女性の転職に特化したサイト『女の転職type』は、働く女性383名を対象に「カジュアル面談」に関するアンケートを実施しました。調査では、面談を経験した約8割の女性が「応募意欲が高まった」と回答し、面談の効果や求職者の本音が明らかになりました。
詳しい結果はこちら:https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/vol-115/
約4割がカジュアル面談を経験、主な目的は「仕事内容の理解」
調査によると、カジュアル面談の経験者は36.8%。その理由として最も多かったのは「仕事内容を知りたい」(75.2%)、次いで「職場の雰囲気・人間関係を知りたい」(56.7%)、「働き方を知りたい」(34.8%)でした。実際に面談で質問した内容も「仕事内容」が85.1%と最多で、求職者が“実際の業務やチームの雰囲気”を重視していることがうかがえます。
【Q.1 カジュアル面談(※)したことある?】
【Q.2 カジュアル面談をした理由は?】
【Q.3 カジュアル面談で聞いたことは?】
8割が「応募意欲が高まった」と回答
面談を経験した人のうち、「かなり高まった」36.9%、「やや高まった」41.1%と、計78.0%が応募意欲の向上を感じたと回答。一方で「やや下がった」「とても下がった」と答えた人はわずか4.2%にとどまり、カジュアル面談が企業理解や意欲喚起に有効であることが浮き彫りとなりました。
【Q.4 カジュアル面談をして企業への応募意欲は高まった?】
【Q.5 今後転職するなら、カジュアル面談をしてみたい?】
話したい相手は「配属部署のメンバー」が最多
今後転職をする際に「カジュアル面談をしたい」と答えた人は84.3%。そのうち、話したい相手として最も多かったのは「配属予定部署のメンバー」(58.8%)でした。次いで「配属予定部署の上司」(53.2%)、「自分と属性が近い人」(39.3%)と続き、リアルな職場の声を求める傾向が見られます。
【Q.6 カジュアル面談で話したいのはどんな人?】
一方、「早く選考に進みたい」という声も
カジュアル面談をしたくない理由としては、「早く選考に進みたい」(95.0%)が最多。また「面談と言いつつ選考の一部だと思う」(73.3%)、「転職活動にかける時間を少なくしたい」(55.0%)といった意見もあり、求職者によっては効率を重視する姿勢も見受けられました。
【Q.7 カジュアル面談をしたくない理由は?】
『女の転職type』では、正社員で長く働きたい女性に向けて、リアルな仕事観やキャリア意識を調査する「データで知る『女性と仕事』」を定期的に実施しています。今回の調査結果は、企業が求職者との向き合い方を見直す上でも、貴重な示唆を与える内容といえそうです。
■調査内容:第115回「カジュアル面談ってどう?」 / データで知る「女性と仕事」
・調査期間:2025年9月12日~9月25日
・有効回答数:383名
・調査対象:女の転職type会員
・調査方法: Web上でのアンケート
詳しい調査結果はこちら:https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/vol-115/