「投稿より保存」が当たり前に。Z世代2,000人が明かす外食のリアルな選び方
外食の選択肢が増え続ける一方で、物価高の影響もあり「どのお店を選ぶか」はますます重要になっています。そんな中、Z世代はどのように外食先を探し、来店を決めているのでしょうか。今回、15〜30歳のZ世代2,000名を対象に行われた外食に関する意識調査からは、SNS、とくにInstagramを軸にした情報収集と、「保存」を前提とした検討スタイルが定着している実態が見えてきました。
外食頻度は控えめ。「外食をしない」が最多に
まず、1カ月の外食頻度(テイクアウト・デリバリー除く)を聞いたところ、「外食をしない」が23.7%で最多となりました。「月に1回程度」「月に2回程度」を合わせると41.3%にのぼり、半数以上が月2回以下という結果に。Z世代の外食は、日常的というより“選んで行くもの”へと変化している様子がうかがえます。男女別では、「外食をしない」と回答した割合は男性の方が高く、外食に対する距離感にも差が見られました。
外食する人の約6割が「事前検索」を実施
「月に1回以上外食をする」と回答した人に、お店を事前に調べるかを尋ねたところ、約6割(59.0%)が「検索する」と回答しました。
一方で、検索をしない層も一定数存在しており、偶然見つけたお店や行き慣れた店舗を選ぶスタイルも共存しています。なお、事前検索をする割合は女性の方が高く、外食前の情報収集に対する意識の違いも明らかになりました。
外食時のSNS投稿は少数派。半数以上が「投稿しない」
SNSには日々多くのグルメ投稿が並びますが、実態はやや異なります。外食時に料理や店内の写真をSNSに投稿するかを聞いたところ、半数以上が「投稿しない」と回答しました。Z世代にとってSNSは「発信の場」というより、「情報収集や記録の場」としての役割が強まっているのかもしれません。男女差もほとんど見られず、投稿しない選択はごく自然な行動となっているようです。
お店探しの主役はInstagram。SNSを横断して使い分け
続いて、月1回以上外食し、検索や投稿を行う400人を対象に、お店探しでよく使うサービスを調査しました。
最も多かったのは「Instagram」(46.5%)。次いで「X(旧Twitter)」(29.3%)、「Google検索」(27.0%)が続きます。さらに、「TikTok」や「YouTube」も2割前後と高い数値を示し、写真や動画による直感的な情報が重視されていることが分かります。
一方、グルメサイトでは「食べログ」が25.0%で、全体の4位にランクインしました。用途に応じてSNSや検索サービスを使い分ける、柔軟な情報収集スタイルがZ世代らしい特徴といえそうです。
情報は「保存してから考える」。外食でもストック消費が定着
今回の調査で特に印象的だったのが、「保存」を前提とした行動です。約8割が、気になったお店情報をSNSなどで保存し、後から比較・検討していることがわかりました。保存の目的は「忘れないため」が中心ですが、友人とのシェアや候補の比較に使うケースも多く、外食においても“ストック消費”が当たり前になっています。
Z世代の外食は「即決」より「検討」がキーワード
今回の調査から、Z世代の外食行動は、
・外食頻度は控えめ
・Instagramを起点に情報収集
・投稿よりも保存を重視
・複数ツールを使い分けて検討
といった特徴が浮かび上がりました。
外食は「その場のノリ」ではなく、「事前に見つけ、保存し、比較して選ぶ」ものへ。Z世代に選ばれるためには、SNS上での見つけやすさと、保存したくなる情報設計がますます重要になりそうです。
なお、本リリースで紹介しきれなかった調査データの詳細は、下記ページから確認できます。
https://boku-to-watashi-and.com/z-category1_detail/zview-article044