human jointが実施した「シングルマザー 実態調査」(調査期間:2025年10月3日〜6日、対象:全国のシングルマザー1,000名)により、全国のシングルマザーが抱える悩みや生活実態が明らかになりました。調査では、最も多くの人が挙げた悩みが「生活費や養育費などの経済面」(76.3%)。次いで「自分の時間がない」(27.7%)、「孤独を感じることがある」(25.5%)が上位に並び、仕事・子育て・心の負担が複合的にのしかかっている現状が浮き彫りとなりました。
7割以上のシングルマザーが経済面の不安を抱える
特に30〜40代では約8割が「生活費や養育費の負担」を感じていると回答。
中高生の子どもを持つ世代では、学費や塾代などの支出が家計を直撃しているとみられます。
地域別では「東北地域」「中部地域」「近畿地域」で経済的な不安を感じる人の割合が高く、生活費や教育費の確保が深刻な課題となっていることがわかりました。
ローン審査の壁 30〜40代の約2割が「通らなかった経験あり」
経済面の不安の中でも、「ローン審査に通らない」という声が顕著に見られました。
調査では「車などのローンが通らなかった」(7.3%)、「賃貸審査が通らなかった」(3.6%)、「両方」(3%)と回答しており、30〜40代では約5人に1人がローン審査に落ちた経験を持つことがわかりました。
ローンが通らなかった人の地域では、1位「東北地域」、2位「中部地域」、3位「中国地域」という結果に。生活の立て直しや移動手段の確保が難しい現状が浮かび上がっています。
実家の近くで暮らすシングルマザーが3人に1人
「生活上の安心感を得るため」「子どもの預け先として頼っている」「経済的に頼っている」といった理由から、実家と同居、または実家の近くに住むシングルマザーが全体の約7割を占めました。
具体的には、「実家と同居」(30.4%)、「車で15分以内」(24.8%)、「車で30分以内」(12.9%)と、3人に1人以上が実家の近くで生活していることがわかりました。孤立を避け、精神的・物理的な支えを求める傾向が見て取れます。
生活の要は「車」。7割以上が自家用車を所有
子どもの送り迎えや買い物など、日常の移動手段を尋ねたところ、「自家用車」(76.7%)が最多。自転車(10.5%)、徒歩(6.1%)、公共交通機関(2.9%)などを大きく上回り、車が“生活の必需品”であることが明らかになりました。
ただし、自動車を所有していない人は2割超(21.5%)おり、そのうちの約4割が「条件次第で購入したい」と回答。一方で「ローン審査に通るか不安」「維持費が高い」といった理由から、購入をためらう人も多い結果となりました。地域別では、車がないと生活が難しい東北地域のシングルマザーが、最も高い購入意欲を示しています。
シングルマザーの自動車購入を支援する「COCOCARローン」
調査を実施したhuman jointでは、信販会社を通さない独自審査を行う自社ローン専門の中古車販売サービス「COCOCARローン」を展開しています。
審査通過率は97.6%と高く、自己破産や債務整理などの経験がある方でも申し込み可能。電話やLINEで契約まで完結できるため、店舗に行かずに車を購入することができます。ローン審査に不安を感じる人向けに、「10秒カンタン審査」を公式サイトで実施中です。
公式サイト:https://cococar-hp.net/
調査概要
調査対象:全国のシングルマザー1,000名
調査方法:楽天インサイトによるインターネット調査
実施時期:2025年10月
調査項目:子育ての悩み、住環境、経済状況、ローン・移動手段 ほか
「生活費」「孤独」「移動手段」――。
シングルマザーを取り巻く課題は多岐にわたりますが、実家との距離や地域コミュニティ、支援制度が、生活の安定に直結していることが今回の調査から明らかになりました。