわくん」も登場。北区の新たな一歩を象徴する、熱気あふれる発表会となりました。

東京の“北の玄関口”、北区ってどんなまち?

東京都北区は、東京23区の北部に位置し、荒川を挟んで埼玉県と接するエリア。JRの駅数が都内最多の11駅を誇り、都電・地下鉄も含めて交通アクセスは抜群。都心への通勤・通学はもちろん、週末のお出かけにも便利な“鉄道のまち”として知られています。

区内には、江戸時代から桜の名所として親しまれてきた「飛鳥山公園」や、和洋の美が調和する「旧古河庭園」など、自然と歴史が息づくスポットが点在。また、赤羽駅周辺は飲み屋街や商店街が充実しており、近年では“住みたい街”としても注目を集めています。

文化面では、近代日本の礎を築いた渋沢栄一が晩年を過ごした地としても有名。彼の邸宅跡地には「渋沢史料館」があり、地域の誇りとして多くの人に親しまれています。

さらに、地域密着型のイベントも豊富で、「赤羽馬鹿祭り」や「王子狐の行列」など、ユニークで温かみのある催しが季節を彩ります。

区民投票で決定!新ロゴに込められた想い

みんながパソコンに貼りたくなるようなかっこいいマークがいい。活動としてのマーク、区長、職員、北区のメンバーがみんなひとりひとりが輝いて活動する象徴に。

躍動感があるロゴで、センスの良さが感じられる。行政だけが使うのではなく、区民の方もこのロゴを使って何か活動がはじまるような中心になってくれるといいなと語りました。

今回発表された新しいブランディングロゴは、後智仁さんが手がけ、区民投票によって選ばれたもの。約3週間という短期間で1,966件もの投票が集まり、北区民の関心の高さがうかがえます。

会場ではロゴ入りTシャツを着たスタッフが迎え、映像やパネル展示でロゴの世界観を体感できる演出も。

「このロゴが、北区の魅力を伝える旗印になってほしい」──そんな想いが込められたデザインは、今後の広報活動の中心となる予定です。

北区を“好き”でつなぐ、サポーター制度が始動

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発表会では、公式インスタグラムの運用開始とともに、「北区ブランディングサポーター制度」も発表。この制度は、北区の“ここが好き”を発信したい個人・法人・事業者が誰でも参加できる仕組み。
SNSや日常の中で、北区の魅力を広める活動を応援していくそうです。

さらに、発信力のある著名人やキャラクターを「スペシャルブランディングサポーター」として任命。今回は、しぶさわくんとせきぐちりささんがその役を担い、区長からサポーター証を模したパネルが贈呈される場面も。

“きたい”を超えて、もっと好きになるまちへ

「選ばれるまち」へ──北区が掲げる新ビジョンは、ただのPRではなく、区民やファンと共に育てていく“共感型ブランディング”。ロゴや制度はその第一歩であり、これからの北区の魅力発信は、もっと身近で、もっと楽しくなっていきそうです。

あなたの“好き”が、北区の未来をつくる。

公式インスタグラムやサポーター制度を通じて、ぜひ参加してみてください。