地上30m、銀座の街並みを一望できるテラス席を備えたインターナショナルなバーラウンジ「THE GREY ROOM」。インド料理の概念をくつがえすモダンインディアンキュイジーヌレストラン「SPICE LAB TOKYO」の系列店です。時間の流れとともに表情を変える銀座の景色を眺めながら、心ほどけるひとときを過ごせる特別な場所です。

銀座で出会うスパイスの芸術

銀座の街並みを見下ろす地上30m。銀座の中心にありながら、まるで異国を旅しているような気分にさせてくれるモダンインディアンレストラン『SPICE LAB TOKYO』。こちらの上階にある姉妹店 バーラウンジ『THE GREY ROOM』では、ランチタイムに本格的なビリヤニとカレーのセットが楽しめます。さっそく足を運んでみました。

エレベーターを降りると、グレーを基調にしたインテリアに、柔らかな光が差し込み、銀座の景色が静かに広がります。テラス席からは空が近く、都会の喧騒を忘れさせてくれる心地よさ。ひとりでも、誰かとでも、自然体で過ごせる空間です。

香りで始まり、余韻で満たされるビリヤニとカレー

今回いただいたのは、スパイスラボ特製 ビリヤニ+カレーセット(2300円)に選べるカクテルORモクテル(900円)+選べるデザートセレクション(1000)

ミックスリーフサラダ・スパイスララボ特製カレー(ベジタリアンも選べます)・ビリヤニ・デザート。

Taaps Island

こちらのランチセットには、バータイムで人気のスパイスカクテルをランチタイムから楽しめるという贅沢な体験ができます。

麦焼酎「谷口酒造 東京島酒 御神火」を使用したカクテル(ピスコ・グアバ・カルダモン)グラスが運ばれてきたあと、目の前で最後の香りづけを施す演出も。

まず運ばれてきたミックスリーフサラダには 特製スパイスドレッシングがかかっています。

続いて登場するカレーは、日替わりで内容が変わるそう。この日はチキンマサラ(チキン)とパニールティッカマサラ(ベジタブル)をそれぞれオーダーしてシェアしました。スパイスの層が繊細に重なり、辛さよりも“香りの余韻”が印象的。

そして、看板メニューのビリヤニ。ふわっと香るバスマティライスに、日本の旬食材がさりげなく使われていて、まさに“モダンインディア”の真骨頂。スパイスは主張しすぎず、でも確かに存在感があり、食べ進めるほどに深みが増していきます。単品でもかなりおいしくてはまりました。

デザートは、3種のインディアンスイーツとマサラティー。スパイスの余韻を残しながら、やさしく締めくくってくれる一品です。

インド✖日本“文化のマリアージュ”ともいえる一杯

この日、特別にいただいたのは、THE GREY ROOMの新作カクテル。どれもベースには日本の焼酎が使われており、そこに日本酒の繊細さと、インドスパイスの大胆さが重なり合う、まさに“文化のマリアージュ”ともいえる一杯たち。

米由来のまろやかさと焼酎のキレが加わり、飲み口は驚くほどスムース。一見対極にあるようで、実はどこか通じ合う——そんな日本とインドの感性が、カクテルという形で見事に融合していました。

Spacey Chaat

日本伝統の麹のうまみを最大限に表現した麦焼酎「iichiko 彩天」を使用したカクテル(ラム・シェリー・ザクロ・紫蘇・ チーズ・発酵唐辛子・チーズチップス・ハラペーニョピクルス)

「セイボリーカクテル」と呼ばれる部類のカクテルで、階下の姉妹店レストラン・「SPICE LAB TOKYO」で提供されている「大葉のチャート」という料理からインスピレーションを受けたカクテル。チーズチップスとハラペーニョを先に食しそのあとにカクテルを含むと、、、これまでに食したことのない、まったく新しい“食感と香りのレイヤー”が広がっていきます。

Mad Pink City

Mass Connection

カーボネーションカクテル2種、炭酸で割らずに液体そのものを炭酸仕立てにしたもの)

Mad Pink City=米焼酎「松露酒造 genshu.米熟成2004」を使用したカクテル(イチゴ・マサラティー・クローブ・ホッピー)

Mass Connection=芋焼酎「松露酒造 黒麹仕込松露」を使用したカクテル(マスカット・柚子・カルダモン・山椒・昆布)※昆布はガーニッシュ

銀座のラグジュアリー空間で、スパイスの旅を

Instagram

www.instagram.com

店内は、銀座の街並みを望むスタイリッシュな空間。ランチタイムでもゆったりと過ごせる雰囲気で、ひとりでも、友人との食事にもぴったり。この内容で税込2,300円(別途10%サービス料あり)というのは、正直驚きのコストパフォーマンスです。

銀座で、スパイスの芸術に触れるひととき。まずはランチで、“モダンインディア”の扉を開いてみませんか?