2026年3月にOPENし、SNSでみかけたあの独創的な料理は?と話題になっている日本料理店「絵画の料理」。京都八坂の和の建築の中で、アートのような美しい日本料理を楽しむことができます。
作り手は有名店や海外で修業なさった料理長、おもてなしはインターナショナルなスタッフ。アートの世界に没入したかのようなディナー紹介します。
京都市東山区「絵画の料理」
京都東山、八坂神社からもほど近い場所に、さりげなく佇む「絵画の料理」。100年以上前に建てられた旅館をリノベーションした建物の京都らしい風情の中で、日本料理をいただきます。
庭をのぞむ個室へ。『絵画の料理』は日本建築の家屋の中で“建築のように緻密に、あるいは構造的に料理を構築する”という独自の視点から生まれた料理と建物そのものを楽しむお店です。
「四季彩会席 – GION」(25,000円)
京都のウイスキーで乾杯!この日は豪華なコースをいただきました。
【先付】黒胡麻豆富
高野山の金堂が金粉で描かれた黒胡麻豆腐。見た目だけでなく味わいが濃厚すぎず美味!
料理長は料理の鉄人、道場六三郎氏に師事し、その後、シンガポールや上海で調理の経験を重ねました。正統派の和の技を磨きつつ、国際的な観点で料理を作り出しています。
【前菜】大地のサラダ
鋤が飾られ野菜傍目のような遊び心溢れるサラダ。人参に玉ネギのドレッシングとたっぷりのナッツが合い洋風な味わい。
【椀物】旬魚のお吸い物
優しい味わいのお出汁にほっこり。ゆずがアクセント。
【造里】絵画の刺身
お店のシグネチャーメニューともいえるお造り。実は銀閣寺もこんにゃくでできていて食べられるんです。私は大のこんにゃく好き。いくつかバージョンがある絵皿には土地の名前が。こちら「奈良」と書かれています。これこそまるで絵画!きちんと美味しく新鮮です。
【蒸物】黒金和牛小籠包
黒い色はイカ墨。味わいもこく深く、中には近江牛の旨みが詰まっています。
【凌ぎ】蓮根饅頭
たっぷりと車海老や蓮根チップ、 銀杏がのっていて豪華なれんこん饅頭です。
【強肴】“大文字” 近江牛
「大」の文字に飾られた近江牛のローストビーフは、レア感が絶妙。
【食事】鯛とひじきと舞茸の釜飯 ちりめん山椒 木の芽
蓋を開けると、釜飯には「陰陽マーク」ともいわれる太極図を模る白と黒の模様。鯛の白が美しい。黒はひじき、ちりめん山椒が添えられています。
【香物】絵画意匠香の物(文房四宝 匠工具足)
香の物までアートなんです!文房四宝(ぶんぼうしほう)は、中国文人の文房趣味のひとつで筆(ふで)・墨(すみ)・硯(すずり)・紙(かみ)。もう一箱は工具。全て食べられるのは良いですね。
デザートの前にアートな時間!
私は赤富士にしました。お土産にいただけるので、思い出になります。
熊本デコポンと謹製花もなか
甘いデコポンとお花のような可愛い花もなか。小さくめのカラフルな練り切りを最中で挟みます。
今回はプラスでデザートを追加注文しました。
抹茶と金箔のティラミス
ティラミスには金粉がのっていて華やか。ほうじ茶のシロップは甘さ控えめで軽くいただけます。
玉露ですっきりと〆ました。
高級感あふれる夜も素敵ですし、明るいうちに訪れると庭や家屋が見応えありです。
日本の伝統建築美、和の空間、極上の和の美味、インターナショナルな感性、訪れるだけで五感と知性を刺激する、唯一無二の料理体験が出来る『絵画の料理』。
本当にお店の方々のおもてなしが素敵で、私がうかがった時は春の始まりの時期だったので、季節ごとにまた行きたい!ときっと思うはず。
絵画の料理
@kenchiku_kaiga_ryori
京都市東山区祇園町南側501-3
TEL 050-5597-6790
営業時間:12:00〜22:00
定休日:月曜日(不定期で水曜日)祇園四条駅から600m