株式会社マルハン東日本カンパニーが28日、東京・ベルサール秋葉原で、体験型フードフェス『脳汁横丁2026』のメディア先行体験会を開催しました。
『脳汁横丁』は、同社が2024年4月から始動した、パチンコ事業における次世代ファンの獲得・育成を目指す「ヲトナ基地プロジェクト」の一環として展開しているイベントです。2026年は5月29日から31日までの3日間、ベルサール秋葉原で開催されます。
前回は来場者1万人、SNS投稿6000件超を記録。第6弾となる今回は「奉脳祭(ほうのうさい)」をコンセプトに掲げ、本能や熱狂を解放し、驚きやひらめき、「好き!」を極める衝動を捧げる祝祭空間を打ち出します。会場には、約150個の提灯に映像を映し出す「提灯マッピングステージ」、ガソリンスタンドの給油機を模したドリンクサーバー「脳汁スタンド」、クリエイターとコラボした9つの体験型屋台などが並びます。
先行体験会では、株式会社マルハン東日本カンパニーブランド戦略部で同イベントの企画責任者を務める仲奈稚氏が登壇。まず「なぜマルハンが脳汁横丁を開催するのか」という背景について説明しました。
仲氏は「私たちは2024年から、パチンコ事業における次世代ファンの獲得・育成を目指し、ヲトナ基地プロジェクトを始動してきました。今回、この脳汁横丁2026が第6回目となるイベントとなります」と紹介。プロジェクト名に込めた思いについては「ヲトナとは、おたくと大人を掛け合わせた私たちが作った造語になります」と述べ、「大人になっても好きなことを全力で楽しむ、そんな大人たちを応援、肯定したい。そんな思いを込めて作っております」と語りました。
続けて、現代社会について「本来であればもっとメラメラとした思いを持って生きていきたい。もっと好きなことをやっていきたい。ただ、日常における生活や仕事においては、自分のその思いを押し殺しながら大人しく生きている方が、現在はすごく増えています」と指摘。その上で「そういう方々がもっと自分の好きなことを大切にし、熱狂に生きていくこと、そして思いっきり自分を解放していきながら、大好きな大人たちが好きなように遊び倒せるような、そんな場所、そして基地を作りたい」とプロジェクトの狙いを明かしました。
イベントのテーマである「脳汁」については「脳汁とは、驚きや達成感を感じたときに分泌されるドーパミンやアドレナリンなど、脳内物質をユーモアに表現する言葉です」と説明し、現在ではジャンルを超え「やばいな、何これ」「面白い、楽しい」と感じる高揚感全般を指す言葉として、若い世代にも定着しているとしました。そして「日常的に閉塞感のある世の中を打ち破るためには、脳が喜ぶような脳汁体験こそが、私たちが提供したい価値にもなります」と力を込めました。
最後には「皆様にとってこのマルハンが革新的な、やっぱり意味不明なことやってるな、やばい、おバカだなって言ってもらえることが、私たちにとっての大きな褒め言葉だと思っています」と笑顔を見せました。
続いて、企画監修を務めるクリエイティブディレクターのアフロマンス氏が登壇し、イベント全体の見どころを紹介しました。アフロマンス氏は「脳汁シリーズを通して、行き過ぎた体験というのを提供している」とした上で、今回は「体験型フードフェス」がキーワードになるとコメント。「去年もかなり凝ったフードの内容を用意していたんですけども、今年は全部の店舗で食べるだけじゃなくて、謎を解く、接客が面白いなど、ちょっとしたゲームコンテンツをして、それによってメニューが変化するといった、食と体験を絡めたような面白い脳汁体験を各店舗に用意しております」と明かしました。
「脳汁スタンド」については、会場内に設置された巨大な脳みそが浮かぶドリンクスタンドを指し、「ガソリンスタンドの筐体をイメージしたドリンクスタンドになっています。ガソリンじゃなくて脳汁をチャージできるという体験型コンテンツです」と解説。今年は新たに4人のクリエイターとコラボレーションし、内容を一新しているといいます。
また、約150個の提灯を使った「提灯マッピングステージ」にも触れました。アフロマンス氏は「本番中はこのマッピングステージ用に映像も制作しておりまして、この会場全体の照明と空間の音と全部連動して楽しむことができます」とアピールし、さらに「フィーバータイムの瞬間は、映像も会場内の電飾も全部連動して動いて、この空間に没入するだけでちょっと脳汁出るかも、というものを用意しています」と期待をあおりました。
会場には、個性的な物販エリア「脳汁マーケット」も登場。回転する縁起物や、ラグを手作業で制作するクリエイターなど、脳汁横丁の世界観に合う出店者が参加しています。さらに、会場中央には「脳汁ギャル神社」を設置。アフロマンス氏は「渋谷を歩いていたら、センター街にギャル神社というのを見つけまして」と誕生のきっかけを明かし、「奇跡のコラボレーションで生まれたギャル神社、脳汁ギャル神社になっております」と紹介しました。
最後には「このイベントのために半年間くらいずっと、血と汗と汁を出しながら頑張ってきましたので、ぜひお楽しみいただければと思います」と呼びかけました。
会場には、総フォロワー740万人超を誇る人気クリエイターやインフルエンサーとコラボレーションした個性的な屋台が並びます。YouTubeチャンネル登録者数400万人超の人気クリエイター・トミー(水溜りボンド)をはじめ、アウトドア料理動画で注目を集めるリロ氏、独自の世界観で人気を集めるCGOドットコムなど、SNSで話題のクリエイターたちが参加し、それぞれの個性を生かした“脳汁体験”を展開します。
謎解きクリエイター・松丸亮吾率いるRIDDLERが監修する「マシマシ」は、“謎を解くほどカレーが豪華になる”参加型のミステリーカレー店。来場者は出題される謎に挑戦し、正解するごとにルーやトッピングが追加されていく仕組みで、ゲーム感覚で“脳汁”を味わえるコンテンツとなっています。
また、2000日以上すき家に通い続ける牛丼マニア・マナリスによる「まなりす家」では、牛丼を壁に向かって無心で食べる“壁丼”体験を展開。カウンター文化や孤独な食体験を逆手に取った演出で、来場者が自分だけの世界に没入できる空間を作り出しています。
さらに、珍しい食材を扱う「脳汁屋台」では、ハンマーヘッドシャークやワニ肉などインパクト抜群のメニューを提供。見た目やネーミングだけでなく、“食べること自体がイベントになる”ような体験型フードとして企画されています。
そのほかにも、接客そのものをエンターテインメント化した店舗や、ゲームの結果によってメニュー内容が変化する屋台など、各ブースごとに異なる“脳汁体験”を用意。単なるフードフェスではなく、クリエイターの発想と来場者の参加が融合する体験型イベントとして構成されています。
“好き”を解放する大人のための基地として、そして脳を刺激する祝祭空間として展開される『脳汁横丁2026』。秋葉原の会場には、食、音楽、映像、クリエイター文化が交差する、異様な熱量のフェス空間が広がっていました。