渋⾕ファッションウィーク実⾏委員会は「TOKYO CREATIVE SALON 2026」に参画し、「渋⾕ファッションウィーク 2026 春」を3⽉13⽇(⾦)〜3⽉22⽇(⽇)の期間に開催します。 同イベントは、多様な個性や価値観が交錯する街“渋⾕”から、世界に向けてカルチャー発信を続けている都市型ファッションイベント。2014年3⽉の初開催以来、毎年春と秋の開催を重ね、今回で25回⽬となります。

イベントの開催に伴い、「渋⾕ファッションウィーク 2026 春」の概要やコンセプト「CULTIVATE」に込めた想い、さらに今後の展望を周知する「渋⾕ファッションウィーク 2026 春 メディア向けラウンドテーブル」が、3月13日(金)に渋⾕サクラステージにて実施されました。また、今回キービジュアルを担当したアーティスト/イラストレーターのFace Oka氏を迎え、「変わりゆく渋⾕の街、進化し続けるSFW」をテーマにクロストークも行われました。

ラウンドテーブル当日、渋谷ファッションウィーク クリエイティブディレクター 田中ヒロ氏は「昨年から渋谷ファッションウィークは新しいフェーズに突入をしています。見据える先は『世界を代表する新しいフェーズを渋谷から作っていきたい』と考え、2年目に入った形になります。スタートは2014年3月、今回で13年目・25回目となります」と、13年目という長い歴史のあるイベントの今後について語りました。

「大きく街が変わってくる中で、この渋谷ファッションウィークの役割も変わってきています。2020年にセカンドフェーズ(TOKYO CREATIVE SALONとの連動)、そして昨年2025年からはサードフェーズとして、『世界的なフェスを街を舞台にして作っていく』という形をとり、より開催面積やエリアを広く捉え、街全体という形での開催を目指しています」と、イベントの目標を伝えました。

今回のイベントは大きく6つのコンテンツで構成されています。「1.THE SHOPPING(ザ・ショッピング)」、「2.THE STAMP RALLY(デジタルスタンプラリー)」、Bunkamura ザ・ミュージアム現展示室での最後の展覧会となる、写真家・高木由利子氏の写真展を含む「3.THE EXHIBITION(ザ・エキシビション)」、atmos、BEDWIN & THE HEARTBREAKERS、DENHAM、ISNESSなど、多角的にブランドとコラボする「BRAND COLLABORATION(ブランドコラボレーション)」。

「5.THE CULTIVATE MARKET by SFW(ザ・カルティベート・マーケット)」は今回の注目イベントで、「コミュニティを混ぜる」という考え方の新しいファッションマーケットです。渋谷サクラステージ イベントスペース(BLOOM GATE)にて、3/20(金・祝)、3/21(土)の2日間開催。TOKYO NEW AGE、CFD TOKYO、ELITE JAPANがマーケットに参加します。

「6.UPCYCLE PROJECT(アップサイクルプロジェクト)」は、一般社団法人アップサイクルとコラボレーション。イベントで使用したバナーやフラッグを廃棄せず、Face Oka氏のビジュアルと連動した商品としてアップサイクルし、スタンプラリー等の景品やマーケットでの販売が行われます。

ハチ公やスクランブル交差点といった渋谷のシンボルをポップなイラストで描いた今回のFace氏によるSFW(渋⾕ファッションウィーク)のキービジュアル。

田中氏とのクロストークにて、キービジュアルに込めた思いをFace氏は「渋谷はどんどん新しく生まれ変わって、どんどん人も増えて、みたいなイメージがあります。僕の中での一つは『カオス』というか、その感じが逆に好きではあるんですけど。じゃあ、そこにメインの物を持ってくるってなったときに、僕はどちらかというと『引き算』でものを作るのが好きなので、どこまで引き算してシンプルにしつつ、多様性を入れ込めるかっていうので最後は考えた」と、振り返りました。

また、質疑応答にて記者から、渋谷の象徴でありキービジュアルにも描かれているハチ公やモヤイ像について聞かれると「やっぱりワンちゃん(ハチ公)って可愛いじゃないですか(笑)。あと、モヤイ像は何と言うか『意味もわからず、あそこにずっと居る』っていう、あのおかしな感じが僕は好きで。

渋谷だけじゃなくて、いろんなところでそういう『キャラクター』になるものってあると思うんですけど。今の新しい建物もそうですけど、あまりにも全部が新しくスタイリッシュに変わってしまうのは、ちょっと寂しかったりもします」と、 アーティストの視点から、利便性やスタイリッシュさだけではない、街の「愛嬌」や「謎めいた魅力」を大切にしたいという思いが語られました。